SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ予選 YellowHat YMS TOMICA GT-Rが勝ち抜きポールを獲得! (NISMO)

 昨年同様、SUPER GTもてぎ300km公式予選には、勝ち抜き形式でスターティンググリッドを決める「ノックダウン」方式が取り入れられた。予選1回目は朝10時20分から行われ、GT-R勢では、最も重量の軽い#3 「YellowHat YMS TOMICA GT-R」(ロニー・クインタレッリ/横溝直輝)が他を圧倒するタイムでセッション首位についた。#22「MOTUL AUTECH GT-R」(ミハエル・クルム/柳田真孝)が4番手タイム、開幕2連勝後は最重量級のウェイトに悩まされた#23「XANAVI NISMO GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、今回から性能調整のためのエアリストリクターが標準に戻されたこともあり7番手につけた。前回の鈴鹿1000kmで優勝している#12「カルソニックIMPUL GT-R」(松田次生/セバスチャン・フィリップ)が8位に続いた。#24「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(ジョアオ・パオロ・デ・オリベ イラ/荒聖治)は14番手であった。

 ノックダウン方式となった公式予選2回目は、3つのセクションを勝ち抜きながら最終のスターティンググリッドを決めるもので、GT500クラスは15分間のセッション1で16台から12台に、10分間のセッション2は8台に絞られるスタイルとなった。さらにふたりのドライバーが両名とも3セッション中の1回は走行する必要がある。最後の10分間に行われるセッション3でトップ8の順位が決まる、というものだ。

 前日の練習走行からトップタイムを連発していた#3 GT-Rは、横溝直輝がタイヤをセーブしながらもアタックしてトップタイムを記録。その後セッション2、セッション3を担当したロニー・クインタレッリもそれぞれのセッションのベストタイムを独占。パーフェクトな形でポールポジションを獲得した。

 セッション1で#24 GT-Rは15位、セッション2で#12 GT-Rは9位に決定。セッション3に残った#23 GT-Rが4位、#22 GT-Rは7位で決勝レースをスタートする事となった。

NISMO 飯嶋嘉隆監督
 「うちは2台とも順当な(予選)位置です。コンディションもほぼ同じです ね。しかし、ここもてぎのレースは重いクルマに厳しいので、タイヤを セーブし無理せずに周回を重ねることが肝心です。是非皆さんの応 援でGT-Rを後押ししていただきたいと思います」
HASEMI MOTORSPORT 長谷見昌弘監督
 「ここまではパーフェクトです。じつは、最後のタイムアタックの時、ロ ニーからエンジンが吹けない、という無線が入り心臓が止まりそうに なりました。どうやらピットレーンスイッチを押してしまったらしく、その 後タイムが回復したので安心しましたけどね。横溝もタイヤを温存し ながらトップタイムを守ってくれたし、明日もこのままこのポジションを キープして走りたいです」
上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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