SUPER GT

SGT:第5戦SUGO予選 YellowHat YMS モバHO! TOMICA Zが6位 (NISMO)

 6月マレーシアで行われたシリーズ第4戦から1ヶ月のインターバルを経て、7月28日(土)にSUPER GT第5戦の公式予選がスポーツランドSUGOで行われた。

 GT500は、ニスモが「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン組 ハンディウェイト40kg)、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生 同30kg)の2台。さらにZ勢はハセミモータースポーツの「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)、チームインパルの「カルソニック インパルZ」(#12星野一樹/ジュレミー・デュフォア 同20kg)、そして前回優勝したKONDO RACINGの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治 同50kg)の3台を加えた計5台。#12 Zのレギュラードライバーのブノワ・トレルイエは、怪我療養中のために欠場。同じフランス出身のデュフォアがピンチヒッターをつとめる。

 公式予選1回目、ドライバーのアタック慣熟が必要な#12(星野)とハンディウェイトの重い#24が先にコースイン。続いて前日の公開練習走行で好タイムを出していた#3が続く。専有セッションが終盤になると #22と#23もピットアウトしていった。タイミングモニターでは、NSX勢が前線を占めていたが、フィリップがアタックした#3が1分15秒897を出して上位に進出すると、終盤にはライアンの#23がトップ2の間に割って入る2番手のタイムを絞り出した。またクルムの#22も8番手のポジションを確保し、#3は5番手でスーパーラップ(SL)へと進出。Zは3台がトップ10に残った。

 午後2時30分からは各クラスともそれぞれ15分間の公式予選2回目を走行した。これに続くスーパーラップ(SL)は、決勝のスタート順を決める他、観客が一台ずつクルマの走りをじっくり見られるため人気が高い。速いクルマが目の前でコースアウトするなどのハプニングが起きることもある。今回のSLでは、Z勢にこのハプニングが起こったと言えるだろう。

 1回目の予選で8番手であった「MOTUL AUTECH Z」(#22)はミハエル・クルムがコクピットに収まり、アタックラップに向かった。しかしタイムが伸びず、下位に沈む。そして、Z勢で唯一ハンディウェイトを積まない「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)は、セバスチャン・フィリップがアタック走行を行ったが、同様に1回目のタイムに0.3秒及ばず順位もひとつ落とした。そして、期待を集めたリチャード・ライアンが ドライブする「XANAVI NISMO Z」(#23)は最後から2番目に出走したが、10番手タイムでフロントロウスタートのチャンスを失った。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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