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SF: JRPサタデーミーティング 2013年は韓国戦を開催。システムEは2015年から

日本レースプロモーション(JRP)は11月3日、フォーミュラニッポン第7戦の開催された鈴鹿サーキットでサタデーミーティングを行い、来年のカレンダーと2014より導入予定のSF14の開発進捗状況について、白井裕社長が明らかにした。

まず、11月1日付けでJAFから発表になったカレンダーで5月のツインリンクもてぎ戦が無くなり、全6戦とされたことについては、8月25日に韓国でシリーズ戦を行う予定があり、それへの調整(シーズン7戦という形を維持するため)として外されたとのことだ。 現時点では韓国戦のJAFへの手続きが完了していないため、暫定的に6戦となっているという。 このサーキットについては5月にスーパー耐久でもシリーズ戦を予定しており、年内には完成する見込みだ。

そして気になる新車「SF14」の進捗状況だが、3日のサタデーミーティングで白井社長が語ったところによると、先週ダラーラとキックオフミーティングを行ったとのこと。そこでエンジンのスペックなどを伝えて設計に反映させていくということで、ダラーラの技術者は第7戦の会場にも視察に訪れている。 来年7月のシェイクダウンに向けて制作していくとのことで、そこへ既に公表された通り2リッター直4の直噴ターボエンジンが組み合わされる。 また、かねてから開発中だったシステムEと呼ばれる回生装置を伴うパワーアシストシステムについても搭載が予定されており、ダウンサイジングとエネルギー回生という、環境に配慮したトレンドを取り入れた格好だ。 ただしシステムEに関しては現在のところ採用が一年遅れて2015年からの搭載になるようだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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