スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿公式予選 28号車のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3がPPもペナルティで1号車(同)がポール位置を獲得

 スーパー耐久シリーズ第5戦が20日、鈴鹿サーキットで開幕した。今回はFIA WTCCのサポートレースとして開催され、6クラス合計で今シーズン最多となる49台がエントリー。秋晴れの青空の下、13時より公式予選が開始された。

 公式予選はAドライバーとBドライバーの合算タイムで順位が決定。A,BドライバーともともGT3、ST-1、ST-2、ST3が第1クループ、ST-4、ST-5が第2グループとグループ分けされ、それぞれ15分間での争いとなる。

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 GT3クラスでは、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/メルビン・モー組)がAドライバー・片岡、Bドライバー・レスターともトップタイムを記録。文句なしで総合のポールポジションを獲得した。しかし、レスターが危険なドライブ行為により3グリッド降格のペナルティを受けた。代わって、総合2位のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(谷口信輝/ドミニク・アン/ファリーク・ハイルマン組)が第1レースをポールポジショングリッドからスタートする。

 ST-1クラスはENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)の峰尾がAドライバー予選でトップタイム、Faust Racing Team(堀主知/佐藤茂/岡本武之組)の佐藤がBドライバー予選でトップタイムを記録したが、合算タイムでENDLESS・ADVAN・380RS-Cがクラスポールポジションを獲得した。しかし、赤旗中の追い越し違反によりENDLESS・ADVAN・380RS-Cに5グリッド降格のペナルティが課されたため、クラストップグリッドからはFaust Racing Teamが第1レースをスタートすることとなった。

 ST-2クラスはRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)のAドライバー・大橋、Bドライバー・坂口ともクラストップタイムを記録。合算でも文句なしのクラスポールポジションを獲得した。

 ST-3クラスはB-MAX・Z33(関口雄飛/ドラゴン/吉田基良組)の関口がAドライバー予選でST-2クラスをも上回るタイムをたたき出しクラストップタイム。Bドライバー予選ではasset テクノ Z33(小泉和寛/吉田広樹/堀田誠組)の吉田がトップタイムを記録したが、合算ではA,Bドライバーとも2位のタイムを記録したasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)がクラスポールポジションを獲得した。

 ST-4クラスはW.S.ENGINEERING S2000(阿部光/吉田靖之/鶴田積組)の阿部がAドライバー予選でトップタイムを記録。しかし、Bドライバー予選でリジカラS2000(松井猛敏/中島保典組)の中島がトップタイムを記録して総合でW.S.ENGINEERING S2000を逆転、クラスポールポジションをものにした。

 ST-5クラスはエンドレス アドバン Cyber Formula SINヴィッツ(山本幸彦/いとうりな組)の山本がAドライバー予選でコースレコードをたたき出し、トップタイム。Bドライバー予選ではDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(野上敏彦/小原健一/大井貴之組)の小原がトップタイム。しかし、合算ではAドライバー予選で4位、Bドライバー予選で2位のタイムを出したBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/松田智也組)が僅差でポールポジションをものにすることとなった。

 決勝レースは明日21日、第1レースが10時より1時間、第2レースが12時35分より1時間で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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