SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス #1S Road REITO MOLA GT-R
柳田真孝
本当にチームがいいクルマを用意してくれて、ミシュランもいいタイヤを用意してくれて、僕はただ走るだけでした。前半はロニーがきつい状況でよく頑張ってくれて、ホンダのクルマを抜けそうで抜けない時も冷静に走ってくれたし、なんとかつなげよういう気持ちも伝わったし、何台か抜いてきてくれたから、僕もなんとかつなげたいと思って走っていました。僕の方は結構ロングスティントになったので、タイヤが厳しくなると思い、ペースを上げつつもタイヤを労って走り、最後の20周だけペースを上げました。路面が乾いてきたので正直難しいと思っていましたが、最後まで諦めずに全力でプッシュしました。
最終ラップは1コーナーで抜けると思いましたが締められてしまったので、そこからは絶対抜いてやろうという気持ちになりました。
正直、チャンピオン争いのことは分かってなくて、無線で何を言われてるのかも分からず、戻ってきてからスタッフが喜んでるのを見て理解しました。去年とは違う決まり方で、まだ実感がありません。
ロニーやチーム全員に感謝しています。
ロニー・クインタレッリ
予選でいい結果が残せなくて後ろからスタートしてしまい、決勝のペースは良かったのにホンダ勢に引っかかってしまったので、リスクをとらなくちゃいけないので、ミニマムの周回数でピットに入る作戦を選びましたが、最終的にそれが正解でした。
後半に関してはマー(柳田選手)が最高の走りだった。だから今日は彼の優勝です。
チャンピオンに関してはまだ実感できていません。4位を走っている時は38番が5位だったので、もてぎに向けて差を広げたいと思って走っていました。24号車が見えてからは表彰台を狙えるな、と思い、19番を抜いたときにはこれでもてぎが楽になると思いました。でも最終ラップでマーがやってくれて凄く嬉しかった。
勝てたのはチームメンバーの力、タイヤメーカーの力、全員でとりました。
GT300クラス #66triple a Vantage GT3
星野一樹
富士で悔しい思いをして、落としちゃいけないレースを落としてしまったので、今度は最初からチーム全員が勝とうと思ってきて、イギリスからエンジニアも来てくれて。彼が来たレースは勝ててるんですけど。ヨコハマさんが用意してくれたタイヤは全部調子よくて、スタートの時はギリギリまでスリックを履こうかと迷ったんですけど、ヨコハマさんの指示でインターを選択して、それが正解でした。今回はタイヤが素晴らしかったです。
今回はスタートして2、3周でGT-Rとのマッチレースになると分かってたんで、チャンスをうかがってたら、1回だけチャンスが訪れたので、ここしかないと思って1コーナーで飛び込んで、そこでトップに立って引き離せたんで、後半はヨッシーに任せておけば大丈夫だと思ってたんで安心して見てました。最後トラブルで残念な結果になったんですけど、こういう形でロニーとマーと会見に来れて本当に嬉しいです。
吉本大樹
ここまで6戦終わって、3回リタイヤして、3回表彰台に上がって、でチャンピオンシップも可能性のある状態でオートポリスに来て、雨になったら3号車があれほど速いとは思ってなかったんですけど、決勝もウェットコンディションになれば簡単には行かないと思っていました。始まってみたら上回るペースで走れて、これはいけると確信できました。トップになって渡してくれると確信してたし、僕に変わってからは路面が乾いてきてタイヤへの攻撃性が増えてきて、すぐ3号車に追いついたんですけど、完走するまでタイヤ持たせないと行けないんで様子を見ていました。関口もタイヤを労ってるのが見ていて分かりました。3号車は立ち上がりが速くてなかなか抜けませんでした。
全てが上手く進んだことで今回の勝利があったのだと思います。スタッフ全員に感謝したいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO


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