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SGT:JAFGP富士GT500クラス第2レース決勝 伊沢拓也(RAYBRIG HSV-010)が予選4位から好スタートで優勝!

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 JAFグランプリ・富士スプリントカップの締めくくりとなるGT500クラスの第2レースは、スタートでジャンプアップした伊沢拓也(RAYBRIG HSV-010)が逃げ切って優勝。2位はPPスタートの柳田真孝(S Road MOLA GT-R)、3位には予選14位スタートの金石年弘(KEIHIN HSV-010)が入った。

 陽も傾いてきた午後3時30分にスタートが切られたGT500クラス第2レースは、2列目4番手グリッドの伊沢が好ダッシュ。トップで1コーナーに飛び込むと、柳田を従えて周回を重ねる。

 この2人に続いたのが、下位グリッドからスタートしたたロイック・デュバル(ウイダーHSV-010)、アンドレ・クート(D'STATION KeePer SC430)、本山哲(MOTUL AUTECH GT-R)。この3人を含め、ハーフウェットの予選でタイヤ選択に失敗したドライバーが大いにレースを盛り上げた。

 残念だったのは、トップをも奪う勢いを見せていた本山。9周目には4位にまでポジションアップしたが、スタート直後の1コーナーで接触を犯したとしてドライブスルーペナルティが課せられ、大きく後退してしまった。

 代わってトップ集団に加わったのが、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SC430)。中嶋も予選を失敗して13位からのスタートだったが、6周目に6位、10周目には本山のペナルティもあって4位にまで上がり、3位クートの追撃態勢に入る。

 10周を過ぎたあたりからレースは膠着状態。トップの伊沢、2位柳田の差は徐々に開き一定間隔を保つようになる。

 終盤の見所となったのがクートと中嶋の3位争い。しかし、両者の勝負は思わぬ結末を迎える。最終ラップ、ダンロップコーナーを並ぶようにして立ち上がった2台は、絡むようにしてスピン。金石、伊藤が漁夫の利を得てポジションアップ。フィニッシュを迎えた。

 スタートから一度もトップを譲ることなくチェッカーを受けた伊沢は「マシンもタイヤも完璧でした。チーム本来の力を発揮することができた」と笑顔でコメント。第1レースに続く連勝を阻まれた柳田の悔しそうな表情とは対照的だった。

Text:Shigeru KITAMICHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Motorsports Forum


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