スーパー耐久

S耐:第2戦もてぎ決勝 GT3クラスはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニク・アン/谷口信輝組)が2連勝!

 スーパー耐久第2戦もてぎスーパー耐久開業15周年記念大会は29日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(4.801379km)で4時間の決勝レースが行われた。ポールポジションからスタートしたGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニクアン/谷口信輝組)が122周を走りきり2戦連続の総合優勝を遂げた。

(観客動員数土曜日5,000人/日曜日6,000人)

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 この日の宇都宮市の最高気温は26.7度を記録する夏日の気候の下、12時34分に4時間レースはフォーメーションラップからローリングスタートが切られた。

 序盤は#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビンモー/ジョノレスター/柳田真孝組)の柳田が#1のハイルマンをリードしオープニングラップから#28が#1をジリジリと引き離しにかかる。

 38周目にトップの#28がピットイン、モーが真ん中のスティントを受け継ぐと、40周目に#1はハイルマンから谷口にバトンをつなぐ。

 ここから約30分後には一時はかなりのマージンを築いていたトップの#28に#1谷口はその差を詰め、テールtoノーズのバトルまで追い込んできた。15時ちょうど75周目の1コーナー先でインを開けた#28をとうとう#1谷口がとらえトップに躍り出る。

 レースの1/3しか走ることの許されていない谷口はその役割を終えると79周目にピットインしアンカーのアンに最後のスティントを託した。

 3時間経過の91周目ではトップ#1に#28は14秒の差を付けられていた。

 4時間が経過した16時34分にチェッカーが提示され、#1が見事な開幕2連勝を遂げた。

2位には#28、そして3位にはニューカマー#16ケーズフロンティアBMWZ4GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)が入った。

 今回は当初はシェイクダウンのみと伝えられていた#24GTRも決勝レースに駒を進めたが、4周でレースを終え、次戦SUGOでの本格始動が待たれるところとなった。

 ST1クラスは#9FaustRacingTeam(堀主知ロバート/山野直也/岡本武之組)が#25ポルシェのV2を阻止して今季初優勝。2位には#3のZ33が入り、3位に#25SAMURAIPorscheが入った。

 ST2クラスは開幕戦の覇者#6新菱オートとディフェンディングチャンピオンの#20のバトルとなったが、#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が今季初V。

 2位には予選で大きなクラッシュからメカニックの徹夜作業で朝のフリー走行で元気な姿を見せた#30 RSオガワADVANランサーII(青木拓磨/成澤正人/金井亮忠組)が入ってRSオガワが1-2フィニッシュをきめた。

 ST3クラスは#34assetテクノZ34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)が開幕2連勝をとげ、2位でチェッカーを受けた#80GS350は10秒加算のペナルティ裁定で3位に、2位には#14岡部自動車のRX7が入ったが、暫定表彰式にドライバーは姿を見せず、式典条項違反の訓戒をうけた。

 ST4クラスは#18コスモソニックFK・ingsDC5(浅野武夫/中島佑弥/笠原智行組)が今季初優勝。

 ST5クラスは#19BRP☆HYPERECUC72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/西田公也組)がこちらも今季初優勝をHONDAのお膝下もてぎで挙げた。

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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