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SGT:第1戦鈴鹿公式予選1回目 公式練習トップの2台があわや予選落ち!トップは#38ZENT

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スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの公式予選1回目は、#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)がGT500クラストップ、2位#18ウィダーHSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)、3位#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)という結果となったが、公式練習トップの#1PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)があわや予選落ちという場面もあり、最後まで目の離せないセッションとなった。 GT300クラスは#2アップルK-ONE紫電(加藤寛規/濱口弘組)がトップタイム。こちらも公式練習トップの#5マッハGOGOGO車検408Rが開始早々にヘアピン立ち上がりでストップする波乱があり、結局5号車はそのまま走行を終えることとなった。

公式予選1回目は午後1時15分開始。この45分間のセッションでは各ドライバーとも予選通過規準タイムのクリアが目標となる。
基準タイムは上位3台の平均タイムの107%だ。

今回この罠にかかったのは午前中の公式練習でトップタイムを記録したGT500の#1ペトロナスSC、GT300の#5マッハ号だった。
1号車はセッション前半で脇阪が1分56秒970と基準タイムを大幅に上回ったものの、ロッテラーへの後退を目前に予定外のピットインを余儀なくされ、延々と作業に時間をとられることとなった。
ロッテラーは開始3分前に漸くコースイン。僅か1周のアタックで2分3秒257を上回ることが求められたが、見事1分58秒571を記録、ノックダウン予選に駒を進めた。

一方#5マッハ号はコース脇にクルマを止めたまま復帰することが叶わず、1周も計測できないまま予選を終えることとなった。
GT300クラスはこのほか、#360石松Kosei RUNNUP PORCHEが2分15秒850の基準タイムをクリアできず、予選落ちとなった。88号車のガイヤルドはここでも走行せず。このまま開幕戦をキャンセルする可能性が高くなった。

公式予選2回目はこのあと午後3時より、ノックダウン方式で行われる。


Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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