SUPER GT

SGT:鈴鹿合同テスト 早くもコースレコード続出!#23モチュールGT-Rが総合トップに

2014シーズン最初のスーパーGT合同テストが2月27-28日の二日間、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

GT500の車両規則が大幅に変わり、例年にもまして注目を集める2014シーズン。 最初の合同テストには#230NISMO開発車両を含むGT500クラス13台、GT300クラスの19台が参加。 #230号車は松田次生、ロニー・クインタレッリがドライブした。

テスト初日はあいにくの雨となり、大半のチームが午後の走行を早めに切り上げる状況に。 トップタイムを記録したのは#1LEXUS CERUMO RC F(立川祐路/平手晃平組)で2'00.726。以下#39DENSO SARD RC-F(石浦宏明/オリバー・ジャービス組)、#6ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資組)とレクサス勢がトップ3を独占した。 GT300クラスは#21Audi R8 LMS ultra(リチャード・ライアン/藤井 誠暢組)がトップだった。

しかし二日目は晴天に恵まれ、朝からドライコンディションでの走行となった。 午前中の走行では早くも2007年3月に#8ARTA NSXが記録したコースレコード、1'49.842を大幅に上回る1'48.606を#6ENEOS RC Fが記録すると、午後には#23MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ組)が1'47.794を叩き出し、2014規定のGT500車両の驚くべき速さを見せつけた。 一方、午前の走行で#32Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋 大祐/ベルトラン・バゲット組)がメカニカルトラブルから出火し、以降の走行を取りやめるアクシデントも発生、今後に課題を残す結果となっている。 一方、この日のGT300は#55ARTA CR-Z(高木 真一/小林 崇志組)で1'59.870とこちらもコースレコードを上回っている。

スーパーGT合同テストはこのあと岡山国際サーキットに舞台を移し、3月15-16日に実施される。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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