SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #23MOTUL AUTECH GT-R
柳田真孝
gt_r05_p_pc-yanagida ポールポジションが穫れて本当に嬉しいですし、Q2のロニーも素晴らしいアタックで、鳥肌が立つ思いでした。去年同様ポールポジションということで、こんないい場所から明日スタートできるかと思うと嬉しいです。
セパンと菅生では僕の担当したQ1で落っこちてしまって。あの時の感覚はすごく嫌ですね。チームの雰囲気もそうですし、自分自身も嫌でした。セパンでも菅生でも前のクルマに引っかかってしまった、というのはあったんですが、それがあっても最低でもQ1は通るべきだろうと思っていたので、今日は変なプレッシャーも感じていました。そこでチームはQ1を通るために僕にニュータイヤを練習用に用意してくれたんですけど、午前中のタイムは全然納得できていませんでした。何でだろうと思ってロニーやチームとも話し合ったんですが、最後はトラックエンジニアの吉田さんが「悪いことは全て忘れて走っちゃいなよ」と言って僕を送り出してくれました。その言葉がすごく大きかったです。たかがQ1ですが、今年のレギュレーションではすごく重要で、それを通ることで決勝の流れが変わってくると思います。
予選ではクルマもタイヤも良かったですし、僕もミス無く走れて良かったと思います。
ロニー・クインタレッリ
gt_r05_p_pc-quintarerri セパンからずっと予選が全然駄目だったので、とにかく速さを求めて、予選で速さを見せたいと思っていました。午前中の走行でもクルマの調子がすごく良くて、引っかかったりしていましたがいいタイムが出ていたので、予選でも去年みたいにいいタイムが出せると思いました。ポールポジションが穫れて何より嬉しいです。
Q1の後でマー(柳田)がクルマはすごく良いと言ってくれて、路面の状態も良くて簡単にタイムが出せるよと言ってくれたので、絶対タイムは出さなきゃいけないと思い、計測2周目はすごく集中して、余計なこと考えないで思いっきりプッシュしました。実はもう1周いっててセクター2まではタイムが上がったんですが、ヘアピン辺りでタイヤのタレを感じたので、決勝のことを考えてセーブしました。
一年ぶりに限界を感じながら思い通りにアタックできたのが良かったです。
GT300クラス #61SUBARU BRZ R&D SPORT
山野哲也
gt_r05_p_pc-yamano 鈴鹿はスバルにとって一番得意なサーキットだと認識していたんですが、菅生のレースが終わってから車高を8mm上げることになり、不安定な状態になってしまいましたので、昼の間にどうやってクルマを安定させるかとかなり長い間ミーティングして、その結果見違えるように安定してきました。だから午後の予選で速さを発揮できたのかなと思います。
予選は正直言うとあまり憶えてないくらい集中していました。集中はしていますがけれど、落ち着いていたというか、焦ってはいませんでした。このクルマでQ1を通過すること、孝太にバトンタッチして、孝太が4回目のポールを獲るということをイメージしていたので、僕は普通に落ち着いてアタックすると。
それよりも朝のフリー走行の状態では決勝を戦えないと思ったので、とにかく予選中にクルマの動きを把握すること、クルマを直す方向に持っていってアタックをしてもらう。そういうことに集中していた、という感じです。
一カ所ヘアピンでリヤがふらついた以外は、どこのコーナーをどう走ったかも憶えてないくらい集中しました。
そんな中でコースレコードを更新できたことは嬉しいです。
佐々木孝太
gt_r05_p_pc-sasaki 本当は今回がGT103戦目なんですよ。100戦目のときにお祝いをするのをチームに忘れられてしまって(笑) 僕のマネージャーが忘れたせいなんですけど、そのお陰で地元の鈴鹿でお祝いをしていただいて、そこでポールが獲れたというのはすごい有り難いことだし、記録的にもタイ記録だと聞いたので、嬉しいです。
ただ本当に走り始めは車高を8mm上げられた影響がすごく出ていて「まずいな」と思うくらいクルマのバランスが悪かったんですけど、そこからチームがいいクルマを作り上げてくれて、ミシュランタイヤもいい仕事をしてくれたので、安心して予選は行ける状態になっていました。勿論山野さんもすごくいいタイムを出してくれたので刺激にもなりましたし。
山野さんがQ1でいいタイムを出してくれたので、クルマに対する不安は消えていたんですけど、アタックのタイミングが悪くて、他のクルマに引っかかってしまい、気持ちよくアタックできなかったので、もう1周いこうと思いましたが、チームから無線でトップだよと教えられたので、やめました。
スッキリアタックできていないんですけど、クルマがいい状態になっていたのは良かったです。
井口卓人
gt_r05_p_pc-iguchi 身が引き締まる思いです。
午前中の走行では計測1周くらいしかしていませんけど、車高の影響は物凄く大きくて、前回(テストで)乗った時とバランスが変わっていたのを感じましたが、二人の活躍でポールが獲れました。それを見て僕も与えられた仕事をしっかりしないと行けないなという気になりました。
自分は今何故ここにいるのか、何を求められているのか、それを考えながら明日は走ります。
とにかくプッシュします。頑張ります。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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