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2016年12月

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ ODYSSEY SLS、Arnage Racingらしいチーム一丸の戦いで、19位チェッカー。2016年の最終戦を締めくくる (Arnage)

 今季最高位の予選結果を悔しいアクシデントのために生かせなかった土曜日の第3戦の夜。翌日の最終戦に向けてメンテナンスを行っていたチームは、ミッションオイルに細かい切子を発見、ミッションをおろしてチェックすることを決断した。ミッションをあけてみたところ2速に細かいクラックを発見、チームはスペアパーツと交換して、シーズン最後となる戦いに向けて、遅くまで入念なメンテナンスを行った。

November 13th MOTEGI GRAND FINAL(熊本復興支援大会)入場者数;36000人

<QUOLIFY> 天候:快晴 路面状況:ドライ 気温:11℃ 路面温度:14℃

 朝の冷え込みは厳しかったが、早朝から大勢の観客がつめかけた。空は雲ひとつなく晴れて、絶好の観戦日和。昨日同様、朝8時40分より15分間一本勝負の予選が行われた。このもてぎ大会では2レースの2回の予選を異なるドライバーでアタックすることが決められており、ルーキー久保凜太郎選手が、自身のSUPER GTデビューイヤーとなった2016年シリーズ最後の予選をアタックすることになった。初めての予選アタックとなる凜太郎選手だったが、NEWタイヤの醍醐味を存分に生かし、堂々としたアタックで健闘。5Lap目に01'48.588のタイムをレコードして午後の決勝を20位から戦うこととなった。

 なお、予選の結果は次のとおり。

  • P1 #11  GAINER TANAX AMG GT3  平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1’54.932)
  • P2 #21  Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢 (1’55.522)
  • P3 #61  SUBARU BRZ R&D SPORT  井口卓人 / 山内英輝  (1’56.137)
  • P17 #50  ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 (1’58.433)

<RACE> 天候;快晴 路面状況;ドライ 気温:22℃→22℃ 路面温度:27℃→27℃

 午後になっても天候に大きな変化はなく、例年の最終戦からは想像できない汗ばむほどの陽気となった。今大会決勝前のウォームアップ走行は、通常の大会より枠が拡大されて15分間に設定されていたが、タイヤ温存の意味もあり、Arnage Racingは凜太郎選手を2周走行させただけでピットに戻し、決勝のときを待った。13時30分栃木県警のパレードランからフォーメーションラップへと続き、いよいよ今シーズン最後の戦いが幕を開ける。スタートドライバーの凜太郎選手は、自らが決めたポジション20位から、いつものように前へ出るチャンスをうかがう。しかし、ストップアンドゴーが特徴のツインリンクもてぎは、Meredes Benz SLS GT3にとって得意としないサーキットのひとつである。まして最終戦ともなると全車ノーハンデということもあり、いつものジャンプアップが難しい。

  凜太郎選手は1Lap目にひとつポジションをあげたものの、その後は少し後退して21位でレースの前半を走行した。とはいえ、マシンは昨日アクシデントがあったことを感じさせない好調な走りをみせていた。凜太郎選手は1分52秒台後半から53秒台前半のタイムで順調な走行を続け、18Lapのところでピットに戻ってきた。今日こそチームポイント3点を狙いたいチームは、もちろん手堅くタイヤ無交換作戦をとり、安岡選手をコースに送り出す。見かけ上の順位24位でコースに戻った安岡選手は、丁寧な走行で前方のマシンを一つずつオーバーテイクしてポジションを徐々に回復、残り8周のところで19位にまで浮上した。そして、最後まで目前の108号車と18位争いを繰り広げたが惜しくも時間切れとなり、ODSSEY SLSは2016年最後のレースを19位でフィニッシュした。

  • P1 #25 VivaC 86 MC 土屋 武士 / 松井 孝充
  • P2 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀 / 中山 雄一
  • P3 #4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P19 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎
ドライバー 安岡秀徒
 今日のレースは、凜ちゃんから割と早めに引き継いだのですが、予想よりもリアのグリップダウンが激しく、でも、そのマネージをしつつ、前方のマシンとバトル…っていうのは、難しくもやりがいがありました。ラップタイムも安定してたし、今までやったもてぎのレースの中で、アストンのときも含めて一番よかったと自分では思ってます。ドライの状況が少ない中でセッティングを進めていくっていうのも、後戻りせず確実に前へ進んでいけたので、そういう経験ができたのはすごくよかったと思います。一年間終わってみると、やっぱり今年も全戦完走できなかったというのは悔やまれるのですが、充実感というか、各レース各レースでの完全燃焼度合いは、特に後半鈴鹿以降かなり高かったと思います。戦闘力が低いアンダードッグの立場だからこその面白さというのが、やっぱり僕は好きなので、すごくやりがいもあったし、凜ちゃんを育てるというか、正しい方向に導くというのも、まあナニン君よりはできたのかな…(笑)特に、今日のレースは凜ちゃんが初めての予選をわりと冷静にやってくれて、自分でつかんだグリッドからのスタートはもちろん彼にとって初めてで、すごくいい経験になったんじゃないかと思います。自分にとっても凜ちゃんにとっても、すごく成長が感じられたシーズンでした。これを次に結び付けないともったいないので、また来年帰って来られるように、頑張らねばなりません。皆さんまた会いましょう。一年間お疲れ様でした。応援ありがとうございました。
ドライバー凜太郎選手
 昨日とは変わって、いつものようにスタートドライバーとしてスタートしたわけで、予選も自分でアタックして、まとめ切れなかったけど、初めてニュータイヤはいてアタックした感覚はすごい楽しくて、その分気合も入りました。スタートは2~3台くらいしか追い上げられなかったし、しかも、どんどん抜かれちゃったけど、スタートドライバーとしてやれることはやったつもりだし、このもてぎは僕にとってもよく知ってるコースだったんで、今までのスタートみたいに順位は上げられなかったけど、クオリティは上げられたと思います。それは一年間やってきて自分の中ではひとつ成長できたことかな。それに、タイヤを温存しながらペース上げてうまく後続車を行かせたり500とバトルしたりっていう部分は、今年一年すごく学べたことだし、まあ集大成とまでは言えないけど、よかったんじゃないかなと思います。ありがとうございます。
一年を振り返って
 チーム結成から4年目となる2016年は、いわゆる「2017年問題」を念頭に生き残りをかけて挑まなければならないシーズンとなりました。2015年度から引き続いてMercedes Benz SLS GT3で戦うことに決めたArnage Racingは、ルーキー久保凜太郎選手を第二ドライバーとして迎え、マシンにもこれまでにないイメージのカラーリングを施して、新しい風をチームに吹き込こむべくシーズンに臨みました。しかし、ほとんどのチームが新型マシンを投入してくる中、戦闘力の低いマシンで戦うことには限界があり、Arnage Racingは22位でシーズンを終えることになりました。今年も全戦完走の目標は叶わず、ドライバーズポイントをとることも叶いませんでしたが、苦しい中でも、いつもスポンサーやファンの皆様には温かいお力添えと熱い応援をお寄せ頂き、最終戦までシリーズを戦うことができました。チーム一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

Arnage Racing

SUPER GT

SGT:第3戦もてぎ ODYSSEY SLS、レース序盤のアクシデントで今季最高位の予選結果を生かせず26位に終わるも、完走ポイントを奪取 (Arnage)

 10月にタイで行われた第7戦の後、ODYSSEY SLSは再び3週間の船旅を経て11月初めにガレージに戻ってきた。次戦となるMOTEGI FINALは10日後に迫っており、メンテナンス期間は6日間とあまりに短かかったが、2日間で2つのレースを行うハードスケジュールが予定されており、かねてより不安材料だったミッションセンサのハーネスを交換したり、タイでの激戦の名残となった小傷を直したりしてできる限りのメンテナンスを施し、チームは慌ただしくツインリンクもてぎへと出発した。

 熊本復興支援大会として土日に行われる2つのレースに先立ち、金曜日に公式練習が行われた。午前、午後に1時間ずつの練習走行が予定されていたが、この日のツインリンクもてぎは天気予報どおり朝から強い雨が降っており、午前の走行前からウェット宣言が出されていた。雨脚が強い上に気温、路面温度ともに9℃と低く、とても安全に走行できる状態ではなかったため、コース上に出るマシンは少なく、ODYSSEY SLSも走行を見合わせて午後からの天気の回復を待った。午後になるといったん雨は上がったものの、路面は完全にウェット状態。午前中に走行できなかったマシンも多かったため、午後の走行枠は40分延長となり、Arnage Racingも安岡選手からウェットタイヤでコースに出て、凜太郎選手と交代しながら練習走行を行った。車両のコンディションは良好だったが、走行時間の半ばから再び細かい雨が降り始めた。天気予報では明日以降天候が回復することが見込まれており、レインタイヤでの練習は意味がないと判断したチームは、25周で走行を切り上げ、翌日からの連戦に備えることにした。

November 12th MOTEGI FINAL(熊本復興支援大会)入場者数;23500人

<QUOLIFY> 天候;晴れ 路面状況:ウェット 気温;11℃ 路面温度:12℃

 5月に行われるはずだったオートポリス大会の代替戦として、第3戦となったこの日のレースは、午前中にノックアウト方式で予選が行われ、午後から250kmのレースが行われるスケジュールとなっていた。この日は朝のうちこそ雲が多かったものの、次第に天気は回復し、予選開始の頃には日差しが戻っていた。しかし、前夜遅くまで降り続いた雨のため路面は乾かず、8時35分、ウェット宣言が出されての予選スタートとなった。次々とコースインするマシンはドライタイヤとウェットタイヤが混在していたが、各マシンが水しぶきを上げて走行する様子を見ていたチームは、ウェットタイヤでのアタックを決断、安岡選手が満を持してコースに出た。チームのチョイスは正しく、安岡選手は果敢な攻めをみせて1'58.433の好タイムをレコード、今シーズン最高位の17位から午後の決勝を戦えるチャンスを得た。

 なお、予選の結果は次のとおり。

  • P1 #11 GAINER TANAX AMG GT3  平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1'54.932)
  • P2 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢 (1'55.522)
  • P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT  井口卓人 / 山内英輝  (1'56.137)
  • P17 #50 ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 (1'58.433)

<RACE> 天候;晴れ 路面状況:ドライ 気温;18℃→22℃ 路面温度:24℃→24℃

 昨シーズンの最終戦以来久しぶりのスタートドライバーとなった安岡選手が、17番手からスタート。Arnage Racingは、安岡選手のスティントをできるだけ長くしてタイヤ温存を図り、タイヤ無交換作戦を手堅く成功させたいところ。目論見が当たれば250kmのレースで300クラストップのマシンとのマージンを1Lap以内に収め、チームポイント3点を取ることは難しいことではない。安岡選手は順調なスタートを切り、早々に前方のマシンをかわしてポジションアップ。16番手からレースを開始した。ところがタイヤが温まるまもなく、2Lap目に2箇所で相次いでクラッシュが発生し、セーフティーカーインとなってしまう。7周目にリスタートとなったが、その直前からODYSSEY SLSはトラクションコントロールの誤作動によると思われるノッキングの症状が出始めていた。後続車を引き離すのに苦労した安岡選手は、最終コーナーの出口でステアリングを右に切った状態で63号車と接触。マシンは右に曲がれなくなった状態のまま、這う這うの体でピットまで戻ってきた。メカニックが駆け寄りマシンをチェックしたところ、フロント右側のタイロッドブラケットが破損していることが確認された。急ピッチでパーツを交換し、右の前輪を交換したのちODYSSEY SLSは、7周遅れてなんとかコースに戻ることができた。安岡選手はアククデントのハンデを跳ね返すように1分52秒前半のタイムを連発しながら残りのスティントを走行、26Lap目に凜太郎選手と交代するためにピットに戻ってきた。チームは予定どおりのタイヤ無交換作戦を敢行、素早いピットワークで凜太郎選手をコースに送り出した。しかし、凜太郎選手のスティントになってもトラクションコントロールの誤作動の症状が治まらない。凜太郎選手は、監督の指示でトラクションコントロールをオフにしたままの走行を強いられることになった。さらに、接触の後遺症とも思われるバイブレーションとも戦いながら、凜太郎選手は後半のスティントを最後まで辛抱強く走りぬき、無事にチェッカーを受けることができた。

 ODYSSEY SLSは、接触によるピットインでレースの勝負権を失ったことは痛手ではあった。しかし、迅速なピットワークで最悪の事態を免れ、完走ポイント1点を手にすることができた。

  • P1 #21  Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢
  • P2 #33  Excellence Porsche  山野直也 / J.ベルグマイスター
  • P3 #88  マネパ ランボルギーニ GT3  織戸学 / 平峰一貴
  • P26 #50  ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎
ドライバー 安岡秀徒
 今日は朝早くの予選っていうことで、朝のセッションが苦手なのでどうかなと思ったんですけど、路面が濡れてるコンディションで集中して走ることができて、今季ベストの17番グリッドを獲得することができて、良かったし、本当に全てがうまくいけば、13番手14番手あたりが狙えたと思うんで、そこはちょっと悔しかったです。レースに関して言えば、スタートはすごくいいスタートが切れて、ポジションもなんとか上げられてたのに、リスタート直前から、トラクションコントロールの誤作動で完全にトラブルが出ているような状態になってしまっていて、苦しんでるところをコーナーの出口のところで接触しました。もうダメだと思ってたんですけど、ピットアウト後クルマはそんなに悪くなくて、凜ちゃんに繋ぐことができました。凜ちゃんはトラコンなしで走ることになって、接触のせいで振動とかもあって、凜ちゃんには二重三重の意味で気の毒なことをしました。しかも、タイヤは余計に3セット使うことになっちゃったし、車も破損した部品があるし、あーあ・・・って。久しぶりにスタートドライバーだったのに、もてぎの1周目は本当に難しいなって思いました。でもまあ、やっとたどり着いた最終戦で、また完走ならずか・・って思ってすごい落胆してたのがなんとか完走扱いになって良かったです。明日は凜ちゃんが予選なんで、応援して、レースはおそらく僕が後半なんで、今日の分を挽回できるように、最後、楽しみたいと思います。
ドライバー凜太郎選手
 今日はいつもと違って後半スタートで、ちょっと序盤トラブルがあって、僕が乗ったときには周回遅れって形で、レースの権利がない形で僕の番が来たので、正直言うと気が楽といえば楽でした。ペース的にはタイヤ無交換で、クルマのほうにもトラブルが残ってて、あの厳しい中、もうちょっと頑張ってペースが上げられれば、そんなに遜色なく走れるんじゃないかって言うのが今日、青旗振られながらも確認できたんで、その辺は明日に向けてはポジティブかなと。あとは、タイヤ無交換をしてその後半どうなってるのか、っていうのも今日わかったので、明日ちょっと僕がスタートで予選もあって、どういう風に走ったらいいのかっていうのは、なんとなく雰囲気は見えたかなって思います。明日は明日でウエイトハンデがなくなるんでトップとの差とかはすごい厳しくなっちゃうだろうけど、まあいつもの感じでうまく追いげられればなと思います。

Arnage Racing

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿決勝 優勝した浦田裕喜がシリーズチャンピオンを獲得

 鈴鹿FJシリーズ最終第6戦は11日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が10周・22分15秒937で優勝した。浦田はこの優勝で今シーズンのチャンピオンも決めた。

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 太陽も西に傾き、ピットビルの影がストレートを半分ほど覆い隠した午後1時55分、決勝のフォーメーションラップが始まった。やや強いフォローの風が1コーナに向かって吹く。

 トップで1コーナーに向かったのはポールポジションの浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)。2位には「人生初のいちばんいいスタートが切れた」という予選5位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ)がアウトから好ダッシュで浮上。3位には名取鉄平(INOKI M2 KK-S2制動屋)が、4位には大井偉史(スキルスピード10V)と続く。

 しかし八巻はヘアピンでインから名取に、スプーンの進入で大井にかわされ結局、予選順位のまま1周目のストレートには浦田、名取、大井の順で戻ってきた。

 2位の名取は1周目に1秒7ほどあったタイムを3周目には1秒3と詰めるも、浦田は4周目にここまでのベストタイムを更新すると徐々に名取との差を広げはじめる。名取は「マシンもペースも悪くなかった」というもののエンジンに息付きの症状が出て浦田を追い詰めることができない。

 チャンピオンのかかっているレースを3位で始めた大井だったが「何をしても追いつけなかった。これが現実」と2位の名取を追い切れず、厳しいレース展開を強いられることとなる。

 結局、レースはポールポジションからスタートした浦田がそのまま優勝。鈴鹿スーパーFJシリーズのチャンピオンも手中にし「目標だった2分12秒台のタイムも出せたし、思った通りのレースができた。チャンピオンを取れてほっとしています」と喜びをかみしめる。

 2位には名取が、3位には鈴鹿シリーズを2位で終えた大井が入った。

 4位には3周目に前を走る八巻を捉えた津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋)。八巻は、4周目に鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)にもパスされるが7周目に抜き返し5位。6位にはその鈴木を8周目に捉えた吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。鈴木は7位でレースを終えた。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿決勝 大湯都史樹がポールトゥウインで有終の美

 F4地方選手権西日本シリーズ最終第7戦は11日、鈴鹿サーキットで決勝をを行い、ポールポジションからスタートした大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が後続を寄せ付けず、9周・18分30秒660で優勝した。

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 決勝は午後12時55分から。入榮秀謙(フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC)からリタイア届けが出たため、13台でフォーメーションラップが始まったが藤井敬士(フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD)がグリッドに付けずストレートでマシンを止めたためスタートディレイ。結局、レースは9周と1周減算され、シーケンシャルクラス(Sクラス)7台、Hパターンクラス(Hクラス)5台の12台で再スタートが切られた。

 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)、久保宣夫(セレクトジャパン・MYST・制動屋)、八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)の上位3台は予選順のまま1コーナーに飛び込む。大湯が早くも後続を引き離しにかかる一方、2位久保と3位八巻はテールトゥノーズ。2周目のストレートエンドで八巻はインを押さえる久保のさらにインからマシンをねじ込み1コーナーで2位に躍り出た。

 トップの大湯は毎周自身のファステストラップを更新しながら異次元のスピードで後続を引き離す。「このレースは今シーズンの集大成。全てを出し切れた」と目標としていた30秒差には届かなかったものの、9周を走りきって後続を24秒離し、ポールトゥウインで有終の美を飾ることとなった。

 序盤で2位に上がった八巻は、Hクラスのため大湯には置いて行かれたが、「フォーメーションラップ2回でタイヤを十分暖めることができた」と3位の久保を徐々に離し、最後は単独走行の2位でゴール。3位には久保が入った。

 4位には早坂公希(CMS99☆WEST006)が、5位にはペナルティーのため最後尾から追い上げた鶴田和弥(MYST★F108)が、6位には佐藤敦(佐藤製作所★KK-ZS)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
YH1022'15.937
211名取 鉄平INOKI M2 KK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH102.694
37大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH104.474
458津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH1013.097
588八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ
MYST KK-S2
YH1018.762
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH1020.641
743鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1021.530
877勝木 崇文ラポールレーシングFORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH1027.523
919永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
YH1038.441
1055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1039.917
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH1040.326
1248加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1042.979
1329宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1043.611
1439高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH1044.250
1532佐藤 セルゲイビッチテイクファースト結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
YH101'04.859
1675問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH101'05.054
175村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'51.093
1878小林 真奈美中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH91Lap
1928依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-1吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH46Laps
-44前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
MYST RD10V
YH010Laps
-25濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA) 2'12.808 (10/10) 157.41km/h
  • CarNo.5は、2016鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第53条~1)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL918'30.660
227H1八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
DL924.589
377S2久保 宣夫セレクトジャパン・MYST・制動屋
MYST KK-ZS
DL930.552
499H2早坂 公希CMS99☆WEST006
WEST 006
DL940.579
56S3鶴田 和弥MYST★F108
ZAP F108
DL941.816
65S4佐藤 敦佐藤製作所★KK-ZS
MYST KK-ZS
DL944.126
735S5髙橋 忠克高宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL949.160
87H3山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL91'08.507
929H4細川 義成NY006ES
WEST 006
DL91'16.430
1095H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
DL91'44.524
1170S6岡本 武之ビズキューブ☆セノーテキャピタルMC
MOONCRAFT MC090
DL91'53.332
1212S7山下 亮生山下製作所KOTA-R MARマルサン
MYST KK-ZS
DL81Lap
---- 以上規定周回数(90% - 8Laps)完走 ----
-51H6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
DLDNS-
-46H7入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC
WEST 056
DLDNS-
  • Fastest Lap: CarNo.11 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS) 2'02.921 (9/9) 170.07km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿公式予選 浦田裕喜がポールポジションでチャンピオンに向け好発進

 鈴鹿FJシリーズ最終第6戦は10日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が2分12秒390でポールポジションを獲得した。

sfjs-rd6-q-34 sfjs-rd6-q-11 sfjs-rd6-q-7

 公式予選は午後3時5分より22人のドライバーが参加して20分間で行われた。

 序盤から中盤にかけトップ争いを演じたのはチャンピオンを狙う大井偉史(スキルスピード10V)と名取鉄平(INOKI M2 KK-S2制動屋)。大井がトップに立つと名取がそのタイムを更新するパターンで予選は中盤から終盤へと向かう。

 ところが、7周目には現在ポイントリーダーの浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が名取と大井の間に入って2位に浮上すると、最終周の9周目には2分12秒390をたたき出して、ポールポジションをもぎ取ることとなった。「クルマもエンジンも良かった。最後はスプーン2個目でミスをしましたが、トップでびっくり。ミスしたラインの方が速かったのかも」とまんざらでもない様子。チャンピオンに向け好発進となった。

 浦田対大井で第5戦まで進行してきた鈴鹿シリーズで予選2位に食い込んできたのは名取。名取は、鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラでアドバンスに進み、この9月11日で16歳になり限定Aライセンスを取得したばかり。スーパーFJはもてぎシリーズでデビューし、いきなりポールポジション。S-FJは鈴鹿で3戦目だ。「朝の練習でマシンが壊れて予選から別のクルマに乗りました」というハンディを背負っての2位は立派と言うほかない。

 チャンピオンを狙う大井は予選を3位で終え窮地に立たされた。明日の決勝では浦田の前でゴールすることが最低条件。シリーズチャンピオンが決まる第6戦は午後1時55分より10周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿公式予選 チャンピオンの貫禄。大湯都史樹がぶっちぎりのポールポジション

 F4地方選手権西日本シリーズ最終第7戦は10日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が2分2秒653でポールポジションを獲得した。

f4w-rd7-q-11 f4w-rd7-q-77 f4w-rd7-q-27

 公式予選は午後2時30分よりシーケンシャルクラス(S)7台、Hパターンクラス(H)7台の計14台が参加して20分間で行われた。

 やはりこのシリーズですでにチャンピオンを決め、鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を主席で卒業した大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が予選を圧倒。今回はFIA-F4勢からの参加もなくライバル不在。「狙っていました」というコースレコードの2分01秒888には及ばなかったものの6周目に2分2秒653をたたき出し、2位以下を2秒以上ちぎってポールポジションを獲得した。

 2位には最終アタックの9周目で2分4秒699を出した久保宣夫(セレクトジャパン・MYST・制動屋)が、3位にはHクラスながら健闘した八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が入った。

 決勝レースは明日11日、午後12時55分より10周で争われる。大湯が有終の美を飾るのか、一矢報いるドライバーが現れるのか注目される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
2'12.390--157.906
211名取 鉄平INOKI M2 KK-S2制動屋
MYST KK-S2
2'12.650 0.260 0.260157.597
37大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'13.120 0.730 0.470157.040
458津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
2'13.596 1.206 0.476156.481
588八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ
MYST KK-S2
2'14.257 1.867 0.661155.710
643鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
2'14.493 2.103 0.236155.437
777勝木 崇文ラポールレーシングFORMスキル
TOKYO R&D RD10V
2'14.644 2.254 0.151155.263
857吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
2'15.090 2.700 0.446154.750
944前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
MYST RD10V
2'15.432 3.042 0.342154.359
1055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
2'15.767 3.377 0.335153.979
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'15.895 3.505 0.128153.833
12*25濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.142 3.752 0.247153.554
1329宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
2'16.495 4.105 0.353153.157
1448加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
2'16.665 4.275 0.170152.967
151吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
2'16.711 4.321 0.046152.915
1619永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
2'16.936 4.546 0.225152.664
1775問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
2'17.802 5.412 0.866151.705
1839高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
2'18.396 6.006 0.594151.053
195村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
2'19.148 6.758 0.752150.237
2032佐藤 セルゲイビッチテイクファースト結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
2'21.598 9.208 2.450147.638
2178小林 真奈美中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
2'31.60119.21110.003137.896
2228依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
2'32.36019.970 0.759137.209
---- 以上基準タイム(130% - 2'53.000)予選通過 ----
  • CarNo.25は、2016鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第60条~1)②(ピットレーン速度)違反により、②グリッド降格とする。

F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
2'02.653--170.442
277S2久保 宣夫セレクトジャパン・MYST・制動屋
MYST KK-ZS
2'04.699 2.046 2.046167.645
327H1八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
2'04.846 2.193 0.147167.448
499H2早坂 公希CMS99☆WEST006
WEST 006
2'05.386 2.733 0.540166.727
55S3佐藤 敦佐藤製作所★KK-ZS
MYST KK-ZS
2'05.528 2.875 0.142166.538
66S4鶴田 和弥MYST★F108
ZAP F108
2'06.523 3.870 0.995165.228
712S5山下 亮生山下製作所KOTA-R MARマルサン
MYST KK-ZS
2'08.131 5.478 1.608163.155
835S6髙橋 忠克高宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
2'09.342 6.689 1.211161.627
951H3藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
2'09.556 6.903 0.214161.360
107H4山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
2'09.580 6.927 0.024161.330
1195H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
2'10.135 7.482 0.555160.644
1229H6細川 義成NY006ES
WEST 006
2'11.136 8.483 1.001159.416
1346H7入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC
WEST 056
2'12.304 9.651 1.168158.009
1470S7岡本 武之ビズキューブ☆セノーテキャピタルMC
MOONCRAFT MC090
2'14.44211.789 2.138155.496
---- 以上基準タイム(130% - 2'42.000)予選通過 ----

SUPER GT

SGT:第3戦もてぎフォトギャラリー

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gt-rd3-kob-029 gt-rd3-kob-030 gt-rd3-kob-031 gt-rd3-kob-032
gt-rd3-kob-033 gt-rd3-kob-034 gt-rd3-kob-035 gt-rd3-kob-036
gt-rd3-kob-037 gt-rd3-kob-038 gt-rd3-kob-039 gt-rd3-kob-040
gt-rd3-kob-041 gt-rd3-kob-042 gt-rd3-kob-043 gt-rd3-kob-044
gt-rd3-kob-045 gt-rd3-kob-046 gt-rd3-kob-047 gt-rd3-kob-048
gt-rd3-kob-049 gt-rd3-kob-050 gt-rd3-kob-051 gt-rd3-kob-052
gt-rd3-kob-053 gt-rd3-kob-054 gt-rd3-kob-055 gt-rd3-kob-056
gt-rd3-kob-057 gt-rd3-kob-058 gt-rd3-kob-059 gt-rd3-kob-060
gt-rd3-kob-061 gt-rd3-kob-062 gt-rd3-kob-063 gt-rd3-kob-064
gt-rd3-kob-065 gt-rd3-kob-066 gt-rd3-kob-067 gt-rd3-kob-068
gt-rd3-kob-069 gt-rd3-kob-070 gt-rd3-kob-071 gt-rd3-kob-072
gt-rd3-kob-073 gt-rd3-kob-074 gt-rd3-kob-075 gt-rd3-kob-076
gt-rd3-kob-077 gt-rd3-kob-078 gt-rd3-kob-079 gt-rd3-kob-080
gt-rd3-kob-081 gt-rd3-kob-082 gt-rd3-kob-083 gt-rd3-kob-084
gt-rd3-kob-085 gt-rd3-kob-086 gt-rd3-kob-087 gt-rd3-kob-088
gt-rd3-kob-089 gt-rd3-kob-090 gt-rd3-kob-091 gt-rd3-kob-092
gt-rd3-kob-093 gt-rd3-kob-094 gt-rd3-kob-095 gt-rd3-kob-096
gt-rd3-kob-097 gt-rd3-kob-098 gt-rd3-kob-099 gt-rd3-kob-100
gt-rd3-kob-101 gt-rd3-kob-102 gt-rd3-kob-103 gt-rd3-kob-104
gt-rd3-kob-105 gt-rd3-kob-106 gt-rd3-kob-107 gt-rd3-kob-108
gt-rd3-kob-109 gt-rd3-kob-110 gt-rd3-kob-111 gt-rd3-kob-112
gt-rd3-kob-113 gt-rd3-kob-114 gt-rd3-kob-115 gt-rd3-kob-116
gt-rd3-kob-117 gt-rd3-kob-118 gt-rd3-kob-119 gt-rd3-kob-120
gt-rd3-kob-121 gt-rd3-kob-122 gt-rd3-kob-123 gt-rd3-kob-124
gt-rd3-kob-125 gt-rd3-kob-126 gt-rd3-kob-127 gt-rd3-kob-128
gt-rd3-kob-129 gt-rd3-kob-130 gt-rd3-kob-131 gt-rd3-kob-132
gt-rd3-kob-133 gt-rd3-kob-134 gt-rd3-kob-135 gt-rd3-kob-136
gt-rd3-kob-137 gt-rd3-kob-138 gt-rd3-kob-139 gt-rd3-kob-140
gt-rd3-kob-141 gt-rd3-kob-142 gt-rd3-kob-143 gt-rd3-kob-144
gt-rd3-kob-145 gt-rd3-kob-146 gt-rd3-kob-147 gt-rd3-kob-148
gt-rd3-kob-149 gt-rd3-kob-150
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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