スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行 28号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEがトップタイム

 スーパー耐久第5戦は5日、岡山国際サーキットで決勝をにらんでのフリー走行が行われ、28号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー組)がトップタイムを記録した。

st_r05_f_28 st_r05_f_3 st_r05_f_35 st_r05_f_62

 岡山国際サーキット上空は朝方、山間特有の雲に覆われていたが、スーパー耐久のフリー走行が始まる頃には雲間から日が差すようになってきた。今日も午後から暑くなりそうだ。8時30分から30分間の決勝をにらんでのセッションが始まった。

 ST1クラスは、28号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー組)が開始早々から1分38秒152のタイムをマーク。結局このタイムを上回るマシンは現れずこのセッションをトップで締めくくった。2位には序盤、僚友の1号車同(谷口信輝/柳田真孝/イムラン・シャーロム組)が1分38秒743でつけていたが、終了直前にART TASTE GT3(清水康弘/竹内浩典/立川祐路組)が1分38秒730でこれを逆転して2位に。1号車Z4は3位に落ちた。

 1号車Z4はエースの谷口信輝が足裏やけどのためこのセッションはドライブしていない模様。決勝でも参加が危ぶまれており開幕から5連勝の不安材料となりそうだ。

 ST2クラスは序盤、クラスポールのRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)がトップにつけていたが、これをエンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ(峰尾恭輔/村田信博組)が1分42秒574で逆転してトップに立った。

 ST3クラスは、序盤からasset・テクノファーストZ(GAMISAN/中村嘉宏/浜野彰彦組)がトップ。結局1分42秒153とST2を上回るタイムでこのセッションを締めくくった。

 ST4クラスは、ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がトップタイムを記録した。なお、クラスポールシッターの特許リジットカラーS2000(服部尚貴/松井猛敏/木下隆之組)はセッション開始早々にバックストレッチでストップ。決勝への不安を残したセッションとなった。

 決勝は、この後13時30分より109周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース