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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第10-11戦(鈴鹿)予選レポート

#17 上村 優太

鈴鹿.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第10-11戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で2017年10月6日(金)に開催いたしました。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第10-11戦(鈴鹿)予選レースレポート
天候:雨 路面:ウエット 気温:14度 路面:16度(セッション開始時)

2017年シーズンのポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)最終大会となる第10-11戦が、F1日本GPのサポートレースとして鈴鹿サーキットで10月6〜8日まで3日間開催される。初日となった6日は、正午からフリー走行が45分間行われた。朝からどんよりした雲がサーキット上空を覆っていたが、午前中に行われたF1フリー走行終了間際に雨が降り出し、PCCJのフリー走行開始時の路面は完全にウエットとなっった。夕方に行われる予選も雨予報となっているため、コースインした各マシンは路面状況を確認するように走行。各車とも水しぶきを舞い上げながら雨用のマシンセッティングを探るために周回を重ねていく。

しかし、セッション開始15分過ぎからは雨足が強まり、各所でコースアウトを喫してしまうマシンが散見された。この状況下、トップタイムをマークしたのは2016年のジェントルマンクラスチャンピオンである#7 星野 敏。2番手は2017年PCCJスカラシッププログラムドライバーの#17 上村優太、3番手は23号車のリザーブドライバーとして出場するイギリス人ドライバーのジョシュ ウェブスター(23歳)、4番手は2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一という結果に。

一方、ジェントルマンクラスのトップタイムをマークしたのは#24 Go MAXで、#11 Fukujirou、#25 内山清士と続く。現在総合ランキングトップで、すでにジェントルマンクラスの今シーズンチャンピオンを決めている#9 武井真司は、総合8番手、ジェントルマンクラス4番手に留まった。

公式予選日は同日の16時50分にスタート。雨は降り続いており、コースの一部は川のような状態になっている中、各車ともタイムアタックに挑むが、足下をすくわれてコースアウトを喫するクルマが続出。この難しいコンディションの中、順調にタイムを刻んでいたのが#23 ウェブスター。今シーズンのポルシェモービル1スーパーカップで活躍する実力者だけあり、その後もタイムを縮めていく。予選も半分を過ぎたころに強くなった雨に足元をすくわれてコースアウトを喫したマシンがストップしたため、予選は赤旗中断に。

残り4分を切ったところで予選は再開されたが、実際にタイムアタックできるチャンスはワンアタックのみ。ここで意地を見せたのが#17 上村で、逆転でポールポジションを獲得した。
「予選の最初はタイヤの内圧を低めにしていたため厳しかったのですが、赤旗中断後のワンアタックに精神を集中して結果を出すことができました。明日の決勝は、スタートからトップを譲らずにゴールを目指したいですね」。
逆転を許してしまった#23 ウェブスターは、「最後の最後に逆転されてしまい残念でしたが、明日の決勝ではもちろん優勝を狙っていくので楽しみにしていて欲しい」と自信を見せていた。

ジェントルマンクラスでトップタイムをマークした#24 Go MAXは、「赤旗中断が味方してくれて最後にタイムを出すことができました。明日は表彰台の真ん中を狙っていきます」と語る。予選2番手の#99 佐野新世は「自分自身が今日の結果に驚いています。鈴鹿の走行は5回目ですし、雨も2回目だったので。セットアップがとても決まっていたのが結果につながったと思っています」と喜びを語る。開幕戦から続いていた連続ポールポジションは9でストップした#9 武井真司は、「今日は無理をしなかった部分もありますが、総合チャンピオンが掛かっているので明日の決勝も慎重に行きたいと思います」と、タイトル獲得に自信を見せる。

なお、第11戦の予選結果は#23 ウェブスターがポールポジションを獲得し、2番手は#17 上村、3番手は#9 武井でジェントルマンクラスのトップタイムとなっている。

第10戦の決勝レースは7日(土)16時30分〜、第11戦は8日(日)11時15分〜、両日ともに10周で争われる。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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