GT500クラス #8ARTA NSX
- ラルフ・ファーマン
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ファンタスティックです。
スーパーラップでは2位でしたが、グリッド降格で12位スタートになってしまいました。
でもクルマの状態はすごく良かったので心配はしていませんでした。
今シーズンはずっと勝てそうで勝てないレースが続いていたので、今日の勝利は非常に素晴らしいですし、これでチャンピオンシップにも僅かながら希望が出てきました。
ここでは前にもいいレースをしたことがありますが、どうしても結果が出せませんでした。SUGOでも鈴鹿でも惜しいレースが続いていたので、勝ててよかったです。
次も出来るだけいいレースをして、GT-Rとのギャップを3ポイントか4ポイントにすれば最終戦で逆転も可能ですから、とにかく次のレースを頑張ります。
- 伊沢 拓也
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なんだかまだ実感が沸かなくて、嬉しいというとこまでいっていません。明日になればきっと嬉しさがこみ上げてくるのだろうと思います。
アウトラップで抜かれましたが、ラルフ選手のスティトを見ていてクルマが速いのは判っていたので、心配はしていませんでした。(抜いた周は)寿一さんが100Rで失敗したのがわかったので、ここだと思い、ずっと後ろにつけていってダンロップで抜きました。
不安は全くなくて、ずっと落ち着いて走れましたが、最後の5周だけはミスをしないようにと緊張しました。
毎周土屋さんが無線で励ましてくださったので、安心して走れました。
僕らはずっとリヤ2本交換という作戦でやってきましたが、僕はどうしてもそれに対応できなくて、今回お願いして4本交換にしてもらいました。決勝日になってラルフ選手が2本でいけ、と言ってきましたが、ここで自分を取り戻すためにも4本交換で行きました。
残り2レースはもう何も考えずに力を出し切るだけです。
GT300クラス #81ダイシンアドバンFerrari
- 藤井 誠暢
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今回ドライでテストできてなくて、それは他のチームも同じだったんですけど、今朝走ってみたらバランスに問題があるのが判ったので、決勝では無理に抜きにいくよりもタイヤを労わって走るようにしました。
それに僕らのFIA-GT仕様のクルマは給油に時間がかかり、他より10秒くらいロスしてしまうので、今回はタイヤ無交換か2本交換でピットで逆転して、あとを青木さんに任せる作戦にしていました。
正直、同じ条件なら青木さんは絶対抜かれないと思っていますが、今回はクルマのバランスも悪く、右タイヤも交換していなかったので、左コーナー、とくにプリウスコーナーが厳しかったはずですが、それでも何とかしてくれると思っていました。
- 青木 孝行
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正直ほっとしています。勝てそうで勝てないレースが続いて、中々結果が伴わなかったので、今回は勝ててほっとしているというのが一番です。
右タイヤを換えず、左2本交換という作戦でしたが、外したほうの左タイヤの磨耗状況を無線で聞いて青くなりました。
予想以上に磨耗していたので、右もきっと同じだろうと思いました。最後は案の定、山がなくなりました。
残り10周で無線で後ろとのギャップを聞いて確実に追いつかれると思いました。最後は平中君ともう意地の張り合い。
普段だったらやらないようなブロックもやり、沢山ぶつかりましたが、そんな中でも引くとこは引いていて、フェアだったと思います。今考えると楽しいレースでしたが、乗ってるときは全然楽しくなかったです。
最後はタイヤが完磨してたと思いますけど、意地で押さえ込みました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA
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