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全日本GT選手権

JGT-Rd4:富士/ホンダ・リリース

                           1997年8月11日

         無限+童夢プロジェクト
   '97 ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP ROUND 4
          JAPAN SPECIAL GT CUP
         富士の空、かすかな晴れ間!
    5・6番手からスタートするもリタイア・11位

●日 時 : 1997年8月9(土)~10日(日)
●会 場 : 静岡県 富士スピードウェイ(1周/4.470km)
●天 候 : 9日/曇り→時々雨,   10日/雨のち曇り
●路 面 : 9日/ドライ→ウェット, 10日/ウェット→ドライ
●気 温 : 10日/28℃(13時:チーム計測)
●観客数 : 9日/12,000人    10日/50,300人(主催者発表)

 1997全日本グランドツーリングカー選手権シリーズも後半戦となる第4戦
「JAPAN SPEClAL GT CUP」が、8月9~10日、静岡県富士スピードウェイにて開
催された。
 「無限+童夢プロジェクト」の「avex 童夢 無限 NSX」は、前戦でのトラブ
ルに対策を施し、今大会に勇曜参戦。9日(土)の公式予選では黒澤琢弥選手
が、午前に行われた1回目の予選において第5位のポジションを獲得。
一方、僚友チーム「チーム国光 with MOONCRAFT」の「RAYBRlG NSX」は、今回
飯田章選手が積極的にタイムアタックを行い第6位を獲得。2台のNSXは揃って3
列目からのスタートとなり決勝レースに大きな期待を持たせた。
 快晴となった翌10日(日)の決勝レースでは、序盤「avex 童夢 無限 NSX」
「RAYBRlG NSX」の順で5~6番手を走行していたが、16周目、「avex 童夢 無
限 NSX」が300Rでストップ。駆動系トラブルでリタイヤとなった。
 一方、単独となった16周目以降も5番手から4番手と健闘していた「RAYBRlG
 NSX」だったが、途中セーフティカーが入った際の再スタートで、コントロー
ルライン手前で前車を抜いてしまい10秒ストップのペナルティを宣告され、ト
ップからは1周遅れの11位でレースを終えた。

○レース・ウィーク

 '97JGTCに参戦する2台のNSXも参加3レース目となり、前回問題となったミッ
ショントラブルにも対策が施され、ドライブする機会の少なかった山本克己選
手も、事前の含同テストで周回数をこなしてマシンにも慣れ、コンスタントに
好タイムを記録していた。レースウィーク金曜日のフリー走行も、両車とも順
調lこ走行を重ねていた。

○8月9日(土) 公式予選 参加台数44台 出走台数43台(GT500/20台)

 上空に晴れ間は見えるものの南の方角には厚い雨雲が広がり、遠からず雨が
降り出しそうな天候の下、定刻通り予選スケジュールは進行し、エントラント
の申し合わせにより、60分の予選時間を20分ずつに分けGT500クラスから開始
されるJGTC第4戦の公式予選は、10時40分から第1回が定刻通り開始された。
 空模様を睨み各チームとも早々とピットロードに並んで予選のスタートを持
ち、開始早々から激しいタイムアタックが展開された。
 その中、「avex 童夢 無限 NSX」は、黒澤選手が乗りスタート。1分34秒台
から31秒、そして30秒台へと順調にタイムアップし、1分29秒912までタイムア
ップし、11分過ぎlこピットイン。タイヤを交換し直ちにコースへ戻ってい
く。再びアタックを開始した黒澤選手は、1分29秒780を記録しピットイン。最
初の20分を終了した。GT300クラスの予選走行が行われていろ20分の間lこ空力
のセッティングなどを変更し、山本選手がハンドルを握り最後20分のスタート
を待つ。いよいよスタートしようとしたその時、2台がコースアウトし、回収
のため赤旗が振られ予選中断となってしまった。23分を残し再開された予選
はGT500と300クラスの混走となり、コース上はほぼ全車が走行するという混雑
状態となった。その中スタートしていった山本選手は3周を走行、1分05秒454
をマークしピットイン。予選通過基準タイムをクリアし黒澤選手と交代した。
黒澤選手は変更したセッティングの確認のためコースイン、クリアラップを取
れないまま1分30秒237をマークしピットイン。公式予選第1回を終了した。
 一方の「RAYBRlG NSX」は、飯田章選手のドライブでスタート前半の20分を
そのまま走行し、1分29秒800をマークしピットイン。一時は4番手のポジショ
ンに位置したが結局6番手で序盤の20分を終了した。後半の20分は先ず高橋監
督兼選手がハンドルを握りスタート。1分32秒557をマークしてピットイン、再
ひ飯田選手がスタートしていったがクリアラップは望めず1分31秒353を記録し
て公式予選第1回を終了した。
 15時40分からの予選第2回は、開始からわずかに遅れて雨が降り始め、コー
スはウェットとなりタイムアップは望めない状態となった。各車ともスリック
タイヤでスタートしていったが、2~3周でピットに戻りコース上を走行するマ
シンは、2~3台という状態となった。「avex 童夢 無限 NSX」も、黒澤選手の
ドライブでスタートしたが、1分32秒台でピットイン。しばらく様子を見るこ
となった。後半の20分がスタートする頃になっても雨は止まず、かえって強ま
る有様であった。その中黒澤選手はレインタイヤの確認のためスタ一ト。浅溝
レインタイヤで1周した後、インターミディエイトタイヤヘチェンジし1分39秒
990をマークしてピットイン。公式予選を終了した。
 一方の「RAYBRlG NSX」は、飯田選手のドライブでスタートしたが、雨の強
まりと同時にピットイン、予選を終了して、翌日の決勝レースに備えていた。
 結局、予選第2回では、上位陣の中でタイムアップしたチームはなく、
「avex 童夢 無限 NSX」は第5位、「RAYBRlG NSX」は第6位、ともiこ3列目か
らのスタートとなり、決勝レースでの活躍が期待された。
 ポール・ポジションは、予選1回目にM.クルム選手がコースレコードの1分28
秒625を記録したカストロール・トムス・スープラが獲得した。
 予選終了後、黒澤選手は「5番手のポジションは良くも悪くもないといった
ところかな。それより、トップと1秒以上差をつけられたことの方が気になる
し残念。ただ、今までトラブル続きだったのに今回はトラブルらしいトラブル
もなく、ここまで仕上げるのに頑張ってくれたスタッフに感謝したい・決勝レ
ースは、これまでレースディスタンスを走っていないし、相棒の山本君は決勝
を走ったこともない。このことがレースでどう出てくるのか解らないところが
心配のタネだよね。でも、レース(競争)には参加しながらしつこく慎重に走
って完走したい。このレースの結果だけ考えれば、ウェットの方が良いが、ド
ライのロングをこなしていないことを考えれば、今後のためにもドライで完走
してデータを残し、6位以内には入りたい。」と語った。

○8月11日(日) 決勝レース 56ラップ 出走台数43台 完走台数35台

 前日の予選終了後、「avex 童夢 無限 NSX」のピットでは決勝レースに備え
てエンジンの積み替えが行われ、早朝のウォームアップランはニューエンジン
でスタートした。雨は止んでいたものの路面はウェットで、浅溝のレインタイ
ヤでスタートしていった。ウェットコンデイションの中での黒澤選手は抜群の
スピードを見せトップタイムを記録していたが、セッション途中ピットインし
ようと流していた時に、突然エンジンブローに襲われ、ヘアピンコーナーアウ
ト側にマシンを止めてしまった。チームではエンジン交換を決定しすぐに作
業lこかかったが、NSXは横直きエンジンのため作業は時間を要し、決勝レース
に間に合うかどうか心配された。しかし、無限+童夢プロジェクトのスタッフ
は、ムーンクラフトチームの応援も受けながら懸命の努力を続け、これまでの
最短時間3時間でエンジンの交換作業を終了し、スターティンググリッドにマ
シンをつけた。

 13時58分、ほぼ定刻通りにグリーンフラッグが振られ、'97 JGTC第4戦
「JAPAN SPEClAL GT CUP」の幕が切って落とされた。
 黒澤選手がスタートドライバーを務める「avex 童夢 無限 NSX」は、1コー
ナーを予選順位通りの5番手でクリア。一時7番手に下がるものの11周目には5
番手に復帰。さらに上位を狙って走行を続けたが、16周目、300Rで突然駆動カ
を失いスピン。そのままリタイアとなってしまった。原因はブレーキディスク
ベルの破損であった。
 ピットに戻った黒澤選手は、「何の前触れもなく突然駆動がかからなくなっ
て回ってしまった。今日は頑張ってくれたスタッフのためにも、どうしても完
走したかったが仕方がない。最終コーナーでなかっただけ良かつたと思ってあ
きらめるしかない。最終コーナーだったら良くても全損でしたよ。悪ければ…
…、2ヶ月の入院ですむかな?」と語った。
 一方僚友チームの「RAYBRlG NSX」は、飯田選手のドライブでスタート。終
始、黒澤選手の後ろを走行していた。「avex 童夢 無限 NSX」がリタイアした
後の18周目、コースアウトした車両を片づけろためセーフティカーがコースイ
ン。5周にわたりペースカーランとなったが、この間に早めのルーチンストッ
プを行うチームもあり、順位が混乱した。30周目、「RAYBRIG NSX」もピット
インし、タイヤ交換とガス補給、ドライバーを高橋監督兼選手に替わったが、
この時タイヤ交換に手間取り大きく順位を下げてしまった。さらに、ピットイ
ンするそのラップに「RAYBRlG NSX」に対し、ブラックフラッグが掲示されて
いたため、1周後再びピノトインし、10秒間のペナルティストップを受けた。1
周遅れの19位でコースに戻った高橋監督兼選手は、1分32秒台をマークしなが
ら懸命に追い上げを開始。その後2度もセーフティカーが導入され、10台もの
チ一ムがペナルティを受けるという荒れたレースをかいくぐり、11位もまで順
位を回復したところでチェッカーフラッグを受けた。
 レース後飯田章選手は、「ペナルティはセーフテイカーランからグリーンに
変わったときに、コントコールライン手前で前車を抜いたということでした
。GT300クラスが前Iこいたりで微妙なタイミングでしたが、僕のミスです。マ
シンは全てが快調というわけではないが、致命的なトラブルlこならずにいる
ことが、完走につながっていると思います。小さなトラブルをつぶすためにも
もっとテストしたいですね。」と語った。

 レースは、デンソーサードスープラGT(影山正美/谷川達也)が今季2勝日
を飾った。

   資料提供:本田技研工業株式会社
   すがやみつる(SDI00104)/RIJ



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