SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス Rn-sports JIMGAINER F430は、18位完走 (JIMGAINER)

  • 2011年SUPER-GT IN KYUSYU 250km
  • Rn-sports JIMGAINER F430
  • 観客動員数:予選日12,500人 決勝日:23,500人
  • 予選:18位・決勝:18位
  • Dr:Masayuki UEDA / Masataka KAWAGUCHI

gt_r07_jg_03.jpg

2011年10月1日(Sat)
  • 9:00~10:45・FREE PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:16℃ 路面温度:21℃
  • 12:00~12:35 FIRST QUALIFYING PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY気温:21℃ 路面温度:29℃
  • 14:35~ SUPERLAPQUALIFYING 天気:FINE 路面状況:Dry 気温:20℃ 路面温度:30℃

 2年ぶりに戻ってきた九州で開催されるSUPER-GT。沢山のファンの方が待ちわびていたということがわかるほど、沢山のお客様が来場されておりました。10号車の2人にとっては今季2戦目で、FIA-GTF430車両では初めてとなり、2年前のJAF-GTF360とは特性も違うので、まずはそのライン取りと、富士とは違うテクニカルサーキットをどう攻略するかがポイント圏内に入れる鍵を握っていました。

 昨日降った雨も止み、朝から秋晴れの中練習走行は開始された。まずは植田正幸からコースへ。植田はトラクションがないと訴える。ダンパーの調整等行いコースへ。しかし、タイヤにも厳しいコースということもあり、タイヤを温存しながらの走行も必要で、久しぶりのコースで思ったようにタイムが伸びない。10周計測後川口正敬と交代。

 川口も久しぶりのオートポリスということと、2年前に乗っていたF360との走行ラインの違いに戸惑い、なかなかマシンに乗り切れていないようだ。アンダーも出ているようで1時間45分の練習走行では思うようなタイムを出すことが出来ず、もう一度植田と交代し、予選シミュレーションを行うが、1分55秒183のタイムで走行は終了した。

 1時間15分のインターバルを挟んで1回目の予選が開始された。気温は朝から5℃しか上がらず21℃。路面温度とタイヤのマッチングがタイムアップの鍵を握る。

 まず川口が予選通過基準タイムをクリアするためにコースへ。3周目に1分55秒のタイムを出した時点でピットへ。植田にスーパーラップ予選への希望を託す。混走時間でマシンセットを行い、GT300クラス専有時間に再びタイムアタック。1分54秒台にはすぐに入ったものの、そこからの劇的なタイムアップがなかなか出来ない。10位以内に入るためのタイムもどんどんとアップしていく。1分52秒5を切らないとスーパーラップ予選には残れない状況に。さすがにそのタイムは見えず、18番手のグリッドが確定した。

Masayuki UEDA Comment
gt_r07_jg_04.jpg  朝の練習走行から出来が良くなくて、持ち込みセットもあまり良くありませんでした。タイヤとのマッチングも良くなく、まずは川口さんにコース慣れして貰うために早めに変わりました。ただタイムが見えなかったので、もう一度僕と変わり予選シュミレーションでアタックをしましたが、タイヤも発熱せずで、予選でも下位に沈んでしまいました。決勝は作戦を考えて、1台でも前でチェッカーを受けれるように頑張ります。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 基準タイムをクリアできてないマシンが4台もいたので、取り敢えずは予選落ちしなくてホッとしています。久しぶりのオートポリスということと、シートを今回から変えてきたのですがそれが走り始めから合わなくて、タイムも出ませんでしたが、Newタイヤなら1分55秒台は見えていました。ただソフトタイヤを履くと1分52秒台が出るかといわれると、それは不可能な状況でした。走り始めから車が思ってるようなパフォーマンスが出てなくて、タイヤも思った様に暖まってくれなかったのです。ソフトタイヤで植田さんがアタックしてくれたのですが、ミディアムタイヤとのタイム差が思ったほどなくて、スーパーラップ予選には残れる状況ではありませんでした。今回はベスト10を狙っていくのは非常に厳しい状況ですが、500クラスとの接触がないようにコンスタントラップで12~13番手位を目指すレースをすれば良い結果はついてくると思っています。
2011年10月2日(sun)
  • 9:20~9:50 FREE PRACTICE / 10:00~10:15:CIRCUIT SAFARI 天気:CLOUDY 路面状況:DRY 気温:15℃ 路面温度:17℃
  • 14:00~ FINAL 天気:CLOUDY 路面状況:DRY 気温:17℃ 路面温度:22℃

 朝からぐっと気温が下がり、日差しも雲の影からなかなか顔を出さない。路面温度も20℃を超えることなく、決勝日のフリー走行は開始された。植田がまずセット変更したマシンの確認を行う。15分の走行後川口と交代。川口は1分56秒台のタイムでコンスタントに走行。続けてリアのダンパーを調整し、サーキットサファリを植田が走行。決勝に向けて良いセットが出来たようで、ポイント圏内入を目指す。

 朝から曇り空だったが、決勝がスタートする頃には時折日差しも顔を出し、路面温度も20℃を越えてきた。

 スタートを担当するのは植田。スタートもクリアにこなし、順位の変動なく1周目を通過。しかしストレートの速いマシンにはどうしても抜かれてしまい、3周目にNo.5 320R、9周目にNo.88 ランボルギーニ、15周目にはNo.69 MT900Mに抜かれ順位を落としてしまう。コース幅も狭いので、500クラスのマシンにパスされるタイミングをミスすると、一気にタイヤカスも付いてしまいなかなか取れずにタイムもロスしてしまう。なんとか22周目までタイヤを保たせ川口と交代。ピット作業も27秒台と速くコースへマシンを送り出す。

 朝のフリー走行同様のタイムで走りたかった川口だが、どうしても500クラスをパスさせるのにロスしてしまい、思うようなラップタイムを刻めないでいた。前を行くNo.69とはラップタイム差は2秒あったので、これは一気にパス。しかし、前を行くNo.87 ランボルギーニとは20秒以上の差があったのとラップタイムも追いついてパスするほどの状況ではなかったのでポジションキープを選択。18番手でチェッカーを受けた。

Masayuki UEDA Comment
 朝のフリー走行でセット変更をして、ダウンフォースを付ける方向で行きました。序盤は良かったのですが、途中でタイヤカスを拾ってしまったので、それが2周ぐらい取れないのでペースが上がらなかったのです。後半は結構厳しかったです。車のセット方向は少しは見えてきているので、次は頑張ります。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 今日は全然駄目でしたラップタイムも全然安定しませんでしたし、リズムも最初から取れなかったです。出て行ってすぐに朝とブレーキのタッチ感が変わってしまっていたので、突っ込みすぎてしまい、止まりきれませんでした。10番手以内は厳しそうだったので、今回はとにかく当たらないで完走することを考えていました。500クラスにもかなり大きく道を譲っていたのも、自分のペースを掴み切れなかった原因かもしれません。次戦は最終戦になりますので、一番良い成績でチェッカーを受けたいですね。
Text & Photo: JIMGAINER


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース