SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

gt_r02_r_pc-winners gt_r02_r_pc-gt500winners gt_r02_r_pc-gt300winners

GT500クラス優勝 #36PETRONAS TOM'S SC430
中嶋一貴
gt_r02_r_pc-nakajima 一言で言うと完璧な週末を送れたかな、と思いました。チームも最高のクルマを用意してくれて、いいタイヤも用意してくれて、チョイスも間違うこと無く選択できて、朝のウォームアップまでいい流れてきていたので、レースでは楽をさせてもらえると思いましたが、残念ながらそうはなりませんでしたし、プレッシャーもある中で最後トップでフィニッシュできたのは自分の中でも大きかったです。
いいスタートを切ることが出来たんですが、前でスピンしているクルマがあって、それをよけている間に39号車に前に行かれてしまいました。ペースには自信があったので、落ち着いていこうと思っていたら、前のクルマが止まりきれなくて、またリードが戻ってきました。
第1スティントはペースが良かったので本当はもっと差を広げたかったんですけど、中々トラフィックの引っかかり方が良くなくて、思ったほどリードが広げられなかったのは気がかりでしたが、ジェームスがいい仕事をしてくれて、トップでバトンを受け取って、大嶋に追いつかれたんですけど、次第にペースを上げることが出来て、最後は立川さんとバトルになりました。タイヤマネジメントには自信を持って走っていましたが、最後まで気は抜けませんでした。ピットストップで差を築くことが出来たのは大きかったと思うので、そこはチームに感謝したいです。
ジェームス・ロシター
gt_r02_r_pc-rossiter 素晴らしいチームで走るために、そしてそこで勝つために日本に来て、それが実現できたのはとても嬉しいです。
個人的にも久しぶりの優勝だったし、レクサス勢は全て完璧な走りを見せていたので、非常に強いな、と思っていました。そこで一貴選手と一緒に勝つことが出来て嬉しいです。サンキュー、カズキ。
ニュータイヤで走り出すのは大変でした。アウトラップは特に集中して慎重に走りました。そしてGT300のトラフィックも心配で、特に最後のセクターでタイムをロスしてしまいました。出来るだけタイヤを大事に、ミスをせず、トップでクルマを戻したいと思っていましたが、最後の2周でトラフィックに引っかかって38号車とのギャップが縮まってしまいました。
交替してからはモニターを見ていて非常に緊張しました。乗ってるよりもです。あんな重いをするんだったら自分が乗っていた方がいいと思ったくらい緊張しましたよ。
GT300クラス優勝 #31Panasonic apr PRIUS GT
新田守男
gt_r02_r_pc-nitta 正直可能性が薄いかなという状況で。CR-Zがかなりペースも良くて、去年同様「2位なのかな?」という気持ちもありましたけど、最後までとにかく諦めないでプッシュして、もし何かチャンスが拾えるなら、拾えるような状況を作れるまで諦めないで頑張ろうと思ってやりました。みなさんからハイブリッド対決ということでさんざん煽っていただいて(笑)気持ちを入れてもらいました。CR-Zより我々の方が早く登場しましたが、勝てそうで中々勝てないレースが続いて、なんとかハイブリッドで最初に優勝したいと思ってやってきたことが、本当にミラクルだと思いますけど、そのミラクルが僕たちのところに転がり込んできて、それを拾えたということが凄く嬉しくて。
バトルして勝ったら嬉しかったんでしょうけど、幸運の女神が微笑んでくれたというのが嬉しくて。
プリウスを応援して下さった皆さん、このハイブリッドに関わってくれたトヨタのスタッフの皆さん、本当に徹夜の連続で頑張って下さったので、この優勝をプレゼントできたことが非常に嬉しいです。
嵯峨宏紀
gt_r02_r_pc-saga 正直流れの良くない週末で、ウォームアップも芳しくない順位だったんですけど、終わってみればこの位置にこれたというのは奇跡に近いような出来事だと思っていますし、3年前にaprというチームに在籍することが出来るようになって、去年から新田さんとチームを組むことになったんですけど、過去に高木真一さんというベストパートナーと組んでらっしゃった訳ですが、僕として何が出来るか、チームにとって何がベストかを考えて一年間続けてきたんですけど、今回優勝したことで少しは(高木選手に)近づくことが出来たのかな?という思いはあります。
何より、このプロジェクトにトヨタのハイブリッドチームの皆さんが凄く頑張って取り組んできて下さったので、本当に感謝の気持ちで一杯です。
今回優勝することが出来ましたので、今後は、プリウスは非常に完走率が低いので、これから信頼性を上げていって、シーズンを通して戦える体制をチーム一丸となって作っていきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース