SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 #23モチュールGT-Rが今季2度目のPP獲得。GT300は#61BRZが4度目のPP

2013オートバックス スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」は8月17日に三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#23MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が開幕戦岡山以来2度目のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人組)が第4戦SUGOに続いて今季4度目のポールをものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:26,500人)

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
15分間の走行でGT500は上位8台、GT300は13台を選出する予選Q1。
GT500ではコースオープンになっても中々コースインするチームがなく、セッション中盤を過ぎてから慌ただしくアタック合戦が始まるという何時もの展開がここでも繰り返された。
15台の車両がコースインを開始したのは残り時間が7分を切ってから。
ここで最初に動いたのは#23モチュールGT-Rと#19ウェッズスポーツSC430の2台。#23GT-Rは柳田真孝、#19SC430はアンドレ・クートがドライブし、それぞれ1'53.101、1'54.250を記録。#23モチュールは4位でQ2進出を果たしたが、#19ウェッズスポーツは12位で予選を終えた。
ここでトップタイムを記録したのは#18ウイダーHSV。フレデリック・マコヴィッキィがチェッカー直前に1'52.694を叩き出した。
以下、#6エネオスSC、#38ZENT SC、#23モチュールGT-R、#36ペトロナスSC、#37KeePer SC、#100レイブリックHSV、#17ケーヒンHSVまでがQ2進出を果たした。

GT300は性能調整で最低地上高を8mm上げることになったにも関わらず、公式練習からコースレコードを上回るタイムを記録していた#61BRZが圧倒的な速さを見せつけ、山野哲也が午前中のタイムを更に上回る2'01.481を叩き出し、見事コースレコードを更新した。
以下#3エスロードGT-R、#52オキナワSLSと続き、13位の#9攻殻機動隊ポルシェまでがQ2へ。
カルロ・ヴァン・ダムの加入で注目の#2エヴァ初号機RTマクラーレン、WTCC王者のヨルグ・ミューラーの加入で注目の#4初音ミクBMWらは残念ながらここで予選を終えることになってしまった。

予選Q2
12分間の走行でポールポジションを争うQ2では残り9分で#18ウイダーHSV、#23モチュールGT-Rらミシュラン勢が真っ先にコースイン。それを合図に続々と各車走行を開始した。
ここで速さを見せたのは#23モチュールGT-R。
ロニー・クインタレッリは計測2周目に1'52.157を叩き出し、チェッカーを待たずに悠々とピットへ向かう。
結局このタイムを上回るドライバーは現れず、23号車は開幕戦岡山以来今季2度目のポールポジションを獲得。
昨年に続いて2年連続の優勝が大いに期待できる結果となった。
予選2番手は#18ウイダーHSVがつけ、ミシュラン勢がフロントローを独占することとなった。

GT300クラスはやはり#61BRZが他を圧倒。
佐々木孝太は途中何度も他のクルマに引っかかりながらも2'01.693とこれも従来のレコードタイムを上回り、今季4度目のポールポジションを獲得してみせた。
予選2番手には佐々木大樹の駆る#3エスロードNDDP GT-Rがつけ、奇しくも佐々木姓のドライバーがフロントローを独占する結果となった。

第5戦決勝は明日12時30分より173周(1000km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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