スーパー耐久

S耐:第8戦もてぎ公式予選 Z4M谷口/柳田組がポール獲得でオーバル最終決戦に臨む

2009スーパー耐久第8戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の公式予選は、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ハイムラン組)が第1レース、第2レースともにポールポジションを獲得。
ST2クラスは#3ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)、ST3クラスは#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)、ST4クラスは#62ホンダカーズ東京μSSRDC5(塩谷烈州/吉橋孝之組)がいずれも第1レース、第2レースともにクラス最上位からスタートすることとなった。

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2009シーズンのスーパー耐久もいよいよ最終戦。
今回はツインリンクもてぎのスーパースピードウェイをシリーズ戦で初めて使用する。今までとは全く違う戦いが繰り広げられそうだ。
公式予選は11月28日午前8時よりAドライバー、Bドライバー各30分間で行われた。
今回は決勝2ヒート制ということで、ベストタイムの合算で第1レース、セカンドベストの合算で第2レースの決勝グリッドを決めるという変則ルールだ。

ST1、ST2クラスからなるグループ1の走行では、開始早々から2台のBMW Z4Mが今までどおりの速さを見せ付ける。
中でも#10Y.K.M.ADVAN Zとタイトル争いをしている1号車はここで1ポイントを計上すべく、谷口、柳田とも49秒台に入る渾身のアタックをみせ、見事両名ともベスト、セカンドタイムの両方で他を上回り、堂々の連続ポール獲得を成し遂げた。2番手にはチームメイトの28号車、片岡龍也/吉田広樹/ヨハン・アズミ組が続く。
一方、ランキング2位の10号車ZはAドライバー横溝直輝が3位、Bドライバー佐藤公哉は7位に終わり、合算で4位と、逆転はかなり難しい状況になってきた。

ランキングトップの3号車と、2位の#20RSオガワユークスADVANランサーが10ポイント差で争っているST2クラスは、Aドライバーベストを3号車の峰尾、Bドライバーは20号車の谷口行規がベストタイムでトップを奪う白熱の予選となったが、タイム合算では僅かに3号車が上回った。セカンドタイムではABとも3号車がトップだ。
ST3クラスはランキング3位の#27FINA BMW M3が欠場する中、ランキングトップの5号車NSXがAドライバー、Bドライバーともベスト、セカンドともにトップ、2位の#16T-MANOILディクセル岡部自動車Zとのポイント差を6ポイントとした。
上位4台にタイトルの可能性を残して最終戦に臨んだ接戦のST4クラスも、ランキング4位の62号車がABドライバーともベスト、セカンドの双方でトップタイムを記録、ポイントリーダーの#95SPOON S2000との差を20とした。一方95号車はAドライバーの市嶋樹がシケイン不通過によりタイム抹消のペナルティを受け、第1レースはまさかの最後尾スタート。タイトルの行方はますます分からなくなってきた。

第8戦決勝は、このあと午前11時25分より第1レース、午後2時40分より第2レースが、各50周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA


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