スーパー耐久

S耐:第5戦岡山公式予選 GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-Rが総合のポールポジション!

 スーパー耐久シリーズ2013第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は31日、岡山県の岡山国際サーキットで公式予選を行い、GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)が総合でのポールポジションを獲得した。

 台風15号の接近で荒天が予想された岡山県地方だが、公式予選の行われる岡山国際サーキットは朝から晴れ。昼前には雲が広がり一時雨もぱらついたが曇天のもと、終始ドライコンディションでセッションは推移した。

 公式予選は12時45分スタート。従来15分で行われていたA,Bドライバーグループ分け予選がこの大会から18分間に延長された。

st_r05_q-81  GT3クラスは、Aドライバー予選でGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)プラチナドライバーの星野が健闘。1分31秒986と2位以下を0秒4強離して文句なしのトップタイム。しかしBドライバー予選ではPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のプラチナドライバー片岡が1分31秒087とこちらも2位以下を4秒半近く離すタイムでトップタイムを記録した。

 しかし総合では相方のドライバーの差で、GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)が僅差で総合のポールポジションを獲得した。総合2位にはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)が、同3位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)が入った。

st_r05_q-9  ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂/山野直也組)がただ1台参加。しかしマシンにトラブルを抱えているのか総合でも37位と下位に沈んでいる。

st_r05_q-20  ST-2クラスはAドライバー予選でRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)の大橋がトップタイム。Bドライバー予選では新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖組)の菊池がトップタイムだったが、総合ではRSオガワADVANランサーがポールポジションを獲得した。

st_r05_q-34  ST-3クラスはAドライバー予選でasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)の佐々木がトップタイム。Bドライバー予選でも同チームの前嶋がトップタイムを記録し、文句なしでポールポジションを獲得した。

st_r05_q-95  ST-4クラスもリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/市嶋樹組)のAドライバー松井、Bドライバー中島ともトップタイムを記録し、こちらも文句なしのポールポジションを決めた。

st_r05_q-19  ST-5クラスはAドライバー予選で前回初優勝のDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(谷川達也/小原健一/野上敏彦組)谷川がトップタイム。Bドライバー予選ではPTGランドリー602明京産業ヴィッツ(岩月邦博/小松高人/山本浩朗組)の岩月がトップタイムを記録した。しかし、総合ではA,Bドライバー予選ともタイムを揃え2位に付けたBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/松田智也組)が総合でのポールポジションを決めている。

 決勝レースは明日9月1日13時30分、3時間レースとして開催される。雨天が予想されており、予断を許さないレース展開となりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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