SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

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■GT500クラス:#8ARTA HSV-010
ラルフ・ファーマン
gt_r06_r_pc_500  「とてもファンタステイックな結果でほっとしています。チームのために頑張ることが出来て嬉しいです。クルマはすごく良い状態で、これはチームがすごく頑張った結果です。ニューカーを投入して一番大事なのは勝利を挙げること。それがチームにもドライバーにも自信に繋がりますから。ユージも今日は素晴らしい仕事をしました。ここで得た自身を残りのラウンドに生かし、結果に繋げたい。ウェイトハンデを背負うことになりますが、HSVにはまだまだ改良できることがあるので、車を改良することで前進していきます」
井出 有治
 「ポールからスタートするのは久しぶりでしたが、トップで1コーナーに入ってからは集中していけました。アクシデントでダメージを負いましたが、ペースには影響がありませんでした。スプーンの立ち上がりでグリーンフラッグが見えたので『あ、今は黄旗区間なんだ』と思って減速したら後ろから来た300のクルマに追突されてしまったんです。ARTAに入ってからずっと結果が出せず、正直チーム内は微妙な雰囲気でしたから、今日は勝ちたいと思って一生懸命走りました。3年前に第3ドライバーとしてこのチームから出て、自分では何の仕事も出来ないまま表彰台に上がりましたが、今日は自分の力で表彰台に上がれました。でも今日第3ドライバーを務めた小林はいい仕事をしましたね。これをきっかけに残りシーズンも結果を出していきます。(涙の理由は)一杯ありすぎて一言でいえません。沢山の方に支えてもらいました」
小林 崇志
 「今日は走行がありませんでしたが、チームが優勝してよかったです。二人の走りは頼もしかったし、勉強になりました。この経験を生かして残りのF3を頑張ります」
■GT300クラス:#62R&D SPORT LEGACY B4
山野 哲也
gt_r06_r_pc_300  「最高の気分です。去年このクルマでデビューしたときはどうやっても2分15秒でしか走れなくて『これは相当なものを背負ってしまった』と思いましたから。今日優勝できるなんて信じられません。菅生からクルマは良くなってきたんですが、長丁場のレースなので燃費などに不安があり、孝太やエンジニアと相当ミーティングを重ねて、決勝に強いクルマになりました。孝太と組むのは3回目で、毎回違うチームですが必ず優勝してきました。今日もこうやってインタビュールームに来れて本当にうれしいです。1スティント目は周りで接触が多かったけど生き残れました。本島監督から『表彰台に上がったらサイパンに連れて行く』と言われて気合が入っていましたから(笑)」
佐々木 孝太
 「本当にスバルさんには感謝したいです。以前クスコでお世話になってて、又一度チャンスをいただけてラッキーでした。スバルさん、チームの皆さん、山野さんと一緒にいい結果が残せました。実は菅生で勝ってやろうと思っていたのに出来なくて悔しかったんです。その後勝ってもいないのに(性能調整で)リストリクターを一段階下げられたときは正直萎えました。でも鈴鹿は地元なので絶対表彰台に上がってやろうと思っていたので、チェッカー後は涙がちょちょ切れましたよ。トップに立った瞬間は自分が何位だか把握していなくて、ただプッシュしようと思っていました。レガシィは700kmも走ったことがなくて今まで300kmがやっとだったので、僕はサイパンのことなんか考える余裕もありませんでしたよ(笑)」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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