- 総合優勝 #36中山雄一(トムス)
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予選では二つともポールポジションをとることが出来て、コースレコードも更新しました。これは新しいエンジンのお陰とコンディションが良かったことよるものですが、良かったです。
今日のレースは今年初めての雨でしたが、サイティングラップからマシンのバランスは良かったので、タイヤの皮剥きと熱を入れることに集中することが出来ました。
スタートもミス無くクリアすることが出来て、その後はトップなので視界もいいですし、最後までいいペースで走りきることが出来たと思います。
マシンが走ってくれてるのが大きいと思いますが、自分に迷いが無くて、1周目からトライすることが出来た。それでミスも無くコーナー一つ一つを抜けていくことが出来ているので、マシンと自分が一体になっている、そういうドライビングが出来ていることが結果になっている感じです。
明日のコンディションがどうなるかわかりませんが、今日みたいにスタートを決めて落ち着いていきたいと思います。 - 総合2位 #37勝田貴元(トムス)
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今回は金曜日から流れが良くなくて、タイム的にも中山選手は勿論、他のチームの選手にも抜かれている状況でした。クルマは決まっていて、自分のミスやトラブルの影響だったので、土曜に向けては不安要素も無く自分次第という感じで臨むことが出来ました。今日の予選でも一回目はクルマもよく、コンディションに合っていて、僅差だったんですけどアタックラップで自分の中でまとめ切れていない部分がありました。
これからはそういう点を直していかないと、という反省点です。
決勝もセカンドグリッドからのスタートで、しかもF312で雨を走るのが初めてだったんですが、チームが凄くデータをもっているので不安要素はなく、1周目から不安無くプッシュすることが出来ました。それでもトップの選手のしぶきの掛かる悪状況で不満の残る走りでした。雨量の少ないときにタイムを伸ばすことが出来なくて、後半少しずつ(前が)離れていってからは見えるようになったんですけど、そこまでに大きくはなされてしまったのが敗因でした。
もてぎは抜けないコースなので、明日もスタートが重要だと思うので、集中して走ります。
クルマが調子いいのは証明できてると思うので、後はドライバー次第です。 - 総合3位 #2野尻智紀(戸田)
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金曜日からまずまずの調子でスタートできて、ミーティングでクルマの方向性も話し合ったのがばっちり決まってて、予選ではトップの2台と僅差でした。予選に関しては僕がもうちょっと何かできたと思うし、完璧なアタックを決められればポールを穫れたと思います。ドライバーで決まるような差でしかないと思いますし、そこで3位と4位で終わったというのは悔しいし、もうちょっと小さいところを詰めていかないとなと思いました。
決勝に関してはスタートでなるべく前に行きたいと思っていましたが叶わなくて、その後自分のミスで飛び出して千代選手に迫られる場面もあったんですけど、その後は落ち着いて離すことが出来ました。
前の2台が凄く速くて、一生懸命プッシュしても追いつけない状況でした。
今後に向けてチームと話し合ってやっていかないといけないなと思いました。 - Nクラス優勝 #23高星明誠(NDDP)
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予選はプッシュもできて、良かったなと思います。2回目の予選では最後に黄旗が無ければもっといいタイムが出せたと思いますが、自分の中では満足しています。
決勝は初めてF3で雨を走りましたが、マシンはすごく良くていいスタートも切れたので、序盤からアドバンテージがあったんですけども、自分がプッシュできない部分があって、ハイドロの影響もあってタイムを上げることが出来ませんでした。でも他の選手も同じ状況だと思ったので、その中でスピンしないように心がけて走った結果がこの優勝だったので、凄く嬉しいです。 - Nクラス2位 #38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
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1回目の予選は全然良くなかったです。2回目の予選とコンマ7秒もタイム差がありました。
FCJとF3の予選のインターバルが10分しかなかったので、ブレーキングポイントの違いなど、うまく切り替えることが出来ませんでした。2回目の予選でもまだ自分のベストじゃなかったと思います。
決勝はスタート位置が9番手だったので、水しぶきで前が全然見えませんでした。高星選手は凄く速くて、自分は自分のベストを尽くして、最後まで走り切ることを目標にしていますが、その結果2位に入れたのは凄く嬉しいです。
コンディションが常に変化する中で、まだまだ慣れることが出来ていません。まだまだ高星選手の方が速いですね。 - Nクラス3位 #19武平良介(KCMG)
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予選はまとめきれなくてグリッド位置も良くなくて、雨のレースになり、しぶきが酷くて中々ペースが上げられませんでした。終盤になって徐々にペースを上げていたところで最終コーナーの川に乗ってしまって、3番手に落ちてしまいました。それが残念ですが、ペース的には悪くなかったので、次回同じ状況があれば、行けると思います。
F4とはダウンフォースの違いが大きく、S字や1コーナーのコーナリングスピードが遥かに高かったです。動きが全然違うので、そこのコントロールの仕方などが変わっているなと思いました。
Photo: Yoshinori OHNISHI