SUPER GT

SGT:第5戦SUGOスーパーラップ TAKATA童夢NSXが4連続ポール!

2007スーパーGT第5戦、SUGO GT 300kmは、 #18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)がポールポジションを獲得。
TAKATA童夢は第2戦岡山から4戦連続、アタックを担当した小暮にとっても3戦連続のポールポジション獲得となった。

GT300クラスは#2プリベKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規組)が、第2戦岡山以来、 今季2度目のポールポジションを獲得した。

070728GT500PP 070728GT300PP

公式予選2回目が終了して5分後、GT300クラスからスーパーラップが開始された。
空は幾分雲が厚くなってきたが、天気はなんとかSL終了まで持ちこたえた。

午前中10番手だった#110アークテックボクスターから始まったこのクラスのスーパーラップでは、 そのボクスターを駆る黒澤琢弥が順位を一つ上げたが、予選終了後に車両規則違反とされ、タイム抹消のペナルティが下された。 明日のスタート順位は午前中と同じく10番手だ。
このほか、#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹が午前中8番手から一気に5番手に、 #13エンドレスアドバン洗剤革命Zの影山正美が午前中5位から3位までジャンプアップしてきた。
ポイントリーダーの#101トイストーリーMR-Sを駆る石浦宏明は、前半セクションでは影山を上回る快走を見せたが、 80kgものウェイトハンデが祟って後半セクションのタイムが伸びず、順位を二つ落とす結果となった。

9番目に出走した#2紫電の加藤は前半セクションだけで影山を0.438秒も上回るハイペースで攻め、1分22秒760と、 午前中の自己ベストをも更新してみせる。
一方午前中トップの#43ARTAガライヤは、高木真一がアタックを担当するが、1分22秒886と僅かに加藤に届かなかった。

続いて行われたGT500クラスのスーパーラップでは、今回5台中3台をSLに送り込んだZ勢が失速。
午前中8番手の#22モチュールを駆るミハエル・クルムが9位、同じく5番手の#3イエローハットを駆るセバスチャン・ フィリップが6位に終わったほか、午前中2番手と健闘した#23ザナヴィのリチャード・ライアンにいたっては、 なんと10位にまで後退してしまう有様だった。

SC勢は#38ZENTの立川祐路が順位を二つ上げたが、#1宝山のアンドレ・ロッテラーは4位のまま。

070728ARTASLその一方でNSX勢は、#100レイブリックのドミニク・シュワガーが9位から二つ順位を上げてきたほか、 #8ARTAの伊藤大輔も45kgのウェイトハンデをものともせず、午前中7位から一気に2位にジャンプアップしてみせた。

しかしその伊藤をもってしても、この日の小暮の勢いにはかなわなかった。 小暮の駆る#18TAKATA童夢は午前中の14秒台にこそ届かなかったものの、2位をコンマ4以上上回る1分15秒120を叩き出し、 第2戦岡山以来4戦連続でポールポジションを獲得した。
小暮にとってもこれは第3戦富士以来3戦連続のポールポジションである。
予選での圧倒的な速さとは対照的に、決勝ではトラブルやアクシデントに見舞われてなかなか結果を残せないTAKATA童夢。 果たして菅生では念願の優勝を手にすることができるだろうか。

第5戦決勝は明日午後2時より、81周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO



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