今季初優勝で3人目の勝者となった脇阪(Photo:K.Takeshita)
決勝日は快晴。絶好のレース日和となった。 スタートを制したかに見えたポールシッター#8土屋だが、1コーナーでオーバーラ ン気味になるとそのままスロー走行に。ピットイン後一度はコース復帰をするが結 局リタイア。3度目のポールはまたもあっけない幕切れになってしまった。 トップに躍り出たのは#55脇阪。#1本山、#31ファーマンが続く。16位スタートの#6 道上は1周目にピットインすると、そこからトップグループを上回るラップタイムで 追い上げを図る。好調#55脇阪は、#1本山との差をじわじわと開いていく。 14周目に#31ファーマンが、15周目に#55脇阪、#1本山が相次いでピットイン。ピッ トインで順位は変わらなかったが、ピットアウトした#1本山をAコーナーで#31フ ァーマンがパス。2位に上がる。 この後、全車がピットインを終えた18周目を過ぎると、レースは膠着状態となり、 #55脇阪、#31ファーマン、#1本山、#32松田、#6道上、#56金石という順で進む。ほ ぼ上位は等間隔のまま。 37周目に#32松田がクラッチトラブルでリタイアした以外は、上位陣の順位に変わり はなく、そのままフィニッシュ。#55脇阪が今季3人目の勝者として名乗りを上げる ことになった。
2002年9月1日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver--------Team-------------------Car------------Lap-GoalTime--- 1 55 脇阪寿一 ARTA レイナード/無限 50 1:07'13.992 2 31 R.ファーマン PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 50 - 1.978 3 1 本山 哲 XBOX IMPUL レイナード/無限 50 - 2.819 4 6 道上 龍 5ZIGEN レイナード/無限 50 - 12.148 5 56 金石年弘 ARTA レイナード/無限 50 - 18.175 6 5 服部尚貴 5ZIGEN レイナード/無限 50 - 32.430 7 68 R.ライアン DoCoMo DANDELION レイナード/無限 50 - 36.940 8 22 伊藤大輔 Team 22 レイナード/無限 50 - 44.834 9 7 D.シュワガー LeMans レイナード/無限 50 - 48.251 10 4 金石勝智 Olympic KONDO レイナード/無限 50 - 1'06.237 11*11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO レイナード/無限 49 - 1 Lap 12 10 黒澤治樹 FORWARD NOVA レイナード/無限 49 - 1 Lap 13 9 山本清大 ソフトオンデマンドNOVA レイナード/無限 49 - 1 Lap --------------------以上完走--------------------------------------------- 3 荒 聖治 Olympic KONDO レイナード/無限 40 - 10 Laps 32 松田次生 PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 37 - 13 Laps 14 五十嵐勇大 MOONCRAFT レイナード/無限 13 - 37 Laps 8 土屋武士 LeMans レイナード/無限 2 - 48 Laps ------------------------------------------------------------------------- Fastest Lap #6 道上 龍 5ZIGEN 1'18.383 23/50 202.085km/h * #11は、ピットロード速度違反によりペナルティストップ10秒を課された。