表彰台に上がった#3木下・青木組
6月9日、栃木県ツインリンクもてぎでスーパー耐久第4戦の決勝日をむかえた。 真夏日となった昨日よりはしのぎやすい気候となったが、かなり風が強かった。 この日は、午後1時過ぎのスタート直前で気温28度、路温37度まで上昇していた。 今回も注目はスカイライン勢の戦い、それもディフェンディングチャンピオン #1 FALKEN☆GT-R(竹内浩典/田中哲也組)と#3エンドレスアドバン GT-R(木下みつひろ/青木孝行組)の一騎打ちと言っていいといえる展開だろ う。木下のアタックでコースレコードを叩きだし、見事ポールポジションを獲得し #3エンドレスは、木下のスタートで、#1ファルケンの田中とのバトルとなる。だが、 今回のレースは終始#3エンドレスがトップを奪い、35周目と#1ファルケンの1周前 に入ったピットストップで青木につなぎ、2回目は71周目で木下へバトンを渡した。 105周のレースは#3エンドレスが1周の差を#1ファルケンに付けて圧勝という形と なり、#3エンドレスは3連勝。シリーズポイントでも7点差をつけた。 #19JMCとスカイライン(輿水敏明/吉富章/砂子塾長組)は吉富から輿水へドライ バー交替を終えたあと7周でホイールが外れてしまいリタイヤとなってしまう。 昨年のフジツボカラーのままでサーキットに姿を見せた#31アキュレッドアドバン GTR(池谷勝則/野地広行組)はわずか8周でレースを終えてしまった。 総合3位には#2アイフェルダンロップインプレッサ(吉田寿博/清水和夫組)が クラス優勝を果たし、4位にはNプラスクラストップの#36MAZIORA ALTEZZA(黒澤 琢弥/本吉正樹組)、6位にはクラス3のトップ#83 BP ADVAN NSX(古橋譲/玉本秀幸 /小林正吾組)8位にクラス4の#8ACID英進館YHS2000(筒井克彦/黒木健次/黒 木英春組)という各クラスのトップとなった。 ウイナー木下みつひろのコメント 「クルマの全体的な仕上がりがあってうまくいきましたね。こういう展開ならいいです よね」 青木孝行「ブレーキとタイヤでアドバンテージがあって、今回は楽をさせてもらいまし た。7点差ですが十勝が大事になりますね。向こうは十勝を落とせない状況になってま すから…」 決勝日入場者数10,500人