■ルマン富士1000km決勝レポート(1)
11月7日ルマン富士決勝日、富士スピードウェイ上空は雲が垂れ込め、スタ
ート前には雨が降ってきた。強い降りではないが、コースを僅かに濡らす。
コースコンディションが変わったため、1周のフォーメイションの後、午前
11時セーフティカーランのままスタートが切られた。やや拍子抜けのスタート
だが、とりあえず1000km(228周)レースが始まった。
この状態が2周続いた後、セーフティカーランが解除。本格的なレーススタ
ートとなった。トップは#1トヨタだ。
昨日クラッシュした#24AUTOEXEは徹夜の作業をスタート直前まで行い、何と
かマシンをスタートに間に合わせたが、完全とは言えない状態のようだ。
4周目 #21マクラーレンが2位に浮上
5周目 #1トヨタが早くも5秒のマージンを築く。2位#21マクラーレン、3位
#23ニッサン、以下#61BMW、#11GTR、#6スープラと続く
6周目 #32スープラピットイン。タイヤをウェットからドライに交換して復帰。
#23ニッサンが2位に浮上。#1トヨタを上回るペースで追い上げる。
上位のオーダーは予選順に戻った。
9周目 #21マクラーレンPIT。タイヤレイン→スリック。#11GTRもタイヤを交換。
10周目 順位 1-(5秒)-23-61-6-56-35-15-60-64-17
15周目 路面が乾くにつれ、#1トヨタ、#23ニッサンの差が広がる。
20周目 #1トヨタ-(17.5秒)-#23ニッサン-(32.6秒)-#61BMW
24周目 7位走行中の#15ポルシェの左リアタイヤがバースト。ゆっくりとコー
スを回りピットへ。
25周目 #1トヨタ-(19.8秒)-#23ニッサン-(45秒)-#61BMW
#1,#23は1'20~21秒台、#61は1'22秒台。4位#6スープラは1'28秒台。
29周目 #35スープラが#6スープラを抜きN-GT500クラストップへ。
30周目 1-(21.7秒)-23-61-35-6-56-60-21-64-17
36周目 ストレートで#1トヨタが#61BMWを周回遅れに。これで同一周回は
#1トヨタ、#23ニッサンの2台のみ。
39周目 #23ニッサンピットイン。給油のみ。ドライバーはコマスのまま。
42周目 #61BMWピットイン。給油、タイヤ交換。加藤のまま。
43周目 #1トヨタピットイン。給油、タイヤ交換。右京→鈴木へ。
ピットストップ時間の差で#23ニッサンがトップに立った。
45周目 #23ニッサン-(14.8秒)-#1トヨタ
48周目 ダンロップコーナーで#64ポルシェがストップ。セーフィティカーが入る。
50周目 順位23-1-61-35-6-32-21-60-81-11-17-16-15-28-91-65-69-64-56-10
51周目に入るところでセーフィティカーラン解除
55周目 #23ニッサン-(5.0秒)-#1トヨタ
56周目 #1トヨタにペナルティストップの黒旗提示。黄旗追い越し。
トヨタのピットでは納得がいかない様子。
61周目 #1トヨタ、ペナルティのピットイン(1分)。これは痛い。
#23ニッサンとの差は1周+20秒
70周目 順位(Top10)
P-No.Cls----Car--------------------------Drivers--------------Laps-Goal Time-
1 23 P NISSAN R391 コマス/本山/影山 70
2 1 GTP TOYOTA GT-One 片山/鈴木/土屋 - 1 Lap
3 61 P BMW V12 LM 加藤/脇阪 - 3 Laps
4 35 500 マツモトキヨシトムススープラ ラファネル/山路/土屋 - 5 Laps
5 32 500 cdma One セルモスープラ 木下/近藤/竹内 - 6 Laps
6 6 500 RMK冷凍めんスープラ 野田/ガードナー - 6 Laps
7 60 GTS CHRYSLER VIPER GTS-R 荒/岡田 - 7 Laps
8 21 GTP パーパスPCマクラーレンGTR 飯田/一ツ山康/幹雄 - 8 Laps
9 11 500 エンドレス アドバンGT-R 和田孝夫/木下/菊地 - 8 Laps
10 81 GT STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー - 9 Laps
決勝レポート(2)につづく
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: