スーパー耐久

S耐:第2戦公式予選 Audi R8 LMSが総合のポールポジション。ST5クラス初登場のフィットがクラスポールポジション!

 スーパー耐久シリーズ2011第2戦SUPER TECは23日、富士スピードウェイで公式予選を行い、Aドライバー、Bドライバー合算の総合タイムでただ1台STXクラスから出場するAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)が総合のポールポジションを獲得した。ST1クラスはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MCOUPE(ドミニク・アン/柳田真孝/谷口信輝組)が、ST2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/高木真一/村田信博組)が、ST3クラスはDIAMANGO-Z(影山正彦/伊橋勲/石原将光組)が、ST4クラスはホンダカーズ東京 G/M インテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/ピストン西沢組)が、ST5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS(奥村浩一/前山亘/鍋家武組)がそれぞれクラスポールポジションを獲得した。

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 スーパー耐久第2戦公式予選は12時55分より始まった。早朝より富士スピードウェイの天候は晴れ、午後になると汗ばむ陽気となってきたが、日陰に入ると富士の裾野を吹き渡る風は気持ちいい。

 まずはAドライバー公式予選が30分間、15分のインターバルを置いてBドライバー公式予選が30分だが、それぞれ前半15分がSTX、1、2の3クラス、後半15分がST3,4,5の予選アタックに割り当てられている。

 A,Bドライバー両予選を圧倒したのは、唯一STXクラスから参加しているAudi R8 LMS。 藤井誠暢、都筑晶裕が2位以下を3~4秒ほどちぎり、悠々とポールポジションを獲得した。

 ST1クラスは、Aドライバー予選でSAMURAI Porsche(土屋武士/久保拓也/神取彦一郎組)の土屋がトップに付け、2位にはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MCOUPE(ドミニク・アン/柳田真孝/谷口信輝組)のアンが付ける。しかし、Bドライバー予選で柳田がクラストップに立ち久保が4位と振るわなかったため、総合ではPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MCOUPE(ドミニク・アン/柳田真孝/谷口信輝組)がクラスポールポジションを獲得した。クラス2位にはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MCOUPE(フェイ・ホーン・オオイ/片岡 龍也/ファリーク・ハイルマン組)が、SAMURAI Porscheは同3位で予選を終えた。

 ST2クラスは、エンドレス・アドバン・コルトスピード゙X(峰尾恭輔/高木真一/村田信博組)がAドライバーの峰尾、Bドライバーの高木ともクラストップのタイムを叩き出し、総合でも6位と文句なしのクラスポールポジションを決めた。クラス2位にはRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/松本武士組)が、同3位には新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX(冨桝朋広/菊地靖組)が入った。

 ST3クラスは、Aドライバー予選で岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/増田芳信/杉林健一組)の小松がトップタイム、Bドライバー予選でGPO + Kouta Racing NSX(北野浩正/佐々木孝太/東徹次郎組)の佐々木ががトップタイムを記録したが、両予選とも2位でまとめたDIAMANGO-Z(影山正彦/伊橋勲/石原将光組)がクラスポールポジションを決めた。

 ST4クラスは、Aドライバー予選でRCB with KRPウインマックステイン(小林康一/小幡弘 /山田隆行組)の小林が、Bドライバー予選でホンダカーズ東京G/M インテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/ピストン西沢組)の太田がトップタイムだったが、2位以下を1秒2上回った太田の活躍でホンダカーズ東京 G/M インテグラがクラスポールポジションの座に着いた。

 ST5クラスは、今回から新規参入があり、5台が参戦。ヴィッツ勢に混じって唯一参戦を開始したBRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS(奥村浩一/前山亘/鍋家武組)がA,Bドライバー両予選ともトップタイムを記録。いきなりST5クラスのポールシッターとなった。

 決勝レースは明日24日、13時より4時間レースで行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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