モンティンは二日連続のポールトゥウィンを決めた(Photo:K.Takeshita)
スリーボンドエンジン連勝! 全日本F3選手権第8戦は、前戦優勝の#12パオロ・モンティン(ダラーラ/スリーボンド) が終始安定したペースで逃げ切り、もてぎラウンドを連勝で飾った。 昨日に引き続いてポールからスタートしたモンティンは、序盤から快調に飛ばして #7ジェームス・コートニーに全く付け入る隙を与えなかった。一方2位のコートニーは レスダウンフォースのセッティングが裏目に出たのか、中盤以降タイヤの消耗に悩ま され、思うようにペースをあげることが出来なかった。 3位にはローラ童夢シャシーの改良に成功した#1細川慎弥が#36片岡龍也の猛追を振り 切り、表彰台の一角を占めることとなった。 上位3人のコメント パオロ・モンティン 「今週は全てが順調だった。スリーボンドというチームはトムスほど大きな会社では ないが、コミュニケーションがよく取れていて自分には合っていると思う。 次の鈴鹿は難しいコースだが、エンジンの開発は着実に進んでいるのでいい結果が 出せると思う」 ジェームス・コートニー 「セッティングは悪くなかったと思うが、今週末はずっとパオロのチームに一歩づつ 出遅れてる感じだったから、2位というのは望みうる最良の結果だと思う。鈴鹿はウチ のエンジンには向いているサーキットなので、今週のことは早く忘れて次のレースに 集中したい」 細川慎弥 「シャシーの改良が上手くいったので、もてぎテストからずっと順調だった。 今日はスタート前に監督から『絶対3番手で帰って来い』と言われていた。」
2003年6月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap------ 1 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 36'23.085 2 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 2.810 2.810 3 1 細川慎弥 L-D F106 MUGEN MF204C 5.913 3.103 4 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 6.442 0.529 5 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 8.115 1.673 6 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 14.899 6.784 7 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 23.398 8.499 8 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 31.097 7.699 9 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 44.081 12.984 10 18 小川貴広 D F302 TOYOTA 3S-GE 47.682 3.601 11 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 48.112 0.430 12 11 柴田裕紀 D F302 MUGEN MF204B 48.405 0.293 ------------------------------- 以上完走 -------------------------------------- 13 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 19Laps ------------------------------------------------------------------------------- ファステストラップ #12パオロ・モンティン 1'48.552(16周目) Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢