スーパー耐久

S耐:第6戦仙台決勝 #1BMW Z4Mが今季6勝目!シリーズタイトルを獲得

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10月17日、宮城県の仙台ハイランドスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第6戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。

 12時33分に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。
 ST1クラスは序盤から、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/Imuran Shaharom/柳田真孝組)の谷口と#8 ART TASTE GT3(清水康弘/立川祐路/竹内浩典組)の清水が接近戦を演じるが、次第に#8が後退。またしても#1、#28の1,2フォーメーションを形成する展開となる。15周目で#8はピットイン。ガレージでマシンのチェックを行い、再びコースへ出るが再度ピットへ。「パワーステアリング(のトラブル)ですね。予備のパーツがないのでどうにもならない」と悔しそうな表情を浮かべる竹内。
30周終了の段階ではチームメイトの#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/Melvin Moh/Fariqe Hairuman組)との差は32秒となった。32周目にトップ#1がピットインし#28がトップに立つ。36周目に再び#1がトップに返り咲き、64周目に最後のピットストップを行うが45秒差でトップをキープしたまま99周を走りきった。これで無敵の今季6勝目を飾り、最終戦を待たずにシリーズタイトルも手中にした。

 総合3位には、ST2クラスのトップ#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)が#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)との接戦を制した。8位にはST3クラスの#27 FINA ADVAN BMW M3(伊橋勲/廣田秀機/三澤伸輔組)が入った。
ST4クラスは14位に#95特許リジットカラーS2000(服部尚貴/木下隆之/市嶋樹組)がそれぞれクラス優勝を遂げた。

 シリーズタイトルが決定したのはクラス1のみとなり、最終戦もてぎSSWのオーバル決戦に持ち越される。

ウイナーのコメント
#1谷口信輝
「3人でノーミスの6勝は嬉しいですしr示威し、それで今回最終戦を前にチャンピオンも決められて良かった!最終戦も勝って全勝を目指しますよ。足はおかげさまで(富士のGTレースがなく)良くなりました。その分、今日は目いっぱい行きました」

柳田正孝
「いいチーム、マシン、チームメイトに恵まれて良いレースができて、チャンピオンも取れて嬉しいです。BCドライバーの交代はちょっとチーム事情があります・・・」

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Text&Photo:Keiichiro Takeshita


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