Japanese F3

F3第1戦 筑波 決勝


Photo:K.Takeshita


ポール小暮、痛恨のストール!開幕戦はモンティンが快勝!

3月2日、茨城県筑波サーキットで、全日本F3選手権が開幕した。ポールポジ
ションは#1小暮卓史の51秒909、2番手は#7P.モンティンの52秒072、3番手は#8
横溝直輝の52秒225と外国人勢に圧倒された昨年からは上位グリッドの顔ぶれも変
化を見せた。

午後3時、曇り空のドライコンディションの中13台がスタート。昨年から土日それ
ぞれで1レースずつ開催されることとなったF3だが、今日のレースは32周となっ
ている。

レースは、スタートでポールの#1小暮がストール!直後の#8横溝も前をふさがれス
タートができず、アウト側の#7モンティンがスルスルとダッシュをきめ、1コーナ
ーでトップに立つ。2番手には予選5番手のフランスF3からの転校組#3M.ザン
ガレリが2番手、3番手は予選4位の#64佐藤晋也と言うオーダーになった。

1周目は#7-#3-#64-#8横溝、#12富澤勝、#37平中克幸のオーダー。トップと2位の
間はなんと1.4秒の大差がついていた。10周目には、第1ヘアピン先で#8横溝、#12
富澤が接触した模様で大きく後退。これで、#7-#3-#64-#1小暮、#37平中、#2長屋宏
和のオーダーと変わる。

32周のレースは、抜きどころのほとんどない筑波ではこの後の大きな変動はなく、
久々の優勝は#7モンティン。2位には#3ザンガレリ、3位に#64佐藤と開幕戦の表
彰台も外人が1,2を占める結果となった。

ウイナー・モンティンのコメント
「プレッシャーはあったけれど、今朝の予選に向けてようやくセットも見つかり、
うまくいったと思う。スタートが重要だと決めていて自分もあまり良くなかったけ
れど小暮がストールしてくれたので、後はベストが尽くせた」

Report:K.Takeshita

2002年3月2日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ

P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap-GoalTime(Behind)-
 1  7 P.モンティン     ダラーラF302/3S-GE   32  28'29.216
 2  3 M.ザンガレリ     ダラーラF302/3S-GE   32  -  12.144
 3 64 佐藤晋也         ダラーラF302/MF204B  32  -  16.091
 4  1 小暮卓史         ダラーラF302/MF204B  32  -  16.954
 5 37 平中克幸         ダラーラF302/3S-GE   32  -  22.382
 6  2 長屋宏和         ダラーラF302/MF204B  32  -  24.114
 7  5 西村秀樹         ダラーラF302/3S-GE   32  -  31.708
 8 33 吉本大樹         ダラーラF302/3S-GE   32  -  32.865
 9 12 富澤 勝         ダラーラF302/SR20    32  -  33.987
10  8 横溝直輝         ダラーラF302/3S-GE   32  -  38.689
-----------------------以上完走--------------------------
   18 中村裕史         ダラーラF302/3S-GE   14  -  16Laps
   11 星野一樹         ダラーラF302/MF204B  11  -  21Laps
   36 片岡龍也         ダラーラF302/3S-GE    0  -  32Laps
---------------------------------------------------------
Fastest Lap #7 P.モンティン 0'52.714  5/32  139.659km/h



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