Formula Nippon

Fニッポン第7戦 富士 予選2回目


Photo:K.Takeshita

午後3時30分から始まった予選2回目。
開始から4分経ったところで#6道上が1コーナーで失速。マシンをコース脇に止め
た。エンジンがストップしたようだ。これで赤旗が提示され予選は中断。#6道上は
1回目にニュータイヤを温存しアタックしなかったため、これで予選下位に埋もれ
ることが確実になった。

再開後、タイヤを温存していた各チームは、いつもより早目にアタックを開始。
#8土屋、#1本山らが凌ぎを削るが、これはあくまでもイントロ。残り12分で#31ファ
ーマンが1'17.062をマークしてトップに立つ。

残り7分となったところで、各車ニュータイヤを履いてアタック開始。ターゲット
タイムはもちろん#31ファーマンのタイム。まず#8土屋がチームメイト#7シュワガー
のスリップを使って1'17.119で2位へ。この後#1本山も1'17.170をマーク3位とな
るが、この直後のストレートで#1本山のマシンのエンジンカウルが外れてストレー
トに転がる。これで赤旗中断。

残り3分で再開された予選は1周または2周の一発アタックとなったが、#55脇阪が
1'17.156で僅かに#1本山を上回り3位へ。

結局、ポールは#31ファーマンのものとなりPP記者会見も行われたが、#31ファー
マンは、最後のピットインの際にピットロード入口のゼブラゾーンをカット。これ
によりベストタイム抹消のペナルティが課され、4位にドロップ。#8土屋が今季3
度目のポールポジションを獲得することになった。
2002年8月31日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
 1  8 土屋武士         LeMans                 レイナード/無限 1'17.119
 2 55 脇阪寿一         ARTA                   レイナード/無限 1'17.156
 3  1 本山  哲         XBOX IMPUL             レイナード/無限 1'17.170
 4*31 R.ファーマン     PIAA NAKAJIMA          レイナード/無限 1'17.325
 5 56 金石年弘         ARTA                   レイナード/無限 1'17.546
 6*68 R.ライアン       DoCoMo DANDELION       レイナード/無限 1'17.553
 7  3 荒 聖治         Olympic KONDO          レイナード/無限 1'17.571
 8 32 松田次生         PIAA NAKAJIMA          レイナード/無限 1'17.573
 9 10 黒澤治樹         FORWARD NOVA           レイナード/無限 1'17.800
10  5 服部尚貴         5ZIGEN                 レイナード/無限 1'17.804
11  7 D.シュワガー     LeMans                 レイナード/無限 1'18.023
12 22 伊藤大輔         Team 22                レイナード/無限 1'18.373
13 11 立川祐路         COSMO OIL CERUMO       レイナード/無限 1'18.411
14 14 五十嵐勇大       MOONCRAFT              レイナード/無限 1'18.619
15  4 金石勝智         Olympic KONDO          レイナード/無限 1'18.633
16  9 山本清大         ソフトオンデマンドNOVA レイナード/無限 1'19.788
17  6 道上 龍         5ZIGEN                 レイナード/無限 1'24.935
----------------------------------------------------------------------
* #31は、ゼブラゾーン走行によりベストラップタイム削除のペナルティを課した。
* #68は、ウェイティングエリア停止違反により、違反までのラップタイム削除の
  ペナルティを課した。



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