先にGTアソシエイションから発表されたとおり、今シーズンのSUPER GTは「東日本大震災復興支援大会」として開催されるが、富士スピードウェイより15日、5月1日決勝の第2戦(事実上の開幕戦)の支援内容が発表された。
“2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース”東日本大震災復興に向けた各種支援活動を実施
富士スピードウェイは、4月30日(土/予選)~5月1日(日/決勝)に開催予定の “2011 SUPERGT Round 2” を「東日本大震災復興支援大会」とし、プロモーターであるGTアソシエイションや各チームスタッフ、ドライバーほか大会関係者の皆様とともに、様々な義援金支援や応援活動を予定しています。また、昨今の電力事情などを踏まえ決勝レース距離を400kmから300kmとし、大会時間を短縮いたします。(大会名称は変更せず)
1.義援金支援 ※義援金は“東日本大震災支援モータースポーツ口座”を通じて「日本赤十字社」に寄付します。
- 大会売上げの一部を義援金として寄付
- メインスタンド2階指定席(前売2,000円/席・当日3,000円/席)を「がんばろう!日本応援席」とし、1席ごとに1,000円を寄付
- 大会公式プログラム(1,000円/冊)の売上げから、1 冊ごとに100円を寄付
- 復興支援ステッカー(500円/枚・車両掲示用)の売上げから制作費を除いて寄付
- 金曜日(練習日)の入場料(1,000円/人・中学生以下保護者同伴時無料)を全額寄付
- 会場内で募金活動を実施し義援金として寄付
- 総合案内所、大会公式プログラム販売場所など各所に募金箱設置
- 決勝レース終了後の“コースウォーク”(参加無料)のコース上各所に募金箱設置
2.応援・弔意活動
- 応援メッセージ「がんばろう!日本」の発信(SUPER GT参戦車両へのステッカー貼付等)
- 被災地(東北各県)物産展の実施
- 大会関係者の喪章装着
- 半旗の掲揚
- 決勝レーススタート時の黙祷
3.節電対策
- 決勝レース距離の短縮(大会時間の短縮)
- 予選日夜間のお客様場内滞在時の照明減灯
- 期間中の大会関係者への早期退場推奨等
- 【代表取締役社長 加藤裕明コメント】
- このたびの東日本大震災で被災されました方々には、心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。被災地では今も厳しい状況が続いておりますが、ご来場いただくお客様の交通事情や観戦環境、 さらにこの時期に開催することの意義などを慎重に検討した結果、本大会を「復興支援大会」として位置づけ、「がんばろう!日本」を掲げてレース関係者一丸となって支援に取組もうという主旨で開催させていただくことといたしました。ご来場いただくお客様ならびに全国モータースポーツファンの皆様には、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 実施を予定している各種イベントにつきましては、別途発表させていただきます。