スーパーGT第5戦「ポッカ1000km」の決勝前フリー走行は、#24D'station ADVAN GT-R(安田裕信/ビヨン・ビルドハイム組)がトップタイム。
GT300クラスは昨日の予選で惜しくも車検落ちとなった#66triple a Vantage GT3(星野一樹/吉本大樹/吉田広樹組)がトップだった。
昨夜からの雨もやみ、決勝日の鈴鹿サーキットは曇天から徐々に青空が顔をのぞかすコンディションとなった。
このままいけば決勝レースはドライコンディションで行えそうだが、フリー走行の時点ではコースの大半で水たまりが残っている状況。
このため各車浅溝タイヤを装着して8時からのフリー走行に臨んだ。
最初にトップに立ったのは#18ウイダーHSV。
しかしすぐに今回ポールの#1S Road GT-Rがこれを上回る。ドライバーはロニー・クインタレッリだ。
セッションが進むにつれてコースは徐々に乾き始め、終盤にはスリックタイヤに履き替えるチームも出始めたが、ラップタイムは2分を切ることができず、完全なドライとは言えない状況。
結局チェッカー直後に24号車の出した2'02.458がこのセッションのベストタイムとなった。
GT300クラスは昨日の予選後に燃料タンク容量の規定違反によって車検落ちとなった#66アストンマーチンがここでも速さを見せ、2'07.878でトップタイム。決勝では最後尾からどこまで挽回できるか、要注目だ。
決勝レースはこのあと12時30分より173周(1000km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum