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SGT:第5戦SUGO公式予選1回目 未だGT500審議中!GT300はウェッズスポーツIS350が暫定ポール

2008スーパーGT第5戦、SUGO GT 300kmレースの公式予選1回目は、アクシデントの頻発により途中3回もの赤旗が出たため、終了時刻が22分も遅延する大荒れの展開となったうえ、終了後にGT500クラスで抗議が出されたことにより、GT300クラスの暫定結果のみが出され、スーパーラップもGT300のみを実施するという異常事態になった。

第5戦菅生の公式予選1回目は7月26日午前11時より開始された。
今回は、市販DVD収録中の事故で負傷した伊藤大輔に代わって飯田章が#6エネオスSCをドライブするほか、#12カルソニックGT-Rも松田次生が今朝になって急な発熱により出場できなくなったため、急遽ドミニク・シュワガーがドライブすることとなっている。
この急なドライバー変更が影響したか、6号車は-25kgの性能引き上げ処置を受けたにもかかわらず12位、12号車もセパン戦の結果でウェイトハンデを10kg降ろしたものの15位でこのセッションを終えた。
また、前回優勝の#24ウッドワンクラリオンGT-Rはウェイトハンデが祟ってか今回14位にとどまり、ランキングトップの#23ザナヴィニスモGT-Rも未だ75kgを抱えての走行では11番手がやっとという状況だ。

そうした中、トップタイムを記録したのは#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)。
2番手には#25エクリプスアドバンSC430(土屋武士/石浦宏明組)、3番手に#22モチュールオーテック GT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝組)とトップ3を3メーカーが分け合う格好で午前の予選セッションは終了した。

080726Q1GT300

ところが予選セッション終了後、GT500クラスで抗議が出され、この審議が長引いたため、予選2回目開始時点でも未だこのクラスに関しては審議中という状態となり、午後のスーパーラップは当面GT300クラスのみが行われることとなった。
GT300トップは#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/阿部翼組)。 2番手に#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)、3番手に#2プリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規組)がつけている。

公式予選2回目は午後2時30分より、スーパーラップは午後3時5分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA



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