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スーパー耐久

S耐:TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350、満身創痍の最終戦を戦い抜き、ランキング7位で2011年シーズンを終了(吉本 大樹)

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【Hiroki Yoshimoto Race Reprot 2011】
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2011.11.25-27
Super Taikyu Series Round_5 & 6 MOTEGI

【Result】
11.26 Round 5 Qualify : 6 th (52"823(吉本大樹) 54"371(小林敬一選手))
11.26 Round 5 Race1 : 6 th (6 pt)
11.26 Round 5 Race2 : DNF (0 pt)
11.27 Round 6 Qualify : 4 th (2'05"367(吉本大樹) 2'06"646(小林敬一選手))
11.27 Round 6 : 7 th (5 pt)
Series Ranking : 7 th (36 pt)

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Super Taikyu Series Round_5 & 6
2011.11.25-27 (Fri-Sun)
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■第5戦(Super Speedway) 公式予選~決勝レース1 & 2 【天候】 晴 【コース】 ドライ

いよいよ2011年シーズンの最終ラウンドを迎えたスーパー耐久シリーズ。TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350は今シーズン、スーパー耐久シリーズ初登場となる4ドアタイプのLEXUS IS350での参戦を果たすと、雨の開幕戦でいきなり2位表彰台を獲得。コンディションが助けになったとはいえ、その未知なポテンシャルとシーズンを通じての開発に大きな注目を集める事となった。しかしその後は徐々に開発を進めていくも、元々レースを戦う事を前提としていないベース車両のハンディもあり、表彰台には手が届かないままこの最終ラウンドを迎えた。それでも今季Aドライバーとしてチームを牽引してきた吉本大樹は初日の練習走行を終えた時点で、「重い分不利であることには変わりないけど、トップとのタイム差はこれまでで一番近い。初めて勝負ができそうです。3人のドライバーがまとまったタイムを出せるのが我々39号車の強み。開幕戦以来の表彰台で2011年シーズンを、IS350初参戦の年を締めくくりたい」と、その表情には今季最終戦への強い意気込みが見て取れた。

今回のレースは土曜日にオーバルコースを利用した第5戦のレース1とレース2が行われ、日曜日にロードコースを利用した第6戦が行われるという変則スケジュール。2日間で2回の予選と3回の決勝レースを戦う、シーズンで最も忙しいレースウィークとなる。土曜日最初のセッションはまずオーバルを利用した第5戦の公式予選となるが、前日にあった2回のオーバル公式練習セッションでパワステにトラブルを抱え、2本目のセッションを走る事が出来なかったTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350。エンジンパワーと車重が大きくタイムに影響するオーバルコース、さらにそのオーバルでの走行経験のない佐藤選手が一度も走行出来なかった事もあり、厳しい戦いを覚悟しながらの公式予選となった。

早朝8時15分スタートとなった第5戦の公式予選。この日のもてぎは晴天に恵まれたものの、ドライバーがサーキットに到着した時点での気温はなんと-2℃。難しいコンディションでの戦いが予想された。そしてまず最初に行われたAドライバー予選に挑んだのは吉本大樹。その吉本は「ストレートでの遅れはあるけど、アタック自体は満足。あれ以上のタイムは出なかった」と4番手タイムとなる52"823をマーク、上位進出の可能性を残しながらBドライバー予選の小林選手へとステアリングを託していく。しかし続くBドライバー予選ではシステム系トラブルが発生。ピットに戻りデータエンジニアが即座に対応したものの、短い予選時間の中で十分なアタック周回を稼ぐ事が出来ず。結局タイムは54"371に留まり、合算タイムで争われる予選順位では6番手という結果に終わる事となった。

その後、Cドライバー予選終了後すぐにスタート進行が始まった第5戦決勝レース1。第5戦のレース1とレース2はピットストップ義務が1回のみとなる。このレースでスタートを担当したのは小林選手。するとその小林選手は前を行くマシンにオーバーテイクを仕掛けるには至らないもののきっちりと前をいくマシンに着け、ワンチャンスでのポジションアップも狙える位置でレースを進めていく。ところがしばらくすると「時々ガス欠のような症状が出る」とペースダウンを余儀なくされてしまう。それでも小林選手は途中フロントバンパーをパイロンに当ててしまう一幕もありながら粘り強く周回を重ねルーティーンストップで吉本大樹にドライバーチェンジを行っていく。するとここでTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350に追い打ちをかける事態が。パイロンに当ててしまったフロントバンパーのダメージが大きく、これが「危険」と判断されてしまったTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350。結果オフィシャルからコースイン前にこれを修復するように指示が入り、TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350はここでトップから3周のビハインドを背負う事となり、表彰台を賭けた争いからは完全に脱落する事になってしまった。

それでも最後まであきらめる事無く、修復を終えたマシンでコースへと戻った吉本大樹。しかしその後も「コースに戻ってすぐにエンジンのパワーダウンを感じた」と回転数を抑えての走行を強いられた事に加え、ガス欠症状も再発。結局最後まで本来のペースで走る事は叶わず、何とかチェッカーまではマシンを運んだものの、最終結果はスタートポジションと同じ6位でレース1を終える事となった。このトラブルにより、後に短いインターバルでスタートしなければならないレース2出走への不安も残ったTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350。しかしここはメカニックが素晴らしいスピードで作業を進め、フロントバンパー修復をすぐさま終えると、ガス欠症状のトラブルも解決。何とかレース2のスターティンググリッドにマシンを並べる事に成功した。

そのレース2でスタートを担当したのは佐藤選手。劣勢は否めない状況ながら、何とか粘り強く前を伺っていく事が期待された。しかしスタートこそまずまずの動き出しを見せたものの、序盤のミスによりエンジンにトラブルを抱えてしまった佐藤選手。結局このトラブルはエンジン内部に及ぶ問題であった為、緊急ピットインからレース2は無念のリタイヤを喫する事となってしまった。

11' Super Taikyu Series Round_5 / MOTEGI Super Speed Way
2011.11.26 (Sta) Qualify & Race1 & Race2
Text : www.hiroki-yoshimoto.com

■第6戦 公式予選~決勝レース 【天候】 晴 【コース】 ドライ

不完全燃焼に終わった前日の第5戦(レース1&2)。しかしそんな状況の中でも「明日(日曜日)は金曜日も調子の良かったロードコースでの予選&決勝。気持ちを新たに皆で力を合わせて表彰台を獲得してやりたいと思います」とあくまで前向きなコメントを残しこの日を迎えた吉本大樹&TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350。するとその言葉の通り、Aドライバー予選に出走した吉本がLEXUS IS350の進化を感じさせるアタックを見せる。「金曜日の最後に晋也(佐藤選手)が試して良くなったというセットで走り始めた」という吉本は、ここで渾身のアタックを決め2'05"367をマーク。今シーズン、ドライコンディションで行われた予選アタックとしては最もトップに近づいたタイム差で3番手に着けて見せ、09年の同カテゴリーチャンピオンを獲得した底力を感じさせた。その後のBドライバー予選ではまたしても若干のトラブルが発生した為、総合では4番手となったものの、最終戦の決勝に向けて表彰台獲得の期待も抱かせる内容で予選を終了する事となった。

今季最終戦の決勝スタートを担当したのは小林啓一選手。その小林選手はまずまずのスタートを切ると、これまで幾度か悩まされてきた燃料系のトラブルも出る事無く順調に周回を重ね、「ピット作業でのロスを最小限にする戦略を取る為」に早めの周回でピットイン。ここで吉本大樹へとステアリングを託していく。ここでTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350はリアタイヤのみを交換しピットアウト。戦略としては、ここからチェッカーまでタイヤの交換は無し。次のルーティーンストップでは給油&ドライバー交代のみを行い、ピットでの作業時間をミニマムにする戦略となる。すなわち、吉本は最後のスティントを走る佐藤選手もこのタイヤでチェッカーまでを走りきれる状態を保ち、尚且つ前を行くマシンから離されないペースを保ったままこのスティントを走りきる事を要求される事になる。

燃料満タンのマシンでコースに戻った吉本は、「プッシュすればライバルと同じタイムで走る事は出来た。けどそこでタイヤを使ってもう一度タイヤ交換をしないといけなくなったら、ここまでの戦略が全て無駄になってしまう。目先の順位よりも最後にどのポジションに着けられるかという勝負を冷静に考えて走っていた」と、見た目のペースからは想像できない、吉本の経験値無くして敢行できない難しい内容の戦略を着々と進めていく。ところがこのスティントの半分程を終えたあたりから、今度は左コーナーを抜けるタイミングでガス欠症状が出始めてしまう。症状は前日のものと似ていたものの、これでロスしているラップあたりのタイムは0.5秒~1秒程。ここでピットに入ってしまえば、前日のレース2同様途中で勝負権を失う事になってしまう。それでも幸いこの症状はここからあまり悪化しなかった為、吉本はそのまま走行を継続。最後のピットストップに向け、苦しい中でも順調に周回を重ねていく。

しかし、ルーティーンピットまで残り2周となったところでまさかのトラブルがTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350を襲う。なんとダウンヒルストレートエンドでブレーキング後、コーナーにターンインしたところでいきなり左フロントの全ハブボルトが折れタイヤごと脱落。不幸中の幸いか、脱落のタイミングがブレーキング後だった事で何とかバリアへのクラッシュ等は免れピットに戻ったものの、「ステアリングもブレーキも効かなくなりグラベルに突っ込んだせいでフロントバンパーも破損していたし、さすがにあの状態ではリタイヤになると思いこんだ」と、レースもここまでかと思われた。しかし「ピットに戻ってからのメカニックの作業が凄かった(吉本大樹)」と、この局面でメカニック達が素晴らしい動きを見せる。マシンがピットに戻るや否や即座に修復作業を開始、何と15分ほどでマシンを走れる状態にまで修復、その後のスティントを担当した佐藤選手が「ドライビングに影響のないくらい完璧に直っていた」と好タイムを連発出来る状態にしてみせた。

結局このトラブルを乗り越えたTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350は最終的にこのレースを7位でフィニッシュ。今季、スーパー耐久初参戦のマシンとして大きな注目を集め、その期待に応えるように初年度で大きくマシンを進化させTWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350は最後に5ポイントを加算し、シリーズランキングでは7位に着け2011年最終戦を終えた。

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【吉本大樹コメント】
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シーズン前のテストを考えれば最終戦までに車はかなり進化したと思います。もともとレーシングスピードで走る事を想定されずに作られたマシンなので様々な壁がありましたが、ST3クラスで唯一の4枚ドアのIS350が予選で見せた進歩はメカニックやエンジニアの努力以外の何でもありません。最終ラウンドは結果こそ残せませんでしたが、パフォーマンスアップを証明できて良かったです。

優勝争いこそできませんでしたが、面白い挑戦に参加させて頂く事ができ、とても大きな経験ができました。トレイシースポーツ並びに大阪トヨペットグループ様、そして各スポンサー様や関係者の皆様には心より感謝したいと思います。

このIS350は来季もトレイシースポーツさんが開発を続け強くなっていくでしょう。自分もライバルとして違うマシンでST3で戦う事がほぼ決定していますので今から来シーズンが楽しみです。

これで今シーズンの全てのレースが終了しました。応援してくださった全ての皆様ありがとうございました。また来シーズンも応援の程宜しくお願い致します!

HY Management Co.,Ltd.



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