SUPER GT

SGT:目まぐるしく変わる天候に翻弄された新体制での初レース (ポルシェ)

MJ15_0069_fineプレスインフォメーション 2015年4月05日
スーパーGT GT300クラス: 第1戦 岡山国際サーキット

日本. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス開幕戦(岡山国際サーキット)の決勝レースで21番グリッドからスタートし、一時はポイント圏内に浮上するも14位でゴールいたしました。

ウェット宣言のもと始まった朝のフリー走行では、コースアウトする車が続出。さらに大きなクラッシュによる赤旗が出てフリー走行は中断となる。アレックス・インペラトーリはそのまま911 GT3Rのシートに残り、走行再開後も走行を続ける。走行終了6分前にアレックスから変わった山下健太はフルウェットという悪コンディションの中にコースイン。しかし山下は順調にタイムを伸ばして1’28”901でGT300クラス5 位を記録。決勝に向けて大いに期待出来る走りを見せた。

スーパーGTがスタート進行に入る頃には雨もやみ雲の隙間から時折薄明かりが射すほどに天気は回復。タイヤ選択がこのレースにおける大きなポイントと考えたPorsche Team KTR は想定しうる全種類のタイヤをグリッドに運び、塾講を重ねた。最終的にチームは手堅くインターメディエイトのハードをチョイスしスタートに臨む事となる。

アレックスはオープニングラップで大きく順位上げると、その後も順調にポジションアップし17周目にはポイント圏内の9位に浮上。その後、25周目までは自身のベストタイムを更新していくが、26周目にはアンダーステアが出始めたたため3周後にタイヤ交換と給油、そしてドライバーチェンジを決断。雨はやむと判断したチームは山下をスリックでコースに送り出しすが、直後から雨は勢いを増していった。チームの読みは外れ苦しい走行が続くが、山下はコースに踏ん張るだけでなくポジションをキープ。天候とコース状況はさらに悪くなっていく中、山下はスリックタイヤで我慢し続けるがチームは55周目にタイヤ交換を判断。スタート時のアレックスと同じくインターメディエイトのハードを履き18番手で再び山下はレースに復帰した。

タイヤ交換後も強い雨は降り続きスピンを喫するライバルたちも続出する中、山下は残りの21周をしぶとく走り抜く。結果、ポジションを4つ挙げてPorsche Team KTRのExcellence Porsche は14番手でチェッカーを受けた。

アレックス・インペラトーリのコメント:
「スタート時のタイヤ選択が当たりオープニングラップで大きくジャンプアップするなど、担当スティントではドライビングを楽しむことができました。路面とタイヤ、そして車のセットアップが見事に噛み合いました。ポイント圏内に入った後はタイヤをいたわり走りつつげたのですが、最後はアンダーステアが強くなりピットインしました。難しい状況の中、健太はよく頑張ったと思います。次の富士に向けて気持ちを切り変えます。」

山下健太のコメント:
「初めてのスーパーGTでミスなくゴール出来て安心しています。コースイン直後はハーフウェット程度だったのでしたが、雨が強まるにつれて路面はどんどん悪化していきました。朝のフリー走行とアレックスがスタートで素晴らしい走りを見せた事からも分かるようにウェットでのバフォーマンスは抜群でしたが、ドライは改善する必要があります。ポルシェの得意な富士では上位を目指したいと思います。」

スーパーGT GT300クラス 2015年 第1戦 岡山国際サーキット結果

1位 ゼッケン31 APR(TOYOTA PRIUS apr GT) 77周
2位 ゼッケン55 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA CR-Z) 77周
3位 ゼッケン21 Audi Team Hitotsuyama (Audi R8 LMS ultra) 76周



14位 ゼッケン33 Porsche Team KTR (Excellence Porsche) 74周

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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