SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス ポールポジション記者会見

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GT500クラス
XANAVI NISMO GT-R
ブノワ・トレルイエ
 「最高の気分です。朝の時点では昨日と違うハードタイヤを使用したらアンダーステアが強く、クルマのセッティングの問題で不安でした。午後はユーズドタイヤでトラフィックもありタイヤの調子も分からなくて、ぼくたちにとっては重要なポールポジションだったので、スーパーラップに向けて緊張していました。スーパーラップに入ったときはこれは行けると思って自信をもって走りました。完ぺきなスタートを切ってトップで本山選手にクルマを渡し優勝するのが夢なので、可能であれはかなえたいです」
本山哲
 「非常にうれしいですね。ブノワが言った以上に彼はやばいくらいに緊張していて、正直厳しいかなと思いました。午前中はアンダーステアがあって、自信もなさそうでした。でも、そのなかでいい走りをして素晴らしいタイムを出してくれたのは、ぼくだけじゃなくてチームスタッフにとっても良かったです。あしたは明るく自信をもって行けると思います。昨日からロングランやタイヤテストをするなかで、このサーキットはタイヤのグリップダウンが大きくて、そういう状況でレースセットアップを進めてるんですけど、その中での戦いになると思います。楽なレースはできないですね。レース序盤はタイヤのマネジメントも必要だと思いますが、今回は開幕戦とは違ってベンちゃん(トレルイエ)にトップで2位以下を引き離してきてもらう予定です」
GT300クラス
JIMCENTER ADVAN F430(田中哲也/植田正幸組)
田中哲也
 「以前にここ(PP記者会見)に来たのは5年前だと思います。今回はチームスタッフとも確実にポールを取りに行こうと話していて、昨日から努力してきました。ブノワ選手じゃないんですけど、朝の予選を終わった時点で久しぶりに緊張しました。スーパーラップはまず1コーナーで失敗しました(笑)。それでドキドキしたんですけどそのあとすごく良くまとめられたので第3セクターを下っているあたりから行けるんじゃないかという自分なりのフィーリングはありました。でも、2番手のタイムが分からなかったので、不安はありましたね。クルマもタイヤも完ぺきでした。今年は最初にエンジンを新しくしたのに開幕戦の鈴鹿は厳しくてどうなるかなと思いましたが、それ以降急速にエンジンが良くなりました。シャーシーもすべてジムゲイナーのメンテナンスに変え、ぼくたちも頑張ってスタッフも期待以上に伸びてきて充実感もあります。あしたは植田さんにスタートしてもらって引き離して帰ってきてもらえればと思っていますが、まだ決めていません。今シーズンは決勝でトラブルに巻き込まれたりしているので、あしたはうまくまとめて表彰台に上がりたいですね」
植田正幸
 「ポールを取りに行くと言っていてその通りになってホッとしたのと、あしたの決勝に向けてドキドキしています。去年ここを走って今年は2年目ですが、去年とはクルマがすごく進化しています。メンテナンスが変わって田中選手が入り、田中選手の厳しいリクエストに応えて毎回毎回すごく良くなって、乗りやすくなっています。今まで決勝でいいところでもらっても、接触があったりいろんなことがあったので、今回はてっちゃん(田中選手)の頑張りを守っていけるようにしたいです。緊張しています」

まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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