SUZUKA 1000km

POKKA 1000km フリー走行 NSX勢がここでも1-2!

 2005年第34回インターナショナルポッカ1000kmレースは21日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝に向けてのセッティングを決めるフリー走行を行い、GT500クラスのTAKATA童夢 NSX(道上龍/小暮卓史/金石勝智組‐Team Honda Racing)が1'59.173とトップタイムを記録した。2位には僚友のARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組‐同)が入りNSXが1-2。3位にはiDC大塚家具サードスープラ(アンドレ・クート/ロニー・クインタレッリ/下田隼成組‐iDC SARD RACING TEAM)が入った。

0821_takata-s 朝方降った雨も止み、8時15分から30分間のフリー走行はほぼドライのコンディションで行われた。ここでのトップタイムもやはりGT500クラスのNSX勢。TAKATA童夢NSXが1'59.173、ARTA NSXが1'59.664と1-2。2台だけ2分を切り他のGT500勢を圧倒、決勝に向けての好調ぶりをアピールした。

 GT300クラスのトップは、総合5位の総合人材派遣アクセル&ガリレオRD320R。2位にPriveeZurichアップルRD320RとこちらもVEMAC勢の1-2。POKKAスペシャルクラストップは総合8位のインタレッププロモデットポルシェ、スーパー耐久クラストップは総合11位のSEICO Carrera Racing PORSCHE 996GT3、RSクラスは振るわず、総合12位のいとうレディーズケアクリニック&島澤自動車MYST.がトップとなった。

 鈴鹿1000kmレースは、来シーズンからSUPER GTシリーズに組み込まれる模様で、そうなればRSクラス、スーパー耐久クラス、POKKAスペシャルクラスはこの2005年のレースが最後の出場機会になる可能性が高い。この各クラスで有終の美を飾るための争いも見逃せない。

 決勝は午後1時スタート。173周、1004.611kmにわたって争われる。フリー走行終了時から鈴鹿の上空を覆う雲はさらに厚くなりあたりも暗くなってきた。天気予報は雨模様。雨が降れば波乱のレースになり、チーム戦略が勝敗を大きく左右することになるだろう。目の離せないレースになりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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