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2005年7月

Japanese F3

F3第12戦鈴鹿決勝 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/07/03) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 12 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
11ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1636'57.002
236ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE162.466
310武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1610.426
414パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1613.664
537中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1614.120
612横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1623.339
733番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1642.902
862嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1654.602
919折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE161'18.658
1050磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE151 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 14 Laps ) 完走 --------
-38池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE610 Laps
-5ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE0D.N.S
-*3安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE0D.N.S
  • Fastest Lap: No.37 中嶋一貴(TPDトムスF305) 2'17.222 (10/16) 152.35km/h
  • 2005年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条10.により1周減算した。
  • ペナルティ No.3 2005年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条12.違反により、罰金7万円及びペナルティポイント1点を課した。(裁定時刻 13:55)

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿フリー走行 小暮トップタイム!

 全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦の決勝前フリー走行が小雨の降る鈴鹿サーキットで行われた。
 トップタイムを記録したのは#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)。タイムは唯一の8秒台となる2分8秒997。
 2番手は#20井出有治(mobilecastIMPUL)で2分9秒195。3番手は#31アンドレ・ロッテラーで2分9秒870だった。

0703_kogure-s 第5戦の決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から雨模様。
 フリー走行はウェットプラクティスが宣言され、ピットレーンでは「ライトオン」のサインボードが出される中で開始された。コースは濡れているが、水しぶきは少ない。路面は走行が進むにつれて徐々に乾いていったようだ。
 開始早々からトップに立ったのは小暮。最初の計測で10秒台を出すと、立て続けに9秒139、8秒997とタイムを削り、セッショントップでフリー走行を終えた。
 2番手の井出は走り始めは12秒台と慎重に走行していたが、すぐに10秒台、9秒台とタイムアップし、最終的には9秒195まで縮めて見せた。
 ポールシッターの#23本山哲(ArtingIMPUL)は、コースオープンと同時に先頭で飛び出しては行ったものの、すぐにピットへ戻ってきた。本山はカウルを開けてエンジン調整を行ったのち、再びコースへ。少ない周回数ながら着実にタイムを出し、5番手でフリー走行を終えた。
 昨日の雨の予選2回目でトップタイムを出したクインタレッリは、セッション序盤は上位につけていたが、最終的には8位に落ち着いた。

 フォーミュラニッポン第5戦決勝は午後2時30分より、51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO (FMOTOR) / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿フリー走行 リザルト

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2005/07/03) Free Session Weather:Cloudy Course:Wet
2005 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA2'08.997--162.06
220井出 有冶mobilecast IMPUL2'09.1950.1980.198161.81
331アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA2'09.8700.8730.675160.97
41リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION2'09.9880.9910.118160.82
523本山 哲Arting IMPUL2'10.4621.4650.474160.24
67片岡 龍也Forum Engineering LeMans2'10.5621.5650.100160.12
719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL2'10.7111.7140.149159.93
84ロニー・クインタレッリKONDO2'10.7441.7470.033159.89
911平中 克幸CERUMO2'10.7581.7610.014159.88
108土屋 武士Forum Engineering LeMans2'10.9711.9740.213159.62
115松田 次生5ZIGEN2'11.0112.0140.040159.57
1212高木 虎之介TAKAGI CERUMO2'11.0202.0230.009159.56
133山本 左近KONDO2'11.8342.8370.814158.57
1428野田 英樹CARROZZERIA MOHN2'11.9042.9070.070158.49
152服部 尚貴DoCoMo DANDELION2'13.0744.0771.170157.09
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

F3第11戦鈴鹿決勝 記者会見

優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)

0702_oliveira_p 「池田選手はミスがなくてなかなかパスできませんでした。第1コーナーはダウンフォースが少なくて難しかったですが、チャンスを窺っていました。リスクが高かったですが、パスできてよかったですね。10分間のフリー走行でタイヤのテストをしました。ニュータイヤの方がウエットでは速かったんですが、乾いてくると見てトムスの3台はユーズドタイヤを使用しました」

2位 中嶋 一貴(TPDトムスF305)

0702_nakajima_p  「10分間のフリー走行では浅い溝のタイヤで出て行って、だめなら替えようと思ってたんですけど、行けたので、そのまま決勝に臨みました。ダウンストレートからシケインが速かったので、最終ラップはシケインで狙っていたんですが、第1セクターが良くなくて、その分届かなかったです。もうあと1周あれば……」

3位 池田 大祐(TPDトムスF305)

0702_ikeda_p 「めちゃくちゃ悔しいです。どうにもならない気分です。厳しいレースでした。前半のペースは悪くなかったですが、後半は、クルマのいい状態で走れなかったのが情けないです。それが今後の課題ですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

Japanese F3

F3第11戦鈴鹿決勝 オリベイラが逆転で今季5勝目!

 全日本F3選手権第11戦は2日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートしたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が、トップを走る池田大祐(TPDトムスF305)をかわし優勝、今季5勝目を上げた。2位には中嶋一貴(TPDトムスF305)、3位には池田大祐が入った。

 フォーミュラ・ニッポン予選2回目直前から降り始めた雨は次第に強さを増し、F3第11戦直前になっても天候は雨のまま。そのため、午後4時より10分間のフリー走行が行われ、フォーメーションラップ開始時刻が午後4時20分から午後4時35分に変更された。しかし、フリー走行途中から雨は小降りになり、フォーメーションラップスタート時には雨が上がった。だが、依然として路面はウエットコンディションのままだ。

 午後4時35分フォーメーションラップがスタート。ポールポジションの池田大祐(TPDトムスF305)を先頭に全車1周を回ってグリッドにつきスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのは池田。2位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が着ける。予選3位の横溝直輝(TreeBond)はエンジンストール、最後尾に落ちた。3位に上がったのはロベルト・ストレイト(INGING F107)、以下4位中島一貴(TPDトムスF305)、5位、6位は好スタートした番場琢(DeODEOダラーラ)、武藤英紀(Honda・M-TEC F107)と続く。

 トップ池田と2位オリベイラは1秒余りの間隔を保ったまま後続を引き離しにかかる。3位のストレイトと中嶋は接近戦。4周目の1コーナーでストレイトを捕らえた中嶋が3位に上がりストレイトは4位に落ちた。この時点で2位池田と中嶋の差は5秒余り。ここから中嶋は毎週のようにファステストラップを更新しながらトップ2台に迫る。

0702_ikeda2-s 5周目あたりからトップ2台の池田とオリベイラの差が徐々に詰まってきた。8周目を終わってその差は0.3秒、さらに後方には急追の中嶋が0.5秒差でオリベイラに迫る。9周目の1コーナーで2位オリベイラはトップ池田のインを差し、ついにトップに立つ。さらに2位に落ちた池田に2コーナーで中嶋が並びかけ、この2台は併走しながらS字から逆バンクへ。ダンロップコーナーで池田と中嶋は軽く接触し、ついに中嶋がデグナーコーナー手前で池田をかわし2位に躍り出た。

 中嶋は追撃を緩めず、トップのオリベイラに迫る。最終ラップ、スプーンコーナー、130Rとスピードに乗せた中嶋がシケインでトップオリベイラに急接近。しかしあと一歩届かず。オリベイラが逃げ切り優勝。今季5勝目を上げた。2位にはレースを盛り上げた中嶋が、3位にはポールポジションからスタートした池田が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿 予選上位3人のコメント

050702_FNpole2

本山 哲 (ポールポジション)
 今回は金曜日の走り出しからクルマがいい状態だったので、予選では最初から思い切り攻めていくことができました。決勝に向けてのセッティングも、金曜日から3台でデータを共有してドライ、ウェットとも仕上げることができました。
 午前中のクラッシュは、僕が攻めすぎたのが原因です。2番手にもう少し差をつけておきたかったんです。幸い、体のほうは大丈夫だったのでラッキーでした。
 明日は天気が微妙ですが、できればドライでやりたいですね。
 ここまで順調に進めてきたので、勝つことだけを狙って頑張ります。

平中 克幸 (予選2位)
 昨日からクルマはすごくいい状態で、雨もドライもいい仕上がりだったので、予選でいいタイムを出すことができました。午前中もポールをとる自信がありましたし、午後も自信を持って走れましたから、明日はドライ、ウェット、どちらでも大丈夫です。
 明日のスタートは、前に出ようとせずにポジションキープでいきます。ちゃんと信号が消えてから、ルールを守ってスタートしますよ(笑)

井出 有治 (予選3位)
 開幕から2戦は順調でしたが、3戦目以降はそこからクルマをより高いレベルに持っていこうとしてうまくいきませんでした。そこで今回はベースセッティングを元に戻してみたら良くなりました。
 午前中の予選ではニュータイヤを1セット残していたので、午後にこれを使ってタイムを更新しようと思っていたんですが、雨が降ってきたのでできませんでした。

Japanese F3

F3第11戦鈴鹿決勝 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/07/02) Race Results Weather:Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
136ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE1227'18.568
237中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE121.362
338池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE128.488
410武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1215.048
51ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1225.835
633番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1227.176
714パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1228.475
812横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1228.877
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1239.215
103安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1245.191
1119折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1257.686
1250磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE121'22.491
132高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C102 Laps
-------- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 --------
-5ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE84 Laps
  • Fastestlap: #37 中島一貴(TRDトムスF305) 2'14.073 (11/12) 155.92km/h
  • ペナルティNo.2 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、罰金50,000円を課した。(裁定時刻17:52)

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿 予選2回目リポート

 鈴鹿サーキットで行われている、全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦の公式予選2回目は、ウェットコンディションでの走行となってしまったため、午前中のタイムでグリッドが確定することとなった。
 このセッションでのトップは#4ロニ・クインタレッリ(KONDO)で2分8秒749。2番手は#1リチャード・ライアン(DoCoMoDANDELION)で2分9秒179。3番手は#11平中克幸(CERUMO)で2分9秒217だった。

 フォーミュラ・ドリーム第4戦の決勝が終了した頃から雨が降り始め、フォーミュラニッポンの公式予選2回目は完全なウェットコンディションで行われることとなった。
 この状態ではタイムアップは望めないため、スターティンググリッドは午前中のタイムで決まってしまうが、明日の決勝を睨んでウェットセッティングを確認する意味においては、このセッションも無駄にはできない。午前中デグナーでクラッシュした#23本山哲(Arting IMPUL)も修復なったクルマのチェックに余念が無い。

0702_quintarelli-s ここで速かったのはディフェンディングチャンピオンのライアン。
 午前中のセッションでは11番手に終わったものの、このセッションでは走るたびに確実にタイムを削り取り、いち早く2分11秒台に乗せてきた。
 それに続くのは前戦富士でデビューしたクインタレッリ。
 これが2戦目のフォーミュラニッポンとは思えないほどの堂々とした走りでライアンのタイムに肉薄する。
 更には午前中2番手と好調な平中も着実にタイムアップしてきた。
 予選2回目はこの3人を中心とした熾烈なトップ争いがチェッカーぎりぎりまで繰り広げられた。

 最初に10秒の壁を打ち破ったのは平中。
 残り5分を切ったところで2分9秒217を出してトップに立つ。しかし残り時間1分のところでライアンが2分9秒174でトップに。このままチェッカーが出て終了かと思われたが、最後の最後にクインタレッリが2分8秒749とただ一人8秒台に突入してトップに躍り出た。

 第5戦の決勝は明日7月3日午後2時30分より、51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿予選総合 リザルト

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2005/07/02) Qualfying Session:
2005 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamTime1
Time2
TimeDelaykm/h
123本山 哲Arting IMPUL*1'46.901
2'28.273
1'46.901-195.56
211平中 克幸CERUMO*1'47.006
2'09.217
1'47.0060.105195.36
320井出 有冶mobilecast IMPUL*1'47.136
2'11.295
1'47.1360.235195.13
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL*1'47.257
2'10.903
1'47.2570.356194.91
531アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA*1'47.296
2'11.229
1'47.2960.395194.84
68土屋 武士Forum Engineering LeMans*1'47.343
2'11.207
1'47.3430.442194.75
75松田 次生5ZIGEN*1'47.434
2'12.217
1'47.4340.533194.59
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMA*1'47.437
2'09.755
1'47.4370.536194.58
92服部 尚貴DoCoMo DANDELION*1'47.702
2'15.163
1'47.7020.801194.10
107片岡 龍也Forum Engineering LeMans*1'47.839
2'10.151
1'47.8390.938193.86
111リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION*1'47.900
2'09.174
1'47.9000.999193.75
124ロニー・クインタレッリKONDO*1'48.123
2'08.749
1'48.1231.222193.35
133山本 左近KONDO*1'48.476
2'10.533
1'48.4761.575192.72
1412高木 虎之介TAKAGI CERUMO*1'48.617
2'11.338
1'48.6171.716192.47
1528野田 英樹CARROZZERIA MOHN*1'48.755
2'11.242
1'48.7551.854192.22
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.3847.483182.76
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿予選2回目 リザルト

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2005/07/02) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2005 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
14ロニー・クインタレッリKONDO2'08.749--162.37
21リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION2'09.1740.4250.425161.84
311平中 克幸CERUMO2'09.2170.4680.043161.78
432小暮 卓史PIAA NAKAJIMA2'09.7551.0060.538161.11
57片岡 龍也Forum Engineering LeMans2'10.1511.4020.396160.62
63山本 左近KONDO2'10.5331.7840.382160.15
719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL2'10.9032.1540.370159.70
88土屋 武士Forum Engineering LeMans2'11.2072.4580.304159.33
931アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA2'11.2292.4800.022159.30
1028野田 英樹CARROZZERIA MOHN2'11.2422.4930.013159.29
1120井出 有冶mobilecast IMPUL2'11.2952.5460.053159.22
1212高木 虎之介TAKAGI CERUMO2'11.3382.5890.043159.17
135松田 次生5ZIGEN2'12.2173.4680.879158.11
142服部 尚貴DoCoMo DANDELION2'15.1636.4142.946154.67
1523本山 哲Arting IMPUL2'28.27319.52413.110131.77
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • 14:55にウエットプラクティスを宣言した。

Japanese F3

F3第11戦、12戦予選 池田、オリベイラのトムス勢がそれぞれPPを決める!

全日本F3選手権第6大会(第11戦、第12戦)は2日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い第11戦のポールポジションは1'57.333で池田大祐(TPDトムスF305)が、第12戦のポールポジションは1'56.607でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が獲得した。

 全日本F3選手権も10大会中5大会(1大会2戦が行われるためを20戦中10戦)を消化し、いよいよこの第6大会(第11戦、第12戦)から後半戦の戦いに入る。直前に行われたフォーミュラ・ニッポン公式予選1回目で赤旗中断があったため、予定より10分遅れの午前11時40分より第11戦予選が開始された。今にも雨が降り出しそうな空模様だが、10分の間隔をおいて15分づつ行われた2戦分の予選を通してドライでの争いとなった。

0702_ikeda-s 午前11時40分、第11戦予選が15分間で争われた。開始早々にアタックをかけたのは、現在ポイントリーダーのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TRDトムスF305)。1'57.316を叩き出しこの時点で2位以下を大きく引き離してのトップに立った。2位以下は混戦だ。パオロ・モンティン(ThreeBond)、横溝直輝(ThreeBond)、中島一貴(TRDトムスF305)、池田大祐(TRDトムスF305)が入れ替わり2位争いをしながらタイムを上げていく。そして、予選終了直前、池田大祐が1'57.233でオリベイラを逆転、トップに立った。2位にはオリベイラ、3位にはやはり終了直前にタイムアップした横溝直輝が入った。

0702_oliveira-s 第11戦予選終了後10分の間隔をおいて午後12時5分より第12戦予選が15分間で争われた。予選序盤のトップは、モンティン、武藤秀樹(Honda・M-TEC F107)、ロベルト・ストレイト(INGING F107)と入れ替わるが、中盤、オリベイラが1'56.722を出してトップに立つとさらにそのタイムを1'56.607と縮める。予選終盤、池田が渾身のアタックで再び逆転を狙うが、1'56.983でオリベイラのタイムに及ばず、それでも2位につけた。3位にはストレイトが入った。

 第11戦決勝は本日2日午後4時20分より12周で、第12戦決勝は明日3日午後1時より17周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

F3第12戦鈴鹿予選 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/07/02) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 12 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE1'56.607--179.28
238池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'56.9830.3760.376178.70
31ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1'57.0440.4370.061178.61
412横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1'57.1690.5620.125178.42
510武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1'57.3760.7690.207178.10
637中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'57.4020.7950.026178.07
714パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'57.4550.8480.053177.98
82高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C1'57.4600.8530.005177.98
95ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE1'57.5360.9290.076177.86
103安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1'57.8291.2220.293177.42
1133番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1'58.1861.5790.357176.88
1219折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1'58.7462.1390.560176.05
1362嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'59.6873.0800.941174.67
1450磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE2'00.6834.0760.996173.22
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'08.56511.9587.882162.60

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿 予選1回目リポート

 全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦の公式予選1回目が、7月2日鈴鹿サーキットで行われ、#23本山哲(Arting IMPUL)が1分46秒901でポールポジションを獲得した。2番手には1分47秒006でルーキーの#11平中克幸(TEAM CERUMO)がつけ、#20井出有治が1分47秒135で続いた。

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 午前10時30分、公式予選の1回目が始まった。
 前日から降り続いた雨は止み、コースコンディションはほぼドライだ。しかし上空には雲が厚く垂れ込め、いつ雨が降ってもおかしくない状況である。
 このため、大半のチームが早めのニュータイヤ投入でタイムを出しにいく。
 中でも本山をはじめとするインパル勢の動きは迅速だ。本山は誰よりも早くコースに飛び出していき、最初のアタックで1分47秒559を出してトップにつけると、すぐにピットへ戻って2セット目を装着、再びコースへ飛び出していく。この時点では予選はまだ開始から10分と経っていない。
 本山は2回目のアタックで46秒台を出すと、すぐにピットへ戻ってサスペンションの調整に取り掛かる。
 本山の後方では、#20井出と#19ブノワ・トレルイエ(Mobilecast IMPUL)が互いに順位を入れ替えながらタイムを更新していくが、そこに割って入ったのが前戦の富士で予選2番手につけたルーキーの平中だ。この時点で既に大半のチームが2セット目を装着していたが、中嶋企画の2台(#32小暮卓史、#31アンドレ・ロッテラー)と#28野田英樹(TEAM MOHN)らは1セット目で走行を続けている。

 トップタイムの本山は残り20分をきったところで一旦ユーズドタイヤでコースイン。調整を加えたサスペンションのチェックを行った後に3セット目に履き替えて3度目のタイムアタックに取り掛かる。しかし本山はこのアタック中にデグナーでコースアウトを喫し、タイヤバリアに激しく突っ込み、フロントウィングとサスペンションにダメージを負ってしまった。
 ここで本山の車両を排除するために赤旗が提示され、セッションは中断。残り時間は11分12秒だ。

 車両の排除とコースの確認を終え、11時14分にセッションは再開された。
 各車ニュータイヤで一斉にコースに飛び出していくが、ここでトレルイエが本山と全く同じデグナーでスピンアウト。横向きにバリアに激突して走行を終えてしまった。しかし今度は赤旗は出ず、イエローフラッグが提示されたままセッションは継続されることになった。
 しかし結局、各ドライバーとも、この最後の11分で自己ベストを更新するものの、誰一人47秒を切ることができず、赤旗の原因を作った本山が暫定ポールを獲得して午後の予選に臨むことになった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Japanese F3

F3第11戦鈴鹿予選 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/07/02) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
138池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'57.233--178.32
236ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE1'57.3160.0830.083178.20
312横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1'57.4320.1990.116178.02
437中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'57.5010.2680.069177.92
51ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1'57.6340.4010.133177.71
614パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'57.7540.5210.120177.53
733番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1'57.9190.6860.165177.28
85ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE1'57.9260.6930.007177.27
910武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1'58.0170.7840.091177.14
102高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C1'58.2601.0270.243176.77
113安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1'58.7711.5380.511176.01
1219折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1'59.4152.1820.644175.06
1362嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'59.4782.2450.063174.97
1450磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE2'00.8353.6021.357173.01
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'09.05911.8268.224161.98

Formula Nippon

FN第5戦鈴鹿予選1回目 リザルト

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2005/07/02) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
123本山 哲Arting IMPUL1'46.901--195.56
211平中 克幸CERUMO1'47.0060.1050.105195.36
320井出 有冶mobilecast IMPUL1'47.1360.2350.130195.13
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL1'47.2570.3560.121194.91
531アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'47.2960.3950.039194.84
68土屋 武士Forum Engineering LeMans1'47.3430.4420.047194.75
75松田 次生5ZIGEN1'47.4340.5330.091194.59
8*32小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'47.4370.5360.003194.58
92服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'47.7020.8010.265194.10
107片岡 龍也Forum Engineering LeMans1'47.8390.9380.137193.86
111リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'47.9000.9990.061193.75
124ロニー・クインタレッリKONDO1'48.1231.2220.223193.35
133山本 左近KONDO1'48.4761.5750.353192.72
1412高木 虎之介TAKAGI CERUMO1'48.6171.7160.141192.47
1528野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'48.7551.8540.138192.22
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.3847.4835.629182.76
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082
  • 赤旗提示により10分12秒間中断した。(赤旗提示時刻 11:03'48 再開時刻 11:14'00)
  • No.32 ベストラップ(1'47.331)は公式予選結果として採用しない(ブルテンNo.006-2005)

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