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2011年11月

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ アンドレ・ロッテラーが悲願のチャンピオン獲得! 2レース共にロッテラーと中嶋一貴が1-2フィニッシュ (TOYOTA)

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2011シーズンのドライバーズチャンピオンを 獲得した
アンドレ・ロッテラー

 フォーミュラ・ニッポンのシーズン最終戦となる第7戦が11月5日(土)、6日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 この最終戦は、今季唯一の2レース制で実施される。決勝でのポイントは半分となるが、第1レース、第2レース共にポールポジションで1点、勝者は3点のポーナスポイントを獲得できるため、2レース共にポール・トゥ・ウィンの完全勝利を飾れば最大18ポイントを獲得可能。

 最終戦を前にしたタイトル争いでは、ランキングトップのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)を、今季フォーミュラ・ニッポンにデビューしたTDPドライバーの中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が4点差、昨年のチャンピオンであるJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が13点差で追う。この3人を含めた4人のドライバーがタイトル獲得の可能性を残して最終戦に臨んだ。

◆予選◆

 5日(土)の予選はノックアウト方式ながら、Q1で第1レースのグリッドを決定。Q2、Q3で通常通り第2レースのグリッドを決定するという変則的なシステムで競われ、Q1から激しいタイムアタックが繰り広げられた。

 午後2時から、ドライコンディションながら曇天の下でスタートしたQ1ではロッテラーがトップタイムを叩きだし、自身8年ぶり2度目となるポールポジションを獲得。中嶋一貴は遅い車両に引っかかり3番手。TDPドライバーの大嶋 和也(Team LeMans)が4番手、逆転タイトルを狙うオリベイラは苦しい5番手。6番手にTDPドライバーの石浦 宏明(Team KYGNUS SUNOCO)と続いた。

 以下アンドレア・カルダレッリ(KONDO RACING)が10番手、TDPドライバーの国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)と平手 晃平(TEAM IMPUL)が11、13番手。アレキサンドレ・インペラトーリ(SGC by KCMG)と嵯峨 宏紀(Le Beausset Motorsports)は14、16番手でQ1敗退となり、第1レース、第2レース共にグリッドが確定した。

 Q2ではロッテラーが更にタイムを上げ、コースレコードを更新してトップタイム。ブレーキのトラブルに苦しんだ平手が9番手でQ3進出ならず。カルダレッリと国本も11、12番手で第2レースのグリッドが決定した。

 Q3では、ロッテラーが更にコースレコードを更新。唯一32秒台に入れる驚愕のタイムをマークし、2戦連続のポールポジションを獲得した。中嶋一貴が2番手でこれに続き、第2レースはPETRONAS TEAM TOM'Sが最前列を独占。オリベイラは4番手、石浦が7番手、大嶋が8番手となった。この結果、ロッテラーは2戦のポールポジションボーナスを加え、中嶋一貴との差を6点へと広げた。

◆決勝第1レース◆

 6日(日)第1レースのスタート時には、雨はほとんど降っていないものの、深い雲の下、路面はウェット。雨の予報もあり、各チームタイヤ選択に悩む中、多くの車両が路面は乾いていくと読み、スリックタイヤでスタートに臨んだ。

 午前10時15分、第1レース(23周)がスタート。ポールポジションのロッテラーが好スタートを切り、3番手の中嶋一貴、5番手のオリベイラが順位を上げて2位、3位で続いた。しかし、オリベイラはフォーメーションラップ中にスピンを喫したためにスターティンググリッドに着くときに違反があり、痛恨のドライブスルーペナルティ。大きく順位を落とし、タイトル争いからは事実上脱落してしまった。

 ロッテラーと中嶋一貴の2台は、序盤から後続を大きく引き離し、一騎打ちの様相となった。レースが中盤を過ぎても、1秒前後の差で中嶋一貴はロッテラーを追走。3位以下とは20秒もの大差をつけての首位争いを繰り広げた。

 その後方グループでは、3位の塚越 広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に大嶋が迫り、激しいバトルを展開。20周目に、複数のコーナーに渡ってのサイド・バイ・サイドでのバトルの末に塚越をパスした大嶋は3位に浮上。しかし、その直後に大嶋はブレーキトラブルに見舞われコースアウト。無念のリタイアとなった。

 中嶋一貴は逆転タイトルを目指し、ファステストラップをマークしながら最後までロッテラーを追ったが、僅かに及ばず、ロッテラーが逃げ切ってトップチェッカー。この結果、ロッテラーは第2レースを待たずして、悲願のシリーズチャンピオンを決定した。

 中嶋一貴は2位。国本が自身最高位となる4位でフィニッシュ。石浦、平手、インペラトーリが6位、7位、8位に入り、ポイントを獲得。オリベイラは9位に終わった。

◆決勝第2レース◆

 昼に再び降雨があり、路面はウェットに。その後一旦雨は止んだが、第2レースがスタートする午後2時半には再び雨が落ち始め、全車がレインタイヤを装着して第2レース(34周)のスタートが切られた。

 ポールポジションのロッテラーは盤石のスタート。2番手の中嶋一貴は、3番手の塚越に並びかけられるが、2位をキープ。1周目から激しい4位争いを展開し、これを制したオリベイラは、前を走る塚越がジャンプスタートの違反で後退したため、3位に浮上した。

 水煙の巻き上がる、視界が悪い中での走行となったが首位を行くロッテラーは独走。2位中嶋一貴、3位オリベイラとの差は周を重ねるごとに開いていった。

 8周目あたりから雨が強さを増し、9周目にセーフティカーが導入。

 このセーフティカーランの間に、ダウンヒルストレートで多重クラッシュが発生。スローダウンしていたカルダレッリの車両に霧で視界を妨げられた国本が突っ込み、平手と嵯峨が巻き込まれた。ドライバーに大きな怪我はなかったが各車両は大破し、レースは車両排除のために20分ほどの赤旗中断となった。

 午後3時15分、セーフティカー先導で11周目から走行再開。13周目終了でセーフティカーが退去し、再スタートが切られた。再スタートでは、ロッテラー、中嶋一貴の2台が好ダッシュを見せる一方で、3位のオリベイラが出遅れ、3位以下との差は大きく開いた。その後は序盤戦同様にロッテラーが独走。中嶋一貴もオリベイラを引き離し、トップ3台はそれぞれ大きく間隔を空けての単独走行を続けた。

 ロッテラーは最後までペースを緩めることなく、2位に10秒という大差を付けて2戦連続のポール・トゥ・ウィン。最終戦もてぎ大会を完全制覇し、初チャンピオン獲得に花を添えた。ロッテラーは今季1戦欠場した以外の、出場した6レース中5勝、2位1回という圧倒的な強さでのチャンピオン獲得となった。

 2位は2戦連続で中嶋一貴。中嶋一貴はフォーミュラ・ニッポン初のシーズンとなった今季、全戦で表彰台に上り、ランキング2位、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。2人の所属するPETRONAS TEAM TOM'Sは、前戦SUGOで、最終戦を待たずしてチームチャンピオンを決めており、全てのタイトルを獲得した完璧なシーズンを連続1-2フィニッシュで締めくくった。

 3位にはオリベイラが入り、最後はランキングでトップ3を占めたトヨタエンジン搭載車のドライバーが表彰台を独占。今季全レースで勝利を挙げたトヨタエンジンの強さを最終戦でも示すこととなった。

Text & Photo: TOYOTA

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FN:第7戦もてぎ決勝レース2 トップ3のコメント

優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
「ご覧のように非常に難しいコンディションの中で、視界の良い先頭というアドバンテージはありましたが、レース中は安全を考えて走りましたが、クルマの状態もよく、僕自身はエンジョイできました。今週末は2レースとも勝てましたし」
2位 中嶋一貴(トムス)
「アンドレのようにはエンジョイできるレースではなかったです。思った以上に水の量も多く、難しいレースでした。スタートで前に出られなかったのが一番響きました。そこからは失うものもないので出来る限りプッシュしましたし、集中力を切らさずに最後まで走れたという部分では満足しています。ただアンドレとスピードの差があるので、そこを見直して来年に繋げられたらと思います」
3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
「第1レースでは僕が大きなミスをしてしまって、それについてはチームに謝りたいです。第2レースはトリッキーなコンディションでのレースになりました。クルマも良くなかったし、前についていくのが精一杯でした。先頭とちがって後続のドライバーは水しぶきで視界が遮られるので、いつでもブレーキを踏めるように心がけて走らなければならず、非常な緊張を強いられます。ただ、今週を振り返ると、良かったりよくなかったり様々なことがあり、まるで今シーズンを振り返っているようでした。その中では、トップ2を除けばベストな結果は出せたのかなと思います」
優勝チーム監督 舘信秀(トムス)
「二人のドライバーに心からお礼を言いたいと思います。それから全てのスタッフ、メカニックやエンジニアもよくやってくれたなと。JPが1回勝った以外は全部ウチが勝つなんてのは信じられない話で、ただ今までポールポジションがなかったというのは残念でした。それも今回は2レースともポールを取れて、それも2回とも1-2という素晴らしい成績で、自分自身驚いております」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

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FN:第7戦もてぎ決勝レース2 ロッテラーが2連勝で大荒れのウェットレースを制す

2011年全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝レース2は11月6日午後、ツインリンクもてぎで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がレース1に続いてポール・トゥ・ウィンを達成。今季通算5勝目を挙げて2011シーズンを最高の形で締めくくった。
2位にはレース1に続いて#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が入り、3位には#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が入った。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:9,000人)

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決勝レース2は午後2時30分スタート。周回数は34で本来ならタイヤ交換義務が特別規則書で定められていたが、スタート進行と同時に降り始めた雨によりウェット宣言が出され、この義務はなくなった。

ホールショットを奪ったのはまたしてもロッテラー。
3番手スタートの#41塚越広大が勢いよく飛び出して中嶋一貴に並びかけるが、一貴はこれを巧みに抑えて2番手でオープニングラップを終える。
塚越に対しては即座にジャンプスタートの裁定が下り、3周終わりでピットへ。これにより#18アレキサンドレ・インペラトーリの後ろ、15番手に後退することとなった。

その後方では、スタートで出遅れたオリベイラがアグレッシブな走りで追い上げを開始、90度コーナーで#32小暮卓史を抜き去ってスターティンググリッドと同じ4番手まで挽回してきた。

レース1では接戦を演じたトップ2台だったが、今回はロッテラーがじわじわと一貴を引き離す展開となった。
ロッテラーは7周目には8.367秒のリートを築き上げ、更に一貴を引き離しにかかる。
ところが9周目、降りしきる雨のために視界が悪化していたこともあって#40伊沢拓也がヘアピンで#16山本尚貴に追突、2台は揃ってグラベルに飛び出し、コース上には大量のパーツが散乱する状況となった。
このため10周目からセーフティーカーが導入されたが、これが結果的に更なるアクシデントを引き起こすこととなった。

セーフティーカーに先導された隊列が11周目のバックストレートにさしかかったところで、この隊列に追いつこうとペースを上げていた#33国本雄資が前を走る#3アンドレア・カルダレッリに気付かず追突、勢い余ってその前の#62嵯峨宏紀に乗り上げ、#2平手晃平の車体後部に激突。
この3台が大破してコース上にストップしたため、14時55分より19分間の赤旗中断となってしまった。

国本には失格とペナルティポイント3点の裁定が下ったうえ、車体の破損状況から来週の富士スプリントカップへの出場も絶望視される状況になってしまった。
カルダレッリ、嵯峨、平手もここでレースを終えることになった。

15時15分、セーフティーカーの先導の元でレースは再開、15周目から追い越しOKとなった。

ロッテラーは再びペースを上げて一貴を引き離しにかかる。レース1では背後を脅かした一貴だったがここでは全く歯が立たず、最後は10秒902の大差をつけられて34週のレースは終了。ロッテラーはルマン24時間出場のために欠席した第2戦オートポリス、J.P.オリベイラの先行を許した第4戦もてぎを除く全てのレースで優勝を飾るという圧倒的な結果で2011シーズンを締めくくった。
2位には中嶋一貴、3位には塚越のペナルティで繰り上がったオリベイラが入った。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ決勝レース2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/06) Race 2 Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K341:29'10.870
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K3410.902
3*1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K3421.493
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E3450.693
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K341'06.866
68石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K341'12.178
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E341'16.282
8*41塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E341'22.361
911武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E341'51.262
10*40伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E341'33.767
1110小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E331Lap 
---- 以上規定周回(30 Laps)完走 ----
-18アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K277Laps
-16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E2410Laps
-2平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1024Laps
-62嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1024Laps
-3アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1024Laps
-*33国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K-失格
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'48.246 (2/34) 159.68km/h
  • CarNo.41は、2011年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条.1)違反により競技結果に60秒を加算した。
  • CarNo.33は、2011年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条12.2)違反により、失格およびペナルティポイント3点とした。
  • CarNo.1は、2011年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条4.1(スタート手順)違反により訓戒とした。

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ決勝レース2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/06) Race 2 Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind

1 36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 34 1:29'10.87
2 37 中嶋 一貴 PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 34 10.902
3 1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 34 21.493
4 32 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING HONDA HR10E 34 50.693
5 7 大嶋 和也 Team LeMans TOYOTA RV8K 34 1'06.866
6 8 石浦 宏明 Team KYGNUS SUNOCO TOYOTA RV8K 34 1'12.178
7 31 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING HONDA HR10E 34 1'16.282
8 41 塚越 広大 DoCoMo TEAM DANDELION RACING HONDA HR10E 34 1'22.361
9 40 伊沢 拓也 DoCoMo TEAM DANDELION RACING HONDA HR10E 34 1'33.767
10 11 武藤 英紀 HP REAL RACING HONDA HR10E 34 1'51.262
11 10 小林 崇志 HP REAL RACING HONDA HR10E 33 1Lap
---- 以上規定周回(30 Laps)完走 ----
- 18 アレキサンドレ・インペラトーリ SGC by KCMG TOYOTA RV8K 27 7Laps
- 16 山本 尚貴 TEAM 無限 HONDA HR10E 24 10Laps
- 2 平手 晃平 TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 10 24Laps
- 62 嵯峨 宏紀 Le Beauest Motorsports TOYOTA RV8K 10 24Laps
- 3 アンドレア・カルダレッリ KONDO RACING TOYOTA RV8K 10 24Laps
17 33 国本 雄資 Project μ/cerumo・INGING TOYOTA RV8K 10 24Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'48.246 (2/34)

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FN:第7戦もてぎ決勝レース1 トップ3のコメント

優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
「すごくいいレースだったと思います。スタートもすごく良かったし、最初の何ラップかはプッシュしたが、その後は自分のペースを掴み、リズムをキープして走ろうと思いました。一貴は僕に追いつこうとずっとハードにプッシュしてきて、特に後半の2つのセクターでは接近してきましたが、それでも僕のコントロール下にはあったので、追い抜かれることはありませんでした。クルマの状態はすごく良くて、レースを楽しんで勝つことが出来ました」
2位 中嶋一貴(トムス)
「3番手からのスタートということで、抜き辛いサーキットですし、スタートで前に出ることを一番の目標にしていたんですが、アンドレにスタートを決められてしまいました。その後は少しでもプッシュして、アンドレがミスをすればすぐに抜けるようにしていたのですが、結局トップには届かなかったので、そこは課題としては残ります。それでも22周ずっと予選を闘ってるような走りを続けられたので清々しい気持ちではあります」
3位 塚越広大(ダンディライアン)
「スタートで後ろになってしまい、チャンスを失ってしまいましたし、その後もペースが上らなかったので厳しいレースだったと思います。最終的に3位になり表彰台に上れたのは良かったのですが、内容的にはペースも上らなかったし、大嶋選手にも抜かれてしまったので、次のレースは内容をよくして、まだ一回も優勝がないので、優勝目指して頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ決勝レース1 ロッテラーがポールトゥウィンで2011王座を獲得!

2011年全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝レース1が11月6日午前、ツインリンクもてぎで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィンで今季6勝目を挙げて2011年のシリーズチャンピオンを獲得した。
2位にはランキング2位の#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)、3位には#41塚越広大(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)が入った。
(天候:曇り コース:ハーフウェット>ドライ 観客動員数:9,000人)

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前夜から降っていた雨のための路面はハーフウェットの状態。それでも殆どのドライバーがスリックタイヤを選択して23周の戦いに臨んだ。
ただし#16山本尚貴、#3アンドレア・カルダレッリ、#62嵯峨宏紀の3名だけは朝溝タイヤを選択。この判断がどちらに味方するのか注目されるなか、午前10時15分にフォーメーションラップが開始された。

ところが5コーナーで#31中嶋大祐、V字コーナーでは#1J.P.オリベイラが濡れた路面に足を取られてスピンアウト、大祐はそのまま最後尾グリッドに並んだが、オリベイラは間違って自分のグリッドに戻ってしまい、そのままレースはスタートする。

ホールショットを奪ったのはポールシッターのロッテラー。
セカンドグリッドの塚越は出遅れて中嶋一貴が2番手に浮上、3番手はオリベイラで1コーナーを通過していく。塚越は#16山本尚貴に次ぐ5番手まで後退してしまった。
さらにその後方でカルダレッリが#8石浦宏明に追突。揃ってグラベルに飛び出してしまい、大きく後退することに。

2周目には山本が5コーナーでオリベイラのインに飛び込むが、オリベイラは130Rで抜き返して再び3番手。しかしここでオリベイラに対してスタート手順違反の裁定が下り、ドライビングスルーペナルティが課せられた。
しかし山本も乾き始めた路面にペースが上がらず、3周目の90度コーナーで塚越の先行を許す。
更に山本は4周目に#7大嶋和也、#33国本雄資に、5周目には#40伊沢拓也にもなすすべなく抜かれてしまい、堪らず山本は8周目にピットに飛び込みスリックタイヤに履き替えざるを得なくなった。

一方トップ争いは、中嶋一貴がロッテラーの背後にぴったりとつけて周回を重ね、ファステストラップを連発、16周目には0.618秒差にまで迫ってきた。
するとすかさずロッテラーが17周目にファステストラップを更新して突き放しにかかり、20周目には1.5秒差とするが、一貴も22周目にこのレースのファステストラップとなる1'36.384を叩き出してロッテラーを追走、しかし一歩及ばず、ロッテラーが0.656秒差で23周を逃げ切り、このレースの優勝と2011年シリーズタイトルをものにした。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ決勝レース1結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/06) Race 1 Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K2338'40.346
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K230.656
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E2329.617
433国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K2341.805
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E2342.512
68石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K2353.122
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K2353.573
818アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K2355.810
91ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K231'04.295
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E231'05.391
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E231'06.366
1216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E221Lap 
1362嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K221Lap 
---- 以上規定周回(20 Laps)完走 ----
-7大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K194Laps
-40伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E194Laps
-11武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E167Laps
-3アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K023Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.37 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'36.384 (22/23) 179.33 Km/h
  • CarNo.1は、2011年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則 第27条6. (スタート手順) 違反によりドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.32は、2011年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則 第28条 違反により訓戒および罰金5万円を課した。

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FN:第7戦もてぎ公式予選 予選上位3人のコメント

レース1&レース2ポールポジション アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r07_q_lotterer 「良い一日でした。全てのセッションがトップでしたし、漸くポールポジションをとれたし、それも2度も獲得して、最高の気分でした。最初の予選では100%出すことが出来なかった。トラフィックに引っかかったし、路面コンディションが変わったのでタイヤの空気圧も変えたし、ターン3でミスをしたのにポールポジションが取れたのはラッキーでした。Q2やQ3については完璧だったと思う。今まで中々ポールが獲れなかったのですが、全てのスタッフがハードワークをやって、全てが噛合えばポールは獲れるのだと判りました」
レース1予選2位、レース2予選3位 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r07_q_tsukakoshi 「今日は走り出しから決して良い状況ではなく、前回のレースからのインターバルもあったし、もてぎは地元なのでどうしても勝たなければと思い、色々策を練ってエンジニアさんと準備してきたのですが、そうしたネタをフリー走行で全て投入して、どれが良かったかを検証し、良いと思われるセットでQ1からずっと走ったんですが、Q1からQ3までちょっとずつトップと差をつけられ、Q3ではひとつ順位を落としてしまったのが悔しいです。でも僕らチームとしてはベストを尽くしたし、色々考えてやってもらったのに、もてぎでこの差というのは正直悔しいと思っています」
レース1予選3位、レース2予選2位 中嶋一貴(トムス)
fn_r07_q_nakajima「朝一でJPとアンドレが速い状況で後ろから追いかけていく展開になりました。でもタイヤの状況とか色々あるんで、ニュータイヤを入れるまではと思って色々セットアップをしてきたんですが、トラフィックに引っかかることが多くて難しい午前中と予選でした。それでも、その中で自分のできることはやってきたと思いますし、納得できる走りはある程度で来ました。アンドレが速かったですが、捕まえられるところまでは来ていると思うので、明日のレースは思い切ってやりたいと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ公式予選 ロッテラーが連続ポールを達成!タイトル獲得に向けて好発進

2011年全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の公式予選が11月5日、ツインリンクもてぎで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がコースレコードを連発する快調な走りでレース1、レース2ともにポールポジションを獲得した。

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
今回は2レース制ということで、いつもとは違い、予選Q1の結果がそのままレース1のグリッドに反映されることになっている。
レース2に関しては、従来どおりQ1で14位以下、Q2で9位以下のグリッドを決め、Q3で上位8台のグリッドを争うことになっている。

予選Q1
予選Q1は20分間の走行。コースオープンと同時に各ドライバー一斉にコースに飛び出して1回目のアタックを行った後、ニュータイヤに履き替えて2度目のアタックを行う展開となった。
最初のアタックでトップに立ったのは#36ロッテラーで、タイムは1分33秒698。2番手には#32小暮卓史、3番手に#1J.P.オリベイラがつけて一旦ピットへ。
2度目のアタックは残り時間が7分を切ったところから始まった。最初にコースインしたのは#18アレキサンドレ・インペラトーリ。しかしすぐに#36ロッテラー、#1オリベイラ、#37中嶋一貴らも続く。
ここでロッテラーは1分33秒483を記録。フリー走行に続いてトップで明日午前に行われるレース1のポールポジションをものにした。
2番手には#41塚越広大がつけ、ロッテラーのチームメイトで共にタイトルを争う#37中嶋一貴が3番手につけた。
一方、ここで予選を終えたのは#18インペラトーリ、#11武藤英紀、#62嵯峨宏紀、#10小林崇志の4台。フリー走行では好調にみえた武藤だったが、Q2進出はならなかった。

予選Q2
ここから先はレース2のグリッドを決める戦いとなる。
10分間のインターバルをおいて始まったQ2の7分間では、上位8台がQ3進出を許され、9位から13位までがここで走行を終える。
ここでもロッテラーは速さをみせ、2周のアタックを行って1分33秒010とそれまでの1分33秒167をうわまわるコースレコードを樹立して再びトップに立った。2番手にはチームメイトの中嶋一貴がつけ、トムスが1-2体制でQ3に駒を進めた。
3番手には塚越、4番手には小暮とホンダ勢が続き、ここで#2平手晃平、#40伊沢拓也、#3アンドレア・カルダレッリ、#33国本雄資、#31中嶋大祐がここで予選を終えた。

予選Q3
上位8台を決める最後のセッションもまた7分間で行われた。
Q2でコースレコードを叩き出したロッテラーはここでも圧倒的な速さを見せ、1分32秒989とタイムを更に縮めて連続ポールをものにした。
2番手には中嶋一貴が1分33秒114で続き、塚越が3番手。オリベイラが4番手につけた。

第7戦決勝は明日朝10時15分よりレース1が23周で、レース2は午後2時30分より34周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎ公式予選総合結果(第2レース)

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/05) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.483R1'33.010R1'32.989
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.6311'33.461R1'33.114
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.6081'33.4761'33.239
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.7531'33.5871'33.288
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.2611'33.5001'33.380
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'33.8711'33.8131'33.421
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'33.7781'33.6341'33.513
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.6511'33.6011'33.578
92平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.4831'33.970
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.9061'34.299
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'34.3301'34.397
1233国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'34.3341'34.463
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.3761'34.695
1418アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'34.506
1511武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'34.733
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'35.026
1710小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'35.038
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'33.167)

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/05) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'32.989--185.88
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'33.1140.1250.125185.63
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.2390.2500.125185.38
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.2880.2990.049185.29
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'33.3800.3910.092185.10
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'33.4210.4320.041185.02
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'33.5130.5240.092184.84
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.5780.5890.065184.71
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'33.167)

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/05) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'33.010--185.84
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.4610.4510.451184.94
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.4760.4660.015184.91
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'33.5000.4900.024184.87
51ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.5870.5770.087184.69
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.6010.5910.014184.67
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'33.6340.6240.033184.60
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'33.8130.8030.179184.25
---- 以上Q3進出 ----
92平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.9700.9600.157183.94
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.2991.2890.329183.30
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'34.3971.3870.098183.11
1233国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'34.4631.4530.066182.98
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.6951.6850.232182.53
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'33.167)

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎノックアウト予選Q1結果(第1レース)

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2011/11/05) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.483--184.90
241塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.6080.1250.125184.65
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.6310.1480.023184.61
47大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.6510.1680.020184.57
51ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.7530.2700.102184.37
68石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'33.7780.2950.025184.32
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'33.8710.3880.093184.14
840伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'33.9060.4230.035184.07
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.2610.7780.355183.37
103アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'34.3300.8470.069183.24
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'34.3340.8510.004183.23
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.3760.8930.042183.15
132平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.4831.0000.107182.94
---- 以上Q2進出 ----
1418アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'34.5061.0230.023182.90
1511武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'34.7331.2500.227182.46
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'35.0261.5430.293181.90
1710小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'35.0381.5550.012181.87
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'40.0276.5444.989172.80
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

Formula Nippon

FN:第7戦もてぎフリー走行 トップタイムはロッテラー

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦のフリー走行が11月5日、ツインリンクもてぎで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分33秒340でトップ。2番手には#41塚越広大(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)がつけた。

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2011年のフォーミュラニッポンもいよいよ最終戦。
昨年に続いて2レース制が導入され、タイトルの行方もまだまだ予測がつかない状況だ。また、8月の第4戦に続いて今回も武藤英紀がHPリアルの11号車を駆ってスポット参戦と、見どころの多い最終戦となりそうだ。
公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは朝から快晴。絶好のコンディションの下、フリー走行は午前9時25分より60分間で行われた。

ポイントランキングでトップに立っている#36ロッテラー、同2位の#37中嶋一貴のトムス勢が開始早々から好タイムを連発、ディフェンディングチャンピオンの#1J.P.オリベイラもロッテラーに継ぐタイムを記録してトヨタエンジン勢がここでも好調ぶりをみせる。

一方のホンダ勢も#11武藤がセッション序盤に5番手前後のタイムをマークするなど快調な滑り出しをみせ、レギュラードライバーたちも#41塚越広大が終盤に入って2番手タイムを記録してきたほか、#16山本尚貴が3番手、#40伊沢拓也が4番手、#32小暮卓史が5番手と上位に名を連ね、午後の予選に向けて快調な仕上がりぶりを見せた。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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