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SGT:第7戦オートポリスフリー走行 ホンダ勢が1-2-3! トップはRAYBRIG HSV、GT300はフェラーリ458!

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 SUPER GT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 250km」は2日、オートポリスで決勝をにらんだフリー走行を9時20分から30分間行った。

 オートポリス上空は朝から雲に覆われた。気温15度、路面温度11度という肌寒い中で行われたフリー走行で、GT500クラスでトップタイムを記録したのはRAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)。2位、3位にもウイダーHSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)、EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)とHSVが続きホンダ勢が上位を独占する形となった。

 ポールシッターのDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)は5位、ドライバーズ選手権をリードするS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)は6位と出遅れた。想定外の低気温にミシュラン勢が苦しみ、ブリヂストン、ダンロップ勢息を吹き返したのかも知れない。

 GT300クラスは、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)がトップタイム。現在ドライバーズ選手権で、ポイントリーダーの初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)を8ポイント差で追っており、そのBMWがこのフリー走行で7位と振るわなかったため、決勝に向けて上々の滑り出しとなった。

 GT300クラスポールシッターのR&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太組)はフリー走行を2位と上々の位置で終え、今シーズン2勝目を狙う。

 決勝は本日2日、14時よりローリンスラップが開始され54ラップでの争いとなる。

 ※なお、ウイダーHSV-010は、このフリー走行中黄旗区間での追い越しによるペナルティで、SL出走車車輌の最後尾グリッドに降格された。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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