SUPER GT

SUPER GTに新クラス設立の動き?!

gt100 3月某日、新装成った富士スピードウェイにおいて、NISMOが極秘テストを実施したとの情報が入った。
それによると、走行した車両はマーチで、大柄なオーバーフェンダーと巨大なウィングを装備していたという。
その風貌から、一時は「マーチカップの上級クラスとしてかつて存在した、マーチN2カップが復活するのか」との憶測が流れたが、実はそれどころではない驚くべき構想が持ち上がっていることが判明した。

なんとGTAが、従来のGT500、GT300に次ぐ第3のカテゴリーを模索しているというのだ!
それはGT300の更に下に位置し、マーチ、ヴィッツ、フィットなどのコンパクトカーをベースとした、より低コストなカテゴリーになるという。
一部関係者の間では「GT100クラス」と呼ばれているようだが、正式には未だ何の発表もなされていない。
こうした新クラス設置の背景には、以前からワークス対決の様相を呈していたGT500クラスに加え、最近ではGT300までも開発競争が過熱化し、それに伴ってコストも上昇したため、本来このクラスで期待されていたプライベーターの活躍する機会が減ってきたことがあるようだ。

既にホンダやトヨタもGT100(仮称)仕様の車両をシェイクダウンさせているという情報もあるほか、プジョーやフィアットらも関心を寄せているとさえ囁かれている。

2005年度から新たにSUPER GTと名称を変えたGT選手権だが、2006年シーズンもまた新たな話題を提供してくれそうだ。続きを読む

(写真は、マーチカップのものであり、実際のテスト車両とは異なります)

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