SUPER GT

S-GT第1戦鈴鹿フリー走行 TAKATA童夢がトップタイム

2006オートバックスSUPER GT第1戦の決勝前フリー走行が3月19日、鈴鹿サーキットで行われた。
GT500クラスは#18TAKATA童夢NSX(小暮卓史/道上龍組)が1分55秒824で、GT300は#11JIM CENTERFERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)が2分6秒218でそれぞれトップタイムを記録した。

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予選日に降り続いた雨は昨夜半に止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは青空が広がる絶好のレース日和だ。
しかし冬型の気圧配置の影響か、最終コーナーから1コーナーに向けて強い風が吹いており、気温も9時ごろの11度を最高に徐々に下がっていく予報が出ている。決勝レースの時間は5度前後まで下がるようだ。

フリー走行はいつもより少し遅めの9時30分に開始された。
雨は上がったとはいえ、コース上は未だ所々濡れたところが残っており、開始からしばらくは各車とも慎重に走行を重ねていくが、そんな状況でも#23ザナヴィ、#3イエローハット、#12カルソニックらのZ勢はコンスタントにタイミングモニターの上位に名前を連ねている。
そこに#18TAKATA、#32EPSONらのNSX勢が混じる格好だ。
開始からしばらくは、#12カルソニックZがトップで推移するが、セッション終了間際に#18小暮卓史がタイムを塗り替えてトップに立った。

ポールシッターの#8ARTAは開始から20分経過した時点でも未だ15番手と、ここでは慎重だ。それでも、終了間際には4番手タイムを記録して好調ぶりをアピールする。
また、昨日の予選でセバスチャン・フィリップが7番手タイムをマークしながらも、細川慎弥がクラッシュのために基準タイムをクリアできなかった#100レイブリックNSXは8番手タイムを出した。決勝出走はほぼ間違いないだろう。

これに対して新たに投入されたレクサスSC430勢は#6Mobile1の11番手が最上位で、5番手の#66サード、10番手の#25ECLIPSEらの05スープラの後塵を拝する苦しい状況だ。

GT300では、昨日アタックラップを間違えるという痛恨のミスでタイム抹消の憂き目に会った#11フェラーリがトップタイムを記録し、決勝でのリベンジを目論む。
ポールシッターの#46吉兆宝山Zは2分9秒639で10番手に終わった。

スーパーGT開幕戦の決勝は、午後2時30分より52周で戦われる。

(TEXT:Kazuhisa Suehiro)



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