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SGT:第9戦もてぎフリー走行 最後尾スタートのKRAFT SCがトップタイム! GT300はここでもダイシンが速さを見せつける

スーパーGT第9戦「もてぎGT250kmレース」の決勝前フリー走行は、昨日メカニカルトラブル により惜しくも予選不通過となった#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が1分45秒630と2位 以下を1秒半も突き放す圧倒的な速さをみせてトップタイム。
GT300クラスはポールシッターの#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)がここで もトップタイムを記録し、ここでも速さを見せつける結果となった。

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決勝日を迎えたツインリンクもてぎは薄曇り。少し肌寒さを感じさせる天候の下、フリー走 行は午前8時45分より30分間で行われた。
ポールシッターの#8ARTA NSXが開始数分でトップに立つが、タイムは1分47秒175と、あくまで 決勝を想定したペースに留まる。その証拠に、上位8台までが47秒台と1秒以内にひしめく展開 だ

一方、プロペラシャフトのトラブルにより予選1回目で基準タイムをクリアできなかった35 号車は開始10分過ぎで漸くコースインすると、見る見るうちにペースアップ。
1分46秒836でトップに躍り出ると、続くラップで1分45秒630とほぼ予選並みのタイムを記録。 最後尾スタートながら大逆転に期待のかかる仕上がりだ。
結局GT500クラスは、この#35KRAFT SCを筆頭に、#8ARTA NSX、#39サードSC、#36ペトロナスSC 、#1モチュールGT-Rが僅差で続く結果となった。

GT300クラスは走り始めは#7M7 MUTIARA MOTORS雨宮RX-7がトップに立っていたが、開始10分 過ぎにポールシッターの#81ダイシンフェラーリがトップに躍り出た。
2位以下は#7雨宮RX-7、#11ジムゲイナーフェラーリ、#2紫電、#808初音ミクBMW Z4の順で、ポ イントリーダーの#19ウェッズスポーツIS350は11番手に終わっている。

第9戦決勝はこのあと午後2時から53周、250kmのスプリントで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA


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