ARTA with TEAM A-ONE S耐第1戦SUGOレポート
4月20~21日、2013スーパー耐久シリーズの開幕戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」が宮城県スポーツランドSUGOで開催されました 「オートバックス.GLORY-R.FN2」北川・野間・藤田組は予選クラス10位となりましたが、決勝レースは降雪のため中止となりました。
■レース概要■
- 大会名 スーパー耐久シリーズ第1戦 SUGOスーパー耐久3時間レース
- 日時 2013年 4月 20日(土),21日(日)
- 場所 スポーツランドSUGO(宮城県)
- 入場者数 (現在未発表)
■レース結果概要■
- 車名 333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
- ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸
- 予選 ST4クラス 10位 (14台中)
- 決勝 降雪のため中止
■4月20日 予選■
4月20日(土)13:15から15分間のAドライバー予選がスタート。#333オートバックスFN2は北川選手がコースインします。路面温度は真冬のように低くタイヤが暖まらずオーバーステアに苦しみますが、#58 KRP DC5 小林選手の後方につけスリップストリームを利用してタイムアタックに入り、1'34.518を記録して7番手となりました。
続くBドライバー予選は第1グループでオイルを出してしまった車両があり、路面清掃のため予定を遅らせて14:10からコースイン。野間選手は#73 mountainインテグラ 山崎選手の後方につけ、タイヤをウォームアップします。3周目に1’34.757を記録しさらにタイムアップを目指しますが、赤旗によりセッション中断となりました。
A/Bドライバーのベストタイム合算で決まる予選結果は10位となりました。今回の予選ではS2000が圧倒的に有利と予想されていましたが、トヨタ86とDC5インテグラも1’32秒台を記録するなど、各車の大きな進化に対して遅れを取っている状況となってしまいました。
- P1 #95 リジカラS2000 松井猛敏 / 中島保典
- P2 #93 SKR S2000 中村嘉宏 / 浜野彰彦 / 遠藤光博
- P3 #48 DIJON IS WAKO’S ED DC5 鶴田和弥 / 太田侑弥 / 井上恵一
- P10 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛 / 野間一 / 藤田弘幸
■4月21日 決勝■
4月21日(日)当日は8:25からのフリー走行に合わせて、早朝に名取市内のホテルを出発しましたが、その時点では多少雪が降っているものの積もっていはいない状況でした。サーキットに向かい山道に差し掛かると道路脇の畑には雪が降り積もる状況でした。サーキットに到着するとコースサイドのグラベルやランオフエリアは真っ白です。オフィシャルたちがマーシャルカーなどを走らせて除雪の努力をしていましたが、さらに雪は強まり、コース上も真っ白な雪に覆われてしまいます。その後、スケジュールが変更されレース時間が2時間6分に短縮されましたが、雪はさらに強くなり11:30にレース中止が発表されました。
すでにサーキット入りしていた観客も多かったため、各チームとも車両をピットロードに出して展示したり、ドライバーやメカニック、レースクィーンもピットロード上に出て自発的なピットウォークが行われファンとの交流もなされました。
■まとめ■
- チーム代表代行 大河原一
- 「今回のレースは、オートバックス様をはじめとした多くのスポンサー様のご支援をいただく2013シーズンの初戦ということで大きな期待を背負ってのレースでしたが、雪で中止となってしまい大変残念でした。こんな天気にもかかわらず応援に来てくださった方々には、ピットでコーヒーを振舞ったりマシンやドライバーと記念撮影をしたりとレースとは違った形のサービスで喜んでもらえたかと思います。公式練習ではマシンバランスとトラクションに問題を抱え、暫定対策で予選に挑む形となってしまいましたが、次回韓国ラウンドに向けて根本的な対策を講じて必ず巻き返します。どうぞご期待ください。」
次戦は初開催となる韓国インジェオートピア(5/25-26)です。日本からのチームに加えて現地チームとのバトルも期待されます。これが実質的な開幕戦となるため、確実にポイントを持ち帰れるレースにしたいと思います。
今回も多くの応援や激励をいただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも応援よろしくお願いいたします。
ARTA with TEAM A-ONE プレスリリース