SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン予選 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第4戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」  公式予選
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■開催月日:2006年6月24日
■開催場所:セパンサーキット
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■「MOTUL AUTECH Z」(#22) が2位フロントロウ獲得
「カルソニックIMPUL Z」 (#12) は4位

 SUPER GT第4戦マレーシアラウンドは、6月24日(土)に公式予選が行われた。毎年強い日差しと高温多湿の厳しい気象条件が特徴だったセパンサーキットは、今年は気温が28度程度までにしか上がらず、上空が雲に覆われている時間が長い。金曜日に行われた練習走行では午前中曇り空ドライ路面だったものの、夕方4時からのセッション2回目は雨。突然の局地的な土砂降りによって、数台が次々にスピンアウトする場面もあった。

 この日11時からの公式予選でも、GT300が専有走行を始めた頃は暗い雲が垂れ込め、今にも降り出しそうな天気であった。時折小雨がこぼれ落ち、誰もがGT500専有走行の間に本格的に降り出すと予想していた。しかし、その時間となると急に空が明るくなり暗い雲は東の方向に流れて行った。このセッションで精力的に走り込んだのは、「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24)のエリック・コマス。速いペースでタイムを削り予選10位を獲得し、スーパーラップ進出を果たした。「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、ミハエル・クルムがアタッカーを担当。ハンディウェイト10kgの#22 Zは、予選でもトップタイムを獲得すべく果敢にプッシュしたが、アタック中に先行車に引っかかり、暫定ポールポジションを逃して3位となった。2位は「カルソニックIMPUL Z」(#12)。

 「イエローハットYMS TOMICA Z」(#3)は、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがタイムアタックして7位。ウェイトハンディ30kgを積んだ本山哲がアタックを担当した「XANAVI NISMO Z」(#23)は、8位となり、これによって、5台体制となった今年のSUPER GT開幕戦以来4戦目にしてはじめてZ勢全5台が揃ってスーパーラップに進出することとなった。

 午後5時19分から始まったGT500のスーパーラップは薄曇りながら路面はドライで気温は28度と午前中からあまり変化がない。一時強く雨が降ったものの、幸運にもこの時間帯には乾ききっていた。タイムアタックのトップランナーは「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24)のエリック・コマス。ウォームアップラップでは左右にマシンをウェービングさせ、タイヤを短時間で暖める試みを続けた。しかし、タイムは2分02秒014と1回目の予選タイムを更新することができず10位スタートが確定した。「XANAVI NISMO Z」(#23)は本山哲がアタック。決勝レースを見込んでハード目のタイヤを装着している#23 Zは8位。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの「イエローハットYMS TOMICA Z」(#3)も同様に順位を挙げることができず、7番グリッドからのレーススタートとなった。

 上位5台によるスーパーラップショーは見応えのあるものだった。#36、#1のレクサスSC430勢が1分59秒台を出し、その後「MOTULAUTECH Z」(#22)のミハエル・クルムが渾身のドライビングで1分58秒794を記録するとライバル陣営からはため息がこぼれた。続いて計測ラップに入ったブノワ・トレルイエの「カルソニックIMPUL Z」(#12)は見るからにハードプッシュで攻め上げたが、何度かの脱輪ギリギリの走行がタイムロスにつながり、4位でスーパーラップを終えることとなった。ポールポジションは#8 NSXが獲得。#22 Zは、2番グリッドのフロントロウから決勝レースをスタートする。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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