SUZUKA 1000km

POKKA 1000km 予選PP記者会見

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ポールポジション ARTA NSX (Team Honda Racing)
伊藤大輔

 「思ってたより気温が高くて思うようにクルマが動かないし、タイム的にも想定内より遅かったので、クルマをいじろうかどうかと悩んでたんですけど、2回目の予選は、気温も下がって路面も良くなるだろと思って、ウイングだけいじりました。案の定コンディションが良くなった分だけタイムが上がったんですけど、自分的には55秒の前半から54秒台に入れるつもりだったし、それくらいのパフォーマンスはあるんじゃないかと思ってたので、もっとタイムを上げたかったです。結果的にはポールを取れたんでポジション的には満足しています。コンディション的にもいろんなクラスが走っていてラバーの乗り方とか、コースアウト車両も多かったし、いつものレースウイークに比べると路面の仕上がり具合は悪かったですね。それに対してのセッティングがいつもより難しかったです。ラルフが決勝に向けてのセットを担当していて、それが安定しているようなので決勝に向けては万全だと思います。ぼくは決勝用のセットではちょっとしか走っていませんが、予選と決勝のセッティングはお互いが分担してやっていて、お互いが煮詰めたセッティングがかけ離れていることはなかったので、彼を信頼しています。2人で乗るんで、暑い天気になれば体力的にも消耗します。でも、前回セパンで熱中症になって以来、いろいろトレーニングもしてきて大丈夫じゃないかというところまで体を持ってきているんで不安はないです。3人チームは体力的には楽ですが、シーズンを戦ってない3人だとコミュニケーションとか大変じゃないかと思いますね。いつも組んでる2人でやれることに自信を持っています。明日は、NSX同士の争いになると思います。お互い6スティントになると思いますが、天気によっては読めなくなります。天候に合わせて戦略を立てることになるでしょう。道上選手が4勝目を狙っていますが、ぼくも過去2回優勝していますし、今回も来年も勝って彼の記録に並び、そして追い抜きたいと思います」

ラルフ・ファーマン

 「鈴鹿は久しぶりですが、そういう感覚はないですね。ここで走るのはかなり自信があります。明日は優勝できるでしょう。前回菅生で暑い中テストをしましたが、クルマのセッティングが良くて、今回のレースでもふさわしいセッティングになっています。明日は雨だそうでちょっと大変かも知れませんね。遅いクルマもたくさん走っているので、いろいろとハプニングがあるでしょうが、そのなかで優勝したいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)



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