SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目 ここでも#8ARTA HSVがトップ。ルーキー小林も好タイムを記録

スーパーGT第6戦「Pkka GTサマースペシャル」の公式予選1回目は#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)が公式練習に続いてトップタイムを記録。タイムは1分57秒611だった。
GT300クラスは序盤赤旗の原因となるクラッシュを喫した#86JLOC ランボルギーニ RG-3(山西 康司/関口 雄飛組)がセッション再開後に2分09秒031を記録してトップに立った。

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公式予選1回目は午後1時25分より45分間で行われた。気温は33℃を越え、公式練習に続いて厳しい暑さの中での走行となった。
明日の決勝レースのスターティンググリッドはこの後のノックダウン予選によって決められるため、ここでは上位3台の平均タイムの107%という予選通過基準タイムのクリアが各ドライバーの目標となる。

ところが始まって7分足らずで#86ガイヤルドをドライブしていた関口がS字でスピン。クルマは反対を向き、クラッシュバリアに右前から突っ込んでストップ。これを排除するために開始10分で赤旗中断となった。

走行が再開されたのは午後1時45分。残り時間35分ですべてのドライバーが基準タイムクリアに取り組むこととなった。
この時点でのトップは#8ARTA。ファーマンが1分57秒611を出したが、再開意向もこのタイムを上回るものはなく、そのまま8号車がセッショントップとなった。

8号車はその後、井出有治、小林崇志の順でドライブ。今回初参戦の小林も1分59秒フラットの好タイムを記録して、文句なく3人とも予選通過を果たした。
2番手には前回優勝の#17ケーヒンHSV、3番手には#38ZENTセルモSCがつけ、終盤タイムアップを果たした#100レイブリックHSVが4位につけた。

GT300クラスは開始早々にイゴール・スシュコが2分09秒246を出した#26タイサンポルシェがトップに立ったが、赤旗再開後にその原因を作った#86ランボルギーニが2分09秒031を記録。濱口、高橋の二人に走行時間を割きながら、終了間際に加藤寛規が2分09秒317を記録した#2紫電が3位につけた。

スーパーGT第5戦はこのあと、午後3時10分よりノックダウン方式の予選2回目を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKASHITA


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