SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿1000km予選 「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」がポールポジションを獲得 (NISMO)

■「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」がポールポジションを獲得

 8月18日(土)に行われた公式予選は、朝10時の時点で既に外気温36度、路面温度47度という厳しい条件の中行われた。

 日産勢では、ニスモが「XANAVI NISMO Z」(#23ハンディウェイト20kg)が本山哲/リチャード・ライアンのコンビに23歳のニューフェイス、安田裕信をサードドライバー登録。「MOTUL AUTECH Z」(#22 同10kg)は ミハエル・クルム/松田次生の2名で長丁場を乗り切る。前戦SUGOで4位に入り上り調子のハセミモータースポーツ「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 同10kg) もセバスチャン・フィリップ/柳田真孝のレギュラー組、TEAM IMPULの「カルソニック インパルZ」(#12 同10kg)は、復帰したブノワ・トレルイエと星野一樹のコンビに昨年のこのレース優勝にも貢献したジュレミー・デュフォアが加わる。そしてKONDO RACINGの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 同30kg)はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治の2名で1000kmレースに臨む。

 10時20分から始まった公式予選、真っ先にコースインしたのは、#24 Zのオリベイラ。他の走行車両が少ないコースコンディションでタイムアタックに臨んだが、なかなかタイムが伸びず15番手で予選を終了した。ニスモの2台はセッション半ばにそれぞれ#22はクルム、#23は本山がアタック走行に臨んだが、同様にタイムが伸びず13位(#23)、14位(#22)であった。

 Z勢では、怪我治療のため前戦SUGOラウンドをスキップしていたトレルイエが#12 Zのステアリングを握り、フルアタック。渾身のドライビングで1分55秒981を記録し、日産応援スタンドを湧かせた。その直後#18NSXがさらに驚異的なタイムでこれを上回ったため、#12 Zは2番手でスーパーラップ進出を決めた。また、#3 Zは柳田が力のこもったドライビングで4番手を獲得。スーパーラップでのパフォーマンスに期待がか かる。

 2時35分から公式予選2回目が行われた。SL進出を逃したニスモの2台は「MOTUL AUTECH Z」(#22)は松田次生が、「XANAVI NISMO Z」(#23)は本山哲がセッションをスタート。サスペンションを中心にハンドリ ング向上を図るための調整作業を繰り返した。

 そして午後3時45分過ぎ、GT500クラスのSLがスタート。7番手スタートの「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)は、柳田真孝が今季初のSLアタッカーをつとめた。柳田はそれまでトップタイムであった 5番手スタートの#25 SC430のタイムを各セクター(区間計測ポイント)で上回り、ベストタイムを更新した。その後、8番手スタートの#18 NSXがタイムアップせず、9番手スタートの「カルソニック インパルZ」(#12)は第1セクターでは柳田のタイムを上回るものの、直後に縁石に乗り上げてコースアウト。ブノワ・トレルイエはそのままグラベルベッドを横断してスポンジバリアに突入し、走行をストップした。さらに、最終走者の#32NSXもタイム更新が叶わなかったため、1分55秒281のベストタイムを記録した#3 Zがポールポジションを獲得することとなった。柳田はGT500では自身初のポールシッターとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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