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SGT:第6戦富士公式練習 GT500はGT-R、GT300はポルシェ911がそれぞれ1-2を占める

2012オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」が9月8日、富士スピードウェイで開幕。
公式練習では#12カルソニックGT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1'33.718でトップタイム、前回鈴鹿で優勝の#1S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)も2位につけ、ニッサン勢が1-2という結果となった。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が1'40.438と非公式ながらコースレコードを更新してトップだった。

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公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。
午後は雨の予報が出ているとはいえ、午前中の公式練習は終始ドライコンディションのもとで2時間の走行が行われた。

GT500クラスは開始早々に#12カルソニックGT-Rがトップに立つと、前回の鈴鹿1000km優勝の#1SロードGT-Rも86kgのウェイトハンデをものともせず、1'33.819で2位につけ、その後はロングランに移行した。
3位以降は#36ペトロナス、#38ZENT、#35KeePer、#6エネオス、#19ウェッズスポーツとレクサス勢が続く。しかし5月の富士500kmで優勝した#39デンソーだけは1'34.843とタイムが伸びず、14番手に終わった。
そして今回も苦戦が懸念されるのがホンダ勢だ。
7月の合同テストではフェンダーミラーを持ち込み、意欲的な開発を行ってきたものの、今日実際にこれを採用したのは#18ウイダーHSVのみ。他は従来通りのドアミラーを持ち込んで、#17ケーヒンの8位が最上位という苦しい滑り出しとなった。

一方、GT300クラスは富士のストレートではめっぽう強いポルシェ勢が1-2位を占める。トップは#33ハンコックで、開始25分過ぎに1'40.438と2005年の第2戦で黒澤治樹の駆るM-TEC NSXの記録した1'40.682を非公式ながら上回った。
JAF-GT勢ではここでも#16無限CR-Zが速さを見せ、1'41.223で4番手につけている。
第6戦の公式予選はこのあと午後2時より、ノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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